どうもローンイマイです。

前週の3連休(2/23,24,25)の最終日に月1回くらいは、記事でも書こうと思ってパソコンの前に座ったら、気づいたら途中で飲んでしまって断念しました。(笑)

今日は一気にタイピングします。

各数字は記憶で書いてる時もあるのですが、
投資用のエクセルに、市場の成長率だの詳細は記録してるので、そっちを見て写してる事の方が多いです。

なので、大きく外して無いかと。



全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、紹介した銘柄は決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。

コメントの際は、投資暦、投資スタイル、具体的なポジションを持ってる銘柄を記載いただけると助かります。


この記事は24年3月3日(日)に書いてUPした記事です。
(古い情報になってる可能性がありますので、一応お断りです。)

スピード重視なんで、誤字脱字は、適当に読み替えて解釈して下さい。



情報交換できる仲間を募る目的で書いてますので、
・「真剣」にやってる「専業」の投資家の方
 または、
・専業では無くても、「真剣」に深く勉強してる兼業の投資家の方
 (一定のパフォーマンスは出してる事)
 かつ、
・「等価」で情報交換できるような方
は、ぜひ連絡下さい。

何を書いたか後で分からなくなるので、目次としてまとめておきます。

<目次>
・投資で勝つ為には
・レパトリ 3月相場の傾向
・3大投資家の相場観
・大転換点の日
・戦略物資
・生成AIの市場成長率
・2024年テーマ① 半導体
・2024年テーマ② 熊本銘柄
・2024年テーマ③ 安全保障
・2024年テーマ④ トランプ銘柄
・EV、HV基本
・EVの雲行きとPHEV,HV
・PHEV,HV好調の要因
・テスラ業績の暗雲
・トヨタの強気
・HV/PHVの恩恵銘柄


投資で勝つ為には




過去、何度か記事の所々で書いたと思いますが、

「損切は素早く、利確は遅く」
これは投資で勝つために、「損小利大」という絶対的なルールですが、

ただ、これは人間の本能(プロスベクト理論)の通りに動くと、出来ないようになってると以前に記事でも解説しました。

儲かる為の理論 行動心理学 プロスベクト理論
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220106-invester-27.html

即ち投資で勝つ為には、本能とは違う行動をしなくてはダメだと。

本能通りに売買すると、本能に逆らう事ができる投資家達の養分にされてしまいます。

私も、エントリー時点では含み益がそれなりにあり、まず大丈夫と思って損切設定をせずに、仕事してたら、気づいたらクソ下げていて「損切は素早く」をミスった時は、見事な位ヤラれます。

会社でエントリーして、そこそこ含み益が出て、ああイケルな~と会議して終わってスマホ見たら、新車の高級車買えるくらい含み損になってたとか平気であります。

かと言って、プラ転する時間をムダにする方が遥かに機会損失になるんで、大きく負けようが損切しちゃいます。

常時ザラ場が見れる訳じゃないんで仕方ないですね。



レパトリ 3月相場の傾向

日本のグローバル企業が、海外で利益が出て無い時ってのは、気にする必要は無いのですが、

輸送用機器の企業含めたグローバル企業は好調でしたので、海外で相当な利益が出てます。

こういう場合の3月には何が起こるか?というと。

レパトリ(※)の影響が大きくなります。

(※)レパトリエーション 本国への資金還流の事。

3月決算の企業が今期の決算を閉める前に、企業の海外の子会社や関連会社などが得た利益を日本の本社に送金したり、海外に投資していた資金を日本に引き揚げたりします。

米国、欧州での利益を日本に送金する動きが活発になります。

この際に、外貨建て資産を売って円に交換する必要があるので、円買いの需要が大きくなります。

だいたい3月の上旬から中旬に送金して、3月中旬から下旬に決算準備期間です。

要は、グローバル企業の利益が大きい年は、3月初旬から中旬くらいまでは期間限定で円高になり易いって事です。

実需の円買い需要は勿論あるのですが、
FXやってる方は詳しいでしょうが、このレパトリを睨んだ円買いの思惑が増幅してボラティリティが大きくなります。

あと、3月相場の傾向は当然ながら一番の配当権利取りの月ですので、その思惑が交差します。



3大投資家の相場観

ウォーレン・バフェット
ジョージ・ソロス
ジム・ロジャーズ
は、世界3大投資家ですが、

バフェット率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは2月に例年の「株主への手紙」を公表しましたが、

去年10ー12月にパフェットがアップル株を売った事に端を発して、
「米国内外の株式相場の高騰はカジノ的」だと

彼の意図は色々な解釈はあるでしょうが、やっぱネガティブには違いないでしょうね。

「米国以外では、バークシャーの資本展開の選択肢として意味のある候補は基本的に存在しない。(アメリカを含め)全体として、われわれが目を見張るような業績を上げる可能性はない」と

ジムロジャーズも先日に似たようなコメントを出してるし、日本株の事をごちゃごちゃ言ってたり

ジョージソロスの意向を汲むファンドが、テック株への警鐘を鳴らしてるし、

PG、SE、設計、企画、社内社外のお金交渉を兆円売上規模の企業の内部で全部経験してきた私に言わせると、この人らはシステムだとかAIの成長性とかに関してはド素人だって事です。

私はAIの成長性を考えたらカジノでも何でも無いし、市場が成長を織り込み切れて無いだけだと考えてますが、ただ投資会の大インフルエンサーのこの爺さんらが発言すると、いざって時に相場が一気に動いてしまいます。

そういう時は仕方ないですが、私は相場は相場に聞けで動きますが、ただ数年の長期投資の方はガチホしておけば良いと思います。



大転換点の日

ちょうど・・(先週に記事書こうと思ったのは)2年前の 2022年2月25日

力なき正義は無力である
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220225-seigi.html

当時ウクライナ侵攻が始まった時の事を書きました。

22年1月からウクライナ進侵が始まったら、あるいは今から何を仕込めば良いかを何度か記事に書きました。


1つ目は、
石油などのコモディティ

2つは、
防衛銘柄であり脱炭素の側面も持つ「三菱重工業」

三菱重工業の強さ 22年3月記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220326-invester-56.html


会社でいつも私に投資の事を聞いてくる同僚から

21年には、私に言われて銀行株で三菱UFJを買ったそうで、
以前に記事でも書きましたが、米モルガンスタンレーを傘下にしたのが、いかに凄い事かを私に解説されたそうです。

株価-三菱UFJ


他に22年1月に私に勧められて防衛銘柄として
三菱重工業
日本アビオニクス

を買って、どれも今も持ってるそうです。

正直、三菱UFJ、三菱重工業は堅いので、勧めたのは覚えてたんですが、

22年3月記事 三菱UFJとモルガンスタンレー
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220321-invester-54.html

三菱重工業だと規模が大きいので、短期で数倍にならないからと

日本アビオニクスは防衛銘柄として数倍が狙える可能性がある穴銘柄だと私に言われたそうです。(イマイチ覚えて無いんだが・・)

2022年のウクライナ侵攻後にも、○○億円長期投資家のAさんにも全く同じ事を言ってのが分かりました。(笑)

2022年5月のやり取り
会話-日本アビオニクス


今になると、三菱重工も大型株なのにアビオニクスと変わらないパフォーマンンが出てるんですけどね(笑)


日本アビオニクス週足
株価-日本アビオニクス


日本アビオニクス月足
株価-日本アビオニクス月足


三菱重工 月足
株価-三菱重工


2021年~2022年前半のメインポートフォリオは私は川崎汽船などの3大海運でしたが、2022年の1月から一部を三菱重工業、IPNEXなどに分散しました。

そして、ウクライナ侵攻が始まった初日の株価の動きを見て、コモディティである、大阪チタニウムに多めにベットした事は記事に書きました。

22年2月記事
コモディティ上昇銘柄
大阪チタニウムテクノロジーズ
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220227-invester-44.html

22年11月記事
大阪チタニウム4倍へ
http://loanimai-bigbust.net/admin/20221103-invester77.html


22年3月
サイバー 銘柄
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220303-invester-47.html

そしてサイバー関連銘柄も恩恵を受けました。

一気にコモディティ、軍事防衛、サイバー防衛の重要性が増しました。

振り返ると2022年2月25日というのは、ホント大きな転換点だったなと。
世界が相場も変わってしまったからね。。


戦略物資

この日を境にして、ロシアをこっそりバックアップする中国とは、欧米諸国とは分断が起きて

21世紀は、資源以上の戦略物資は
「半導体」
が国家の戦略上の要である事が分かってきました。

半導体のTSMCを記事にしたのは、ウクライナ侵攻前で

21年10月 米国投資術
http://loanimai-bigbust.net/admin/20211010-toushi-9.html

21年3月 TSMCとスマイルカーブ
http://loanimai-bigbust.net/admin/20210313-us-economic.html

この時は、今ほど戦略物資としての半導体の重要度は高くありませんでした。

その後に、AIには、GPUが重要って事で、GPUの王様である
エヌビィディアの事を22年後半から何度も書いてます。

23年2月 エヌビディアと半導体産業
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230226-invester95.html

一見バラバラの事象に見えますが、
すべての流れは、繋がってるなーってのが個人的な感想です。

エヌビディア
スーパーマイクロコンピューターって

スーパーマイクロコンピューターとは
http://loanimai-bigbust.net/admin/20240121-invester105.html

生成AIの市場成長率で考えた株価って全然割安なんで、まだまだ伸びるだろーなーってのが個人的な感想です。(外しても知ったこっちゃ無いので、投資は自己責任で)



生成AIの市場成長率

生成AI市場の推計予想は
各社によっても多少異なるんですが、

ブルームバーグによると、
2022年の確定値で、   398億ドル
2027年の予想値で、  4000億ドル
2032年の予想値で、1兆3000億ドル

年率平均で42%成長の予想で、

内訳だと、32年予想で
1位:インフラ(データセンター)約4500億ドル超
2位:その他(AI利用のゲーム等)約3600億ドル
3位:ソフトウェア(生成AIを活用するソフト)約2600億ドル
4位:デバイス(生成AIを実行する端末、半導体などの部品)約1600億ドル

まあ、この市場予測を考えたら、
データセンターに資する半導体や関連銘柄は買われるわね。。



2024年テーマ① 半導体

株式投資では、その年のテーマに乗るのは重要な事なので、

いずれも個人的な考えですが、私が思う2024年のテーマを幾つか挙げると、

①半導体:変わらず国策のテーマですし、特にAI半導体銘柄とそれに資する原材料の企業ね。

2022年から、過去何度も何度も取り上げてるので、そっちをみてね。

ただし、割安感は完全に薄れてます。
割安感があるのは、米株の半導体銘柄の方があります。
例えば、東京エレクトロンよりも、AMATとかね。

前回1月記事

の最後にプローブカードの需要が増えてる事を触れたんですが、

1月に記事にしてから、2月14日の決算で急騰して日本マイクロニクスは株価はこの1ヵ月強で2倍近くになりましたね。
前回1月の記事見てから買っても余裕で買えましたね。

23年11月会話
会話-日本マイクロニクス


会話-日本マイクロニクス1

会話-日本マイクロニクス2

会話-日本マイクロニクス3


会話-日本マイクロニクス4


株価-日本マイクロニクス

また、TOWAも遂に、1万円を突破です。





昨年「これ数倍になるんじゃね?って材料」が出てたって時から、ちゃんと数倍になりましたね。(笑)
株価-TOWA


ちなみに、その時の「材料」ってのは、
2023年9月26日の下記の新聞です。
「チップレット」技術に対応した封止装置を開発って記事。

チップレットとは
http://loanimai-bigbust.net/admin/20240121-invester105.html


2023.09.26 - TOWA 封止装置開発 積層半導体向け TSMCに出荷も チップレット


2024年テーマ② 熊本銘柄


前記事でも何故、熊本にTSMC工場が立つ事になったかを書きましたが、
http://loanimai-bigbust.net/admin/20240121-invester105.html

半導体と絡みますが、今年年後半からTSMC熊本工場が稼動しますが、熊本銘柄。

とにかく恩恵を受ける分野の裾野が広いんで、幾つも銘柄がありますが、私が昨年から監視してる銘柄はどれも絶好調です。

・電設工事(例:九電工)
・空調系(例:高砂熱学工業)∵クリーンルームが必要
・金融(例:九州FG)
・生産設備システム(例:平田機工)

例は、あくまでも一例に過ぎなくて、他にも幾つもあります。
ホント半導体が好調だと、こちらも好調になります。

いい感じに循環物色が広がってます。





◆九電工<1959>
九州電力グループの総合電気設備会社
設備工事など

<基本情報>(24.3.1時点)
株価  :5,743円
時価総額:4,069億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER:14.5(営業利益率:8%)
来期予 PER:14.2(営業利益率:8%)
PBR:1.5
配当今:1.9%
配当来:1.9%

[EPS]
今期予:EPS:395.1円
来期予:EPS:402.2円
EPS成長: 1.7%

[売上構成比]
設備工事:96%

[海外売上構成]
国内

株価 (24.3.1時点)
株価-九電工


◆高砂熱学工業<1969>
空調工事の最大手
業績は非常に好調で、最高益
25年3月期は半導体などの産業設備好調で、今年度は中計粗利目標15%が視野です。

<基本情報>(24.3.1時点)
株価  :4,300円
時価総額:3,020億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER:16.5 (営業利益率:6.3%)
来期予 PER:16.4 (営業利益率:6.4%)
PBR:1.9
配当今:2.8%
配当来:2.5%

[EPS]
今期予:EPS:260.5円
来期予:EPS:262.0円
EPS成長: 0.57%

[売上構成比]
設備工事:98%

[海外売上構成]
日本:81.5%
東南アジア:10%

株価 (24.3.1時点)
株価-高砂熱学工業


◆九州フィナンシャルグループ<7180>
財務が非常に良いとされる2行の肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合した銀行です。
預貸金利ザヤ底ばいも貸出残高伸長で、25年3月期は肥後銀行軸に「半導体」関連融資伸びる想定。

銀行は他のセクターと比較するのはナンセスなんですが基本情報を。
<基本情報>(24.3.1時点)
株価  :1,171.5円
時価総額:5,428億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER:20.6
来期予 PER:19.4
PBR:0.77
配当今:1.5%
配当来:1.5%

[EPS]
今期予:EPS:56.8円
来期予:EPS:60.4円
EPS成長: 6.3%

[売上構成比]
肥後銀行:40%
鹿児島銀行:37.5%
リース:17%

[海外売上構成]
国内

株価 (24.3.1時点)
九州FG



◆平田機工<6258>
熊本が本社です。
自動車や半導体の生産設備で
個人的には非常に評価してる企業です。
過去にはダイソンの掃除機とか、海外のメーカーから表彰されて、設備投資関連で、非常に技術力が高いです。
2023年は株価は軟調だったんですが、12月に底打ちしました。

半導体はインテル顧客
パワー半導体 40億案件受注
1/10:EV向けバッテリー充放電関連設備の大型案件受注(40億円超)、一部は24年3月、一部は来期
2/6:北米の顧客から内燃系自動車のエンジン生産設備(130億円)受注発表

<基本情報>(24.3.1時点)
株価  :8,170円
時価総額:878億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER:22.5 (営業利益率:7.4%)
来期予 PER:18.3 (営業利益率:7.9%)
PBR:1.4
配当今:1.2%
配当来:1.2%

[EPS]
今期予:EPS:362.6円
来期予:EPS:446.3円
EPS成長: 23%

[売上構成比]
自動車関連:38.6%
半導体関連:36.9%
自動省力機器:21.6%

[海外売上構成]
日本:49.2%
東南アジア:26.5%
アジア:20.2%
欧州:4.1%

株価 (24.3.1時点)
株価-平田機工


○○億円投資家Aさんとの会話
会話-平田機工2

会話-平田機工1



2024年テーマ③ 安全保障

安全保障上重要って事で、

1.防衛は軍事、サイバーセキュリティ含めて重要でしょうし
トランプさんが、NATOや台湾は守らない的なニュアンスを出してますのでね。




あとは、

2.米国で中国製に取って代わる産業
これは今後も多いと思います。

中国のファーウェイに取って代わるJVCケンウッドが恩恵を受けると以前にも記事で記載しました。

JVCケンウッド '23.2月記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230205-invester92.html

株価-JVC



最近だと、バイデン米大統領が2024年2月21日に港湾施設や設備に関するサイバーセキュリティー対策を強化する大統領令を出しました。

港湾サイバー


これは、遠隔操作で貨物の積み下ろしなどを行うクレーンに
「中国製が増えている」
ことを懸念してたそうです。

補助金を含め、5年間で200億ドル(約3兆円)を投じてクレーンの国産化や貨物管理、クレーン操作などを担うシステムの安全対策向上を図ります。

それに対する思惑で
港湾クレーンに強い三井E&S<7003>は、
船舶エンジンなどで好決算を先日だしましたが、
米国子会社は、政府支援を踏まえ、クレーンの米国内生産を再開する方針を示したので、高騰しました。

ただし、この報道については、決定した事実は無いとの事です。
報道



◆三井E&S<7003>
船舶用エンジン国内首位で、港湾クレーンもやってます。
ベトナム向け港湾クレーン30基受注。総額150億円規模で25年度中に納入します。
業績は好調

舶用エンジンはアフターサービス伸長。
産業機械堅調。
港湾クレーンは価格見直し進む。
25年3月期は船舶更新需要が旺盛、受注残を順調消化。


<基本情報>(24.3.1時点)
株価  :1,803円
時価総額:1,858億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER:10.9 (営業利益率:5.6%)
来期予 PER:13.2 (営業利益率:5%)
PBR:1.6
配当今:0.1%
配当来:0.1%

[EPS]
今期予:EPS:164.9円
来期予:EPS:135.8円
EPS成長: -%

[売上構成比]
機械:63.7%
その他:25.7

[海外売上構成]
日本:66.4%
アジア:20%

[現在の状況]
2023年から船舶の燃費規制が強化されるなど、海事産業に脱炭素の波が押し寄せていて、脱炭素化の流れの中で受注が増えてます。
赤字から黒転して業績回復が著しいです。

要因は、
◆不採算事業撤退(売上至上主義からの脱却)
不採算の造船事業などは撤退しました。
艦艇事業・商船事業の株式譲渡完了

艦艇事業は、
2021年10月:三菱重工マリタイムシステムズ 100%譲渡

商船事業は、
2021年10月:三井E&S造船 の66%を常石造船に譲渡 34%は持ち分
などなど、2022年までに1200億円超の事業資産を売却してます。(財務・収益
体質の強化)

高橋岳之社長によると
「造船の切り離しは社員全員断腸の思いだった。しかし、無理して意地を張っても限界がある。やっぱり時代にあわせて会社は変わらなければならない」

造船事業の再編1
造船事業の再編2

◆成長事業へのリソース集中
1.舶用エンジン(IHI原動機の舶用大型エンジン取得)
舶用エンジンシェア70%


2.港湾クレーン事業にリソース集中
湾岸クレーンシェア73%-


⇒ベトナムでは30基のクレーンを一気に受注
(総額150億円規模で25年度中に納入。)

世界シェア1位は、中国の上海振華重工(ZPMC)
世界シェア2位は、ヨーロッパ勢と争い中


日本最大の貿易港の品川区の大井コンテナ埠頭にて
長さ60メートルのアームを持ち、高さ50メートルに及ぶ巨大なガントリークレーン(貨物コンテナの積み卸しを行う大型クレーン)が20基も稼働
のうち、12基を製造したのが三井E&Sだそう。

過去、実績は、
世界で納入したガントリークレーンは累計470基以上、
ヤード内を移動するトランスファークレーン(RTG)は1690基以上

高橋社長は「船の大型化やクレーンの脱炭素化に伴って更新需要は今後10年堅調に推移する。SAF(次世代航空燃料)や水素の製造プラントでコンプレッサーや圧力容器への需要もある。2024年は反転攻勢へのステップを確かなものとしたい」

’23/12月時点では、
舶用エンジンはアフターサービス伸長。
産業機械堅調。
港湾クレーンは価格見直し進む。
前号から営業増益幅拡大。
会社計画の営業外収支は保守的。
25年3月期は船舶更新需要が旺盛、受注残を順調消化。

<23年ベース>

新セグメント業績
①成長事業
 :先進機械(レーダー、ロボット)
 :利益率10%

②舶用推進システム:
 :舶用エンジン(国内シェア70%)、アフターサービス
 :利益率3%

③物流
 :湾岸クレーン(国内シェア70~)、アフターサービス
 :利益率2%

'24/2/14決算
舶用エンジンの引渡しが好調に推移
三井E&S DUを連結


[直近業績]
2018~2022年まで、営業利益は赤字です。
2023/03期から黒転しました。

2022/03期:
 売上高:5,793億
 最終益: ▼218億
 EPS: ▼269円

2023/03期:
 売上高:2,623億(売上至上主義からの脱却)
 最終益:  155億(6期ぶり黒字)
 EPS:  177円
 復配(6期ぶり)

2043/03期:(予定)
 売上高:3,000億
 最終益:  170億
 EPS:  161円(新株予約権'23/11 85億円調達)

[24/2/14 決算]
<成長事業推進>
・受注高 :372億円(+18%)
[要因]脱炭素化対応の案件が増加傾向にあることや、高炉送風機や建設機械用エンジン、化学プラントなどの設備更新に伴う産業機械の需要も堅調に推移

・売上高 :291億円(+30%)
[要因]建設機械用エンジンの受注増加など

・営業利益: 34億9千(+97%)
[要因]売上高の増加


<舶用推進システム>
・受注高 :856億(-5.9%) だが、引き続き引合いは旺盛
・売上高 :997億円(+42%)
[要因]舶用エンジンの引渡し及びアフターサービス事業が好調に推移したことや三井E&S DUを連結の範囲に含めたことなど

・営業利益:49億9千(+258%)
[要因]売上高の増加


<物流システム>
・受注高:587億円(+48.8%)
[要因]東南アジアでの大型案件の受注が続いた

・売上高 :301億円(+6.8%)
・営業利益:10億(前年同期赤字)
[要因]売上高の増加や受注工事損失引当金の影響縮小

<周辺サービス>
・受注高 :461億円(+14%)
[要因]当期に東アジア向けFGS(燃料供給システム)の大型受注
・売上高 :525億円(+38.2%)
・営業利益:20億(前年同期赤字)

業績01

業績02


受注高

売上高

受注残

3ヵ月


業績予想
四季報_業績

四季報_業績_更新


[市況]
高橋社長によると「船の大型化やクレーンの脱炭素化に伴って更新需要は今後10年堅調に推移する。 」と。

2025年目標値



株価-三井E&S


FPG<7148>
とか船舶やコンテナのオペリース&不動産ファンド事業が主力の銘柄も好調
株価-FPG




2024年テーマ④ トランプ銘柄

トランプさんが追い風になる銘柄として、

1.トランプ銘柄
いくつかありますが、
例 LNG関連




米国の直接的なトランプ関連銘柄





竹内製作所など




実は、前回トランプさんがなって、10倍以上にメチャクチャ高騰したのは、建設関連でも、実は材料の方なんですけどね。
まあ、ここは本命中の本命でしょう。


他にも、トランプさんが追い風になるのは、

スーパーチューズデー(※)
が3月5日にありますが、
米 共和党は、圧倒的にトランプさんが優位です。

(※)米国大統領選挙の予備選挙や党員集会が集中する3月上旬の火曜日

トランプ逆襲 '23.11月記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20231119-invester103.html

にて、トランプさんがEVに対してどんな発言をしてるかも記載したので、そっちも見てね。
まあ、政治的にも追い風になりやすいって事かなと。


2.HV関連
これは2024年は、私は割と堅いと思ってます。
ここは、後述しますが、決算でも明確になったし、
トランプさんがEV関連への補助金を打ち切るのは明確なので、完全に追い風になります。




EV、HV基本

基本をスッ飛ばすと分からなくなるかも知れないので、今一度基本情報から記載します。

どれも広義ではEV(電気自動車)なんですが、大きく分けて4つあります。

◆BEV
Battery Electric Vechicle で、 BEV
一般的には、これをEVと呼びます。
・エネルギー源:電気
・動力装置  :モーター

◆HEV
Hybrid Electric Vehicle
ここでは、HVと記載します。
モーターがエンジンを補完、エンジンを発電機としてのみ使う場合もあります。
・エネルギー源:ガソリン/ディーゼル燃料
・動力装置  :モーター、エンジン

◆PHEV
Plug-in Hybrid Electric Vehicle
外部から充電が可能なハイブリッド社(HV)
数十~100km程度はEV走行可能です。
・エネルギー源:電気/ガソリン/ディーゼル燃料
・動力装置  :モーター、エンジン

◆FCEV
Fuel Cell Electric Vehicle
水素と酸素の化学反応で発電するEVの一種
・エネルギー源:水素
・動力装置  :モーター

EV-PHV-HV



EVの雲行きとPHEV,HV

前回や、その前から何度かEVやテスラに関する記事を書いてましたが、
私個人的にもEVに対する視点が相当変わってきました。

自動車関連投資 EV ギガキャスト イーアクスル
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230916-invester102.html

の記事にて記載したEV関連の銘柄が、非常に不調でEVシフトの期待にベットしていた企業は、厳しい局面になってます。

ニデック<6594>
の電動アクスル事業は下方修正となり、

EV一体成型「ギガキャスト」
・リョービ<5851>
も、2月の決算では、経常は8%減益で株価も冴えない

欧米では、
・ゼネラルモーターズ:
米ミシンガン州オリオンタウンシップ工場での電動ピックアップトラック2車種の生産を1年延期

・フォードモーター
26年開設予定のミシンガン州電池工場の生産能力縮小を発表し、26年末までにEV年間200万台生産の目標を取りやめ

・フォルクスワーゲン
東欧で検討している4箇所目の電池セル工場の建設地について決定を延期しました。

・ステランティス
EV生産コストの上昇を理由に米イリノイ州組立て工場の操業を数ヵ月停止しました。

フォードとGMはEV事業の赤字が続き生産縮小は発表してます。


テスラも、「今年の販売台数の伸びは去年を下回る」と発表してます。
またイーロンマスクCEOもメキシコ新工場の建設を先送りする可能性を示唆してます。

テスラの詳細は後述します。

などなど・・・もう明確です。

また、中国産材料を使ってるEV自動車メーカーには向い風で、
米電気自動車(EV)税優遇措置の対象について、2024年からバッテリーに含まれる中国産材料を制限



中国製の電池が入ったEVは税控除の対象から外すとバイデン政権は打ちだしました。

トランプさんも同様の事を当然言ってます。

そして
アップル<AAPL>
が、EVの自動車開発プロジェクトについて、継続しない方針を2月27日に明らかにしました。

アップルカー開発中止1

アップルカー開発中止2

EVに懸けていた中国でも、完全に方向転換して、生産の1位がPHEVになりました。


中国PHEV人気1



中国PHEV人気2


詳細は後述しますが、蓄電池の重量は重いんで、航続距離が出にくいとか、値段が高いわ、1度壊れたら何ヵ月と修理にかかり、修理代も通常のガソリン車の何十倍にもなると。


PHEV,HV好調の要因

今四半期の決算でも明確になりましたが、
日、米、欧、中どこも

EV(電気自動車)の成長ペースの減速が著しくて
HV(ハイブリッド)とPHV(プラグインハイブリッド)車が、電気だけでなくガソリンも使えるので非常に好調です。

HVの販売台数は、増加率でEVを逆転しました。

2023年 HV販売台数は主要14各国で
421万台(前年比+30%)(22年は+14%)
と非常に好調で、EVとPEVの増加率を超えてます。

EV/PHVは
22年+63%
23年+28%
です。

主要14各国の台数でざっくり
HVで320万台から420万台に増えて
EV(PEV除く)で750万台から950万台に増えてるんで、ただ台数ベースだとEVはまだ売れてはいますが24年も減速の可能性が高い。


この要因は、
EV(電気自動車)は、
カーボンニュートラルを追い風に急成長してきたEV市場の成長が欧米で鈍化したのと、
アーリーアダプター(新しい物好き)が一巡しました。

EVが伸びる為には3つの壁があり

1.価格    :米国で平均よりも1万ドル高いです
2.充電インフラ:まだ不十分です。
3.性能    :ガソリン、HVで十分って人がやはり多いという事


1.価格
に関しては、EVは稼ぎにくいと言われてるんですが、EVの価格が高いんですが、キーパーツである電池のコストが高いからで、EV1台の部品コストの約3割を占めてしまいます。
電池コストが高いのは、リチウムなどの希少金属が材料で、希少金属で無いリン酸鉄系のリチウムイオンでコストを下げようって動きがあります。

価格面では、HVは以前と比べてガソリン車との価格差も少なくなり、燃費も良いです。

インフラ面では、先日アメリカで厳しい寒波で、充電ステーションの周りに列を作ってる間にバッテリーが死んじゃって車放置して帰っちゃた事件が繰り返し報道されてEVのイメージも悪くなりました。
これはノルウェーとかアイスランドのような寒い国では、EV普及率80%超えてるので、本質的な問題じゃないんでしょうけど。。気温が低いとEVの充電が遅くなるのは事実のようですが。


自動車各社はHVへの投資を増やしていて、
一例ですが、

現代自動車(韓):高級ブランド「ジェネシス」でHVを開発
ホンダ     :24年夏にシビックのHVモデル投入
日産自動車   :26年以降に北米で独自のHVシステムを搭載した車を投入予定

フォードは、北米で26年開設予定の電池工場の生産能力縮小を公表する一方で、資金配分を抜本的に見直し23年夏にはHV販売を今後5年間で4倍にする計画を打ち出してます。

あと、HVはトヨタ自動車が最も特に強い所です。

トランプだとトヨタが追い風の理由はXにポストしてます。

インフレ抑制法
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230226-invester95.html
EV購入補助金も打ち切られます

日本の自動車工場がアメリカに作られた理由
http://loanimai-bigbust.net/admin/20181010-economic.html


そしてトヨタ自動車の株価は上場来高値を抜いてきてます。
23年末に激震が走ったダイハツの認証試験不正が発生しましたが、それを織り込んでもこの勢いです。

トヨタ


販売増加率は、
2022年
HV +14%
EV/PHV

一方で、
23年 HV+PHEV販売台数は主要14各国

トヨタ自動車のHV販売台数は過去最高を更新してます。

GM(ゼネラルモーターズ)は「EVの成長ペースが鈍化し不確実性が生じている」との声明を出しました。

また、米国の自動車アナリストのKevin Tynanさんのレポートを読むと
アメリカでは消費者のEV購入やインフラ整備に税金が使われる一方で、メーカーは支援を得られずに赤字が続いてて、そのような状況下では、メーカーがEVを生産しなくなり、

EVの充電インフラが未成熟な今、世界でハイブリッドが見直されてるとの事です。



テスラ業績の暗雲

EV専業のテスラは、「今年の販売台数の伸びは去年を下回る」といい利益率も下がってます。

1/24発表の10~12月期の連結決算では、営業利益は前年同期比47%減の20億6400万ドルで大幅減益でした。
状況が一変したのは、23年になってからで、
1~3月期の営業利益率 11.4%
4~6月期の営業利益率  9.6%
・・と営業利益が減益は、4四半期連続になりました。

ライバルBYDが中国市場だけで無く、欧州、アジア市場に低価格EVを輸出攻勢で、車両価格の引き下げでどんどん利益が削られてます。

米中対立が足を引っ張る形になっていて、
24年1月からインフレ抑制法(IRA)を見直しバッテリー材料の一部に中国製を採用してりEVは7500ドル(約120万)の補助金を対象外に変更してます。

これで、テスラのモデル3の一部や、2023年11月に発表のピックアップトラックのサイバートラックが補助金の対象外になりました。

中国政府も政府関連施設などでは、テスラ車の乗り入れ制限エリアを広げられており、中国での販売にも影響してます。

ただEV市場は形成されてから10年ほどしか歴史が無いので、
ハードもソフトも発展途上であり、EVシフトは単なる踊り場かも知れないし、
米大統領でトランプさんが返り咲くかどうかの影響も大きいでしょうけど、
EVへのベットは、様子を見ながら判断した方が良い気がしますね。




トヨタの強気

トヨタ自動車の豊田章男会長は、1月の東京オートサロンでの講演では、

「エンジンにはまだまだ役割がある」と強調し
広報メディアのトヨタイムズでは、
「いくらEVが進んだとして、市場シェアの3割。必ずエンジン車は残る」と。

トヨタは、
次世代自動車については、
ハイブリッド車(HV)
プラグインハイブリッド(PHV)
EV、
燃料電池車(FCV)
水素エンジン車
と幅広い選択肢を持ちながら開発を勧める
「マルチパスウェイ」戦略を掲げてます。

当然トヨタは、今年11月の大統領選挙も見据えているでしょうから
トランプさんが大統領になれば、

気候変動対策の国際枠組みの
「パリ協定」
からは離脱し、EV政策を転換する可能性が非常に高いです。

この辺りは昨年トランプさんの発言を記事にしてますが、そちらでも記載してます。
トランプ逆襲 をよんでね。

当然、トヨタにはトランプさんは追い風です。



HV/PHVの恩恵銘柄

自動車関連投資 業界の再編 守り
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230916-invester102.html

に書いたんですが、内燃機関の部品業界は再編してますが、

PHEVの好調が支える内燃機関の企業業績が好調です。

残存者利益
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220115-invester-29.html

日本特殊陶業の動きを監視してるので、割と早めに気づきました。

中国ですら、春節では、ハイブリッド車が人気でEVを上回ってます。

銘柄も紹介しますが、あくまでも投資は自己責任で行ってください。
エントリーして大損こいても知ったこっちゃないので。


◆日本特殊陶業<5334>
自動車用スパークプラグで世界トップです。

<基本情報>(24.3.1時点)
株価:4,573円
時価総額:9,336億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER10.8 (営業利益率18.8%)
来期予 PER10.0 (営業利益率19.5%)
PBR1.6
配当今 3.5%
配当来 3.9%~

[EPS]
今期予 EPS421.2円
来期予 EPS457.2円
EPS成長 8.5%

[売上構成比]
自動車関連78%
セラミック20%

[海外売上構成]
米国 24.3%
日本 21.5%
ドイツ 17.8%
中国 11.7%

エンジン自動車の点火プラグ 
以前にも記事で書いてますので、詳細はそっち読んでね。

22年2月記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220205-invester-37.html

このEV離れからPHV早めに気づいたのは、日本特殊陶業の動きをずっと監視してたからです。

日本特殊陶業はポジション持ってます。
上記にごちゃごちゃとHV,PHEVなどが良いのでは?って理由を書きましたが、ガソリン車を使う場合に必要となるスパークプラグは、ガソリンを着火させるライターの役目を担っているパーツでここが世界シェアトップなんで、競争上優位だろうと。


日本特殊陶業 株価 (24.3.1現在)
株価-日本特殊陶業


◆ミクニ<7247>
独立系自動車部品メーカー
柱は、2輪・4輪部品で、電子制御燃料噴射装置や吸排気系が主力です。
経済が好調なインド市場が中心で、インドの商用車メーカーのタタから排ガス削減できる可変バルブタイミングなど受注してます。
中国の東風汽車集団からはEV向け電動バキュームポンプの受注獲得、納入開始してます。

エンジンの燃料と空気を適切にコントロールするバルブ制御製品、燃費を向上する冷却水制御バルブなどを得意です。

ポンプ技術を武器にしてPHV用電動オイルポンプ(エンジンオイルをくみ上げ機関内部に循環させる部品)で燃費向上させてます。PHVの恩恵を受けるので、今期決算は不調で下落しましたが、やはりそこから買ってくる人も多かったです。

<基本情報>(24.3.1時点)
株価:472円
時価総額:160億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER10.0 (営業利益率4%)
来期予 PER 8.4 (営業利益率4.5%)
PBR:0.5
配当今 4.2%
配当来 2.1%~4.2

[EPS]
今期予 EPS:47.6円
来期予 EPS:56.5円
EPS成長 18.7%

[売上構成比]
自動車関連:82%
生活機器 :7.2%

[海外売上構成]
日本:41.6%
インド/アセアン:29.7%
中国 14.6%

株価 (24.3.1時点)
株価-ミクニ


◆ユタカ技研<7229>
ホンダ直系の自動車部品メーカー。
ホンダ直系の排気系、駆動系部品

1/31の決算では、純利益は四半期では過去最高でした。
ホンダ系の部品メーカーで、HV車のヒートコレクター(廃熱回収器)の独自技術が強みです。
ホンダ系なので、2輪・4輪両方です。

ヒートコレクターはエンジンの排熱エネルギーを利用し燃費や空調の効率を改善する機器で、熱回収効率に優れた同社の製品はホンダのHVに多く採用されてます。

ホンダは現状HVが主力ですが、PHEVの車種も強化中なので、排気系部品が回復すれば、来期以降の収益成長にも期待が持てます。
25年3月期は北米の採算改善で増益続く予定です。

<基本情報>(24.3.1時点)
株価:2,643円
時価総額:391億円

[PER/PBR/配当]
今期予 PER6.6 (営業利益率4.0%)
来期予 PER6.7 (営業利益率4.1%)
PBR0.44
配当今 3.4%
配当来 3.4%~

[EPS]
今期予 EPS:398.1円
来期予 EPS:391.4円
EPS成長 -%

[売上構成比]
自動車関連

[海外売上構成]
中国:46.5%
北米:24.9%
日本:15.7%

株価 (24.3.1時点)
株価-ユタカ技研



気づいたら、案の定・・話が取っ散らかって・・・タイピングだけで1時間近くかかった・・・

時間かかったので、ぜひ感想だけでもお聞かせください。

では、では。


ちゃんちゃん。