どうもローンイマイです。

決算発表も幾つも出たんで、2月に記事を書いてから、2ヵ月ぶりくらいで久々に分析でも書いてみようかと。

はじめに今週 4/10(月)~14(金)の振り返りですが、

ウォーレン・バフェットさんの来日効果で商社株含めて日経平均は上昇しましたね。

日経平均株価

商社株をあと10年以上持つって言っても、92歳のバフェットさんだと10年後に生きてるかも分からでしょうけどね。


12日(水)の植田 日銀新総裁 が会見して、物価上昇は、「今年度半ばには2%を下回る」 と、黒田 前総裁が今年1月に発言していた事と同じ事を言ってて、

・金融緩和を継続する
・インフレ率が「2%を上回る」と「2%を下回る」コストを比較した場合「2%を下回る」問題に焦点をあてた金融政策をおこなうのが適切

と世界中の中央銀行が行ってるごく普通の金融政策を行う訳で、全くもって正しい事を言ってました。

あと、「イールドカーブコントロールは当面継続が適切」だと。

何かというと、「イールドカーブコントロール(YCC)の撤廃!」だとか、大スポンサーの大手金融機関の犬のメディア、スポンサーが書いてきましたが、これでYCCも当面維持だなーってのが、市場のコンセンサスになったでしょうね。


他には、12日(水)の朝に政府が大阪IR(※)が認定?って話が出て一気に動意付きました。
(※)カジノを含む統合型リゾート施設

後日に確定


大阪IR決定



この記事は4月17日(日)朝にUPした記事です。
(古い情報になってる可能性がありますので、一応お断りです。)



情報交換できる仲間を募る目的で書いてますので、
・「真剣」にやってる「専業」の投資家の方
 または、
・専業では無くても、「真剣」に深く勉強してる兼業の投資家の方
 (一定のパフォーマンスは出してる事)
 かつ、
・「等価」で情報交換できるような方
は、ぜひ連絡下さい。

全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、紹介した銘柄は決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。

コメントの際は、投資暦、投資スタイル、具体的なポジションを持ってる銘柄を記載いただけると助かります。

参考に少しでもなったって方は感想をぜひお聞かせください。

何を書いたか後で分からなくなるので、目次としてまとめておきます。

<目次>
・大阪IR
・小売業の決算の明暗
・労働分配率
・大化け銘柄の特徴
・売上の質
・好決算の要因
・期待の銘柄
・期待の理由



大阪IR

私は12日(水)は家でリモートワークだったんで、ガッツリ調べる事ができました。(仕事中に調べるなって話ですが)

まず関連銘柄は、

・櫻島埠頭 <9353>

建設予定地の夢洲(ゆめしま)の土地持ってるのと、本業の貨物、倉庫でこれも伸びるだろうってのと、最初は20億程度の時価総額だったんで、株価インパクトがデカいです。

情報が出てから多くの人が十分調査する時間無かったからなのか、12日の朝は普通に寄ったんですが、朝9:14にはストップ高になってます。

櫻島埠頭


櫻島埠頭chart



他にも
・大運 9363 阪神の港湾運送業
・杉村倉庫 9307 関西の倉庫大手
・日本金銭機械 6418 硬貨計数機大手で紙幣鑑別機
・東(あずま)海運 9380 

他にも幾つかあるんですが、出遅れとして上記以外にも狙ってるのもあります。

私が調査し終わった時には、櫻島埠頭、大運はストップ高になってたんで、
12日(水)は杉村倉庫、日本金銭機械に絞りました。
~14日(金)まで何度か売買しました。

杉村倉庫1

日本金銭機械-週足



買い増してる 途中の段階
杉村倉庫-up



14(金)+18%で半分利確
杉村倉庫+18%


そこから下がってきたので、残りも全部利確




私が杉村倉庫にエントリーした事を○○億円 長期投資家のAさんに伝えたら、
「なぜ上昇してるの?」
と問われたので、二人の会話で説明しておきます。

会話1

会話2

会話3


随分前にIRに関しては記事にしてますので、詳細に知りたい方はそっち読んで下さい。

ギャンブル(カジノ)とジャンケットの仕事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20200221-casino.html

IR逮捕事件とパチンコ
http://loanimai-bigbust.net/admin/20200111-news-info.html


IRの建設予定地の大阪・夢洲(ゆめしま)地区っていわく付きの場所なんですが、

バブル期の負の遺産で、1990年代からニュータウンの開発構想があったところで、バブル経済の崩壊で最初の計画は頓挫。

2008年のオリンピック招致に失敗して、再開発を前提にした選手村の建設計画も頓挫。

そんでもって大阪市の公安埋め立て事業は2017年で1240億円くらいの負債に膨らんでました。

夢洲って鉄道の無いへんぴな場所で、東京ドーム83個分という広大な面積ですが、夢洲の中央から南は空地と水たまりだったので、この負の遺産の解消には、万博とIRの誘致が必要だった訳です。

ただIRの開発には初期投資だけで1兆円を超える資金が必要で、発業者に資金はお願いする形なんで資金計画が見直しを要請されたんで、大阪府も大阪市も巨額の資金負担が必要になります。

巨額の投資に対するIRの採算性が、開発費の高騰などで懸念されて、断念する都市だらけになって、検討したのは大阪と長崎だけになって、長崎は収益性が不透明だってんで、認定見送りの継続審査です。

アメリカカジノ業界NO1のラスベガスサンズなども参加を取りやめて、3,4番手のMGM、オリックス連合だけが残った状況とカジノのライセンスが10年と短くて、今回は建設期間も含むので、回収には5年くらいしか無くて、それで民間が投資分を回収できるかが懸念されてます。

成功はして欲しいですが、決して簡単な訳では無いです。

まあ、IRの成功失敗と、関連銘柄の株価は無関係なんで、株式投資として関連銘柄に投資はありなんですが、
開業時期は2029年秋~冬ごろなんで、随分と先なんで、売上が立つのが先の銘柄は今回の上昇は一過性に終わる可能性が高いので注意が必要です。

こういう時は、IPO銘柄なんかと一緒で、とにかく出来高の推移に注意する事です。

ただ早いうちから建設に取り掛かりって売上が早めに立つ企業は面白味があります。

建設予定地の夢洲への路線延伸や新型車両開発計画もあるし、延伸には複数の海底トンネルを掘る作業が必要らしいんで関連銘柄は多いしね。



小売業決算の明暗

4月上旬は、四半期決算の前半戦ですが、小売業界の決算は割と出てるので、ここの解説をしてみます。

①ユニクロを運営するファーストリテイリング
は、22年9月~23年2月期で
売上 1兆4670億円(+20% 前年同期比)
利益 2200億円(+16%)
と過去最高益

ファーストリテイリング-news


②大丸松坂屋のJ.フロントリテイリング
も純利益79%増で好調

Jフロント週足



③イオン
も売上高9兆円で最高
PB(プライベートブランド)が8%増
→ここの説明は後述します。

イオン



④ローソン(コンビニエンスストア)
も前期の23年2月期も好調
売上 9880億円(+42%)
利益  550億円(+17%)
客単価が伸びてます。
→コンビニの利益率についても後述します。

ローソン



一方で、

⑤無印良品を展開する良品計画
は不調です。
2023年8月期で
売上 5850億円(修正なし)
利益  186億円(△23% 213億円から下方修正)

良品計画news

原材料高、円安が原因だとは表向き言ってますが、
じゃあ、本質的なところで好不調が別れたかは明確なんで、後述します。




労働分配率

小売業と一言でいっても、実は労働分配率(※)が全く違って

※売上総利益(粗利)に占める人件費の割合

ファーストリテーリングは、
20%くらいですが、

イオン、すかいらーくHD、くら寿司は、
55%を超えていて

割と高いのは、イトーヨーカ堂 などは。40%超えてる

低いのは、小売りの中では、ZOZOが10%くらい

ファーストリテイリングは、大幅な賃上げしましたが、
要は、労働分配率が低い企業ってのは、まだまだ賃上げの余力があるって事です。

イオン、すかいらーくHD、くら寿司などは労働分配率が50%超えてて構造的に社員の給与を大幅に上げる事が難しいです。



大化け銘柄の特徴

労働分配率って重視しない人の方が多いでしょうが、実は無視できなくて

私が銘柄を分析する時には、

トップライン(売上)が伸びてるのは当然良いとしても、
その売上の伸びと同時に、ちゃんと粗利も伸びてるかは多くの人が見るでしょうが、

その際に、粗利の伸びと同時に粗利率が改善してるか?
かは、かなり重視していて、

売上が伸びても、賃金である人件費などの販管費と完全に連動しちゃうとEPS(1株利益)って伸びにくいんで。
最終的には、株価ってのはEPSと連動するんでね。

以前に記事でも書いたんですが、

一番個人的に重視してるのはEPS(※)の伸びなんで、利益成長した上にビジネスモデルが時流に乗ってるとPER10倍だとしても期待に対する人気のプレミアがついて20~30倍・・となってくるんで、PERは数倍になると、EPSとの掛け算になるので、投資妙味がデカいです。

※一応解説
株価 =EPSxPER

株価 =時価総額÷発行済み株式数
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
PER=時価総額÷当期純利益
PER=PBR÷ROE


そうするとの今の
Abalance

Abalance週足


以前の時、220円くらいから2800円まで上昇時
Abalance以前



太陽光発電という脱炭素の世界的な時流にのって、
2年前に220円で、去年に株価500円くらいが、もう11,700円も超えてきて、

EPS  50円(2022年6月 実績)
EPS 280円(2023年6月 想定)
EPS 460円(2024年6月 想定)

だから、2年でEPS成長で9倍 で、
PERは市場評価の部分でそこに時流で人気プレミアが3倍~5倍と乗って

9x3=27倍を想定してくるから、株価は20倍を超えてくる。

私が3~5年と長期投資でガチホするならば、こういう所を狙いたいですね。

もっともスイングで美味しい上昇部分だけ取る手法だと、1ヵ月で儲けたら、その分を遊びに使っちゃう複利が全く出来ないダメ投資家なんで、真似しないようにして下さい。

ただ、時流とは無関係で人気が無い銘柄だと、EPSが伸びても、EPSが伸びた分しか株価って伸びないんで、株価上昇自体はするんですが、PERはずーっと横這いだったりします。

Abalcneは、私の見る感じでは、来期、再来期の利益まで株価に織り込みにいっててPERも60倍近くまでになってるんで、
ここから先は期待で買われるんで、さらに2倍の株価2万円になるかは分かりません。


あと話を戻して、一般的には、社員数が増えて無いのに、売上も利益も伸びてる会社のビジネスモデルって面白いんですが、ただ労働集約型だとその分をパート、アルバイトやアウトソーシングで賄ってるケースも多いんで、そこは注意が必要です。

SaaS系のビジネスをやってる銘柄って、アベノミクス以降で10倍、20倍銘柄って何個も出てるんですが、

こういうビジネスモデルは、販管費がトップラインに必ずしも連動しないんで粗利率、利益率だけが上がってる銘柄が非常に多いです。

当たり前と言えば当たり前なんですが、ネット上にサービスがあって、そのサービスを多くの人が利用するほど利益が伸びる利益構造ですからね。

もちろん製造業でも売上が伸びると全体に占める固定費の割合って小さくなるので利益率は通常上昇はします。

なかには、広告連動型もあって
美顔器などの
ヤーマン
等が代表ですが、

広告費を増やすと、その広告費が重しになって利益率が一気に下がて四半期決算だと業績も悪くなるんですが、
次の四半期になると、その広告効果が上がって売上も利益も上がるってのを繰り返してます。

要は広告費と売上が連動するんで、もう広告費を固定費の一部として捉えるのが正しいんで、こういのは損益計算書を見ても分かりません。

ただこういう銘柄は広告費が負担で決算悪くてすげー下落した時って投資妙味があって、次の四半期に利益が出やすいんでね。

この株価の動きを知ってる人も多いんで、下落した後は上昇しやすいです。
ヤーマン



売上の質

ちなみにですが、
ドラックストアのウエルシアHDで「タバコ」の販売を止めるそうですが、小売業界では大きなニュースだったようです。

タバコ販売停止


ドラックストアのような健康を売りにする店で、健康を害するタバコを売るのはどうなの?って議論は昔からあって

売上が取れるんで矛盾を抱えながら販売してたんで、ただタバコは売価が上がってる分は販売数量が減っていて、この30年でタバコの売れた本数で見ると1/30になってます。

生活インフラであるコンビニエンスストアの売上の25%前後がタバコに占められていて、売上が取れるんで止めれて無いんですが、

タバコって店で得らる利益分は11%しか無くて、
ジュース・お菓子で35%の利益で
タバコは売れれば売れるほど同じ売上だと、利益率が減る構造になってます。

ところが、プライベートブランド(PB)になると利益が50%あるので、タバコが売れてトップラインを増やしてみせて、その分の利益が減る分は、PBの売上で利益率を保つ戦略をコンビニは取ってます。

こういう
「売上の質」
ってのが、株式投資の側面だと重要で、

小売業界に限らずですが、製造業などでもそうですが、
「利益率が高い商品・サービス」が開発・販売されて、それが売れると急に利益率が上がったりします。

プロダクトミックス(売上構成比率)改善効果って言うんですが、そういう商品・サービスが継続的に売れるとEPSが伸びるんで株価インパクトが大きくなります。

ここに気づいて投資していくには、ちゃんと決算書から読み解く必要があるんで、そこはファンダを重視する投資家の腕の見せ所になります。

ちなみに、タバコは税収の面で、タバコ税、タバコ特別税、地方税、消費税みたいな形で毎年2兆円の安定税収があります。

一方で厚生労働省の資料だと、
タバコを吸う事による超過医療費が1.3~1.7兆円、社会損失が4~7兆円と言うので、2兆円が減っても良いって議論もありつつ、2兆円って税収の2~3%もあるので、国庫としてどうするべきかの判断が難しいところです。

JT(日本たばこ産業)の利益が全然減って無い事を考えると、
国が税収の上げしようが、その分利益を乗せて値上げしてるんで、売却の本数減ろうが全然痛くないボロい商売です。



好決算の要因

今回4月上旬での小売業の決算は割と明確で、
今回、利益の下方修正をした良品計画にしても売上は好調です。

今回の決算の要素を分解すると

・中国
・客単価

の2つの要素の掛け算でほぼ説明が付きます。

もう1つは家計調査でも実質消費支出は今年から上昇してきてます。


①中国
18日(火)に中国の経済指標(工業生産、小売り売上高)が発表されますが、

ファストリで 1~2月が中国で過去最高、3月の売上高も中国で35%増加
良品計画で、中国大陸で 1月+13% 2月+17% 3月+35%
と中国で売上は伸びてますが、

全く同様に
1月に取りあげた
モエヘネシー・ルイヴィトンLVMH

欧州好調① 中国
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230122-invester91.html

さらに上昇して3年で3倍で過去最高を更新中です。
1~3月期で売上+34%

全てに共通するのは、中国です。
中国関連銘柄の代表といえば資生堂ですが、こちらも3月中旬から一気に株価を上げてきてます。


②客単価
好不調が大きく分かれたところです。
「客単価」が上がってる企業は好調です。

ユニクロは1年前と比較しても、国内での客数って横這いなんですが、
値上げをして、この原材料高の中で利益を横這いに保って客単価は11%上昇する事で、国内利益を横這いにもってくる事ができました。

一方の良品計画は、利益を下方修正しましたが、価格転嫁をしませんでした。
結果として原材料高をモロに受けて営業減益となってます。

去年の3月に行動規制が緩和されて、そこから経済正常に舵をちょっとずつ切ったんですが、
成功してる企業がした事は、

それまでは需要が無いので、需要を喚起する為に値段を下げてましたが、
外出規制が緩和されて需要があるんだから、値上げしましょうと。

って言うダイナミック・プライシング(※)の戦略を取ってます。

(※)消費者の需要と供給で商品、サービスの価格を変動させる事

ただし、単なる値上げじゃなくて、元の商品を改良して新商品にする等の付加価値のある物を値上げするという事をやって客単価を上げて利益が残る構造を作ってます。

上手くいって無い企業の経営者が言ってる言葉に「付加価値が受け入れられなかった」ってよく聞いて、値上げに応じた付加価値があるか?が重要になっていて、要は値段が受け入れられないんじゃなくて、付加価値が受け入れられなかったと。



期待の銘柄(小売り)

どんな小売業の銘柄が個人的に期待かというと、

ハズれても知ったこっちゃ無いんで、あくまでも投資は自己責任で。

小売りのドラックストアーだと、

①マツキヨココカラ&カンパニー

は業績好調なんですが、
ここは、収益性が低い会社を経営統合して、その会社の利益率を上げるような事をやってます。
これが市場では評価されてます。

マツキヨココカラ週足

マツキヨココカラの薬って海外の人が大量買いして母国に持って帰ってるそうです。
なので、インバウンド銘柄の1つでもあります。

百貨店って構造不況業種って言われてきたんですが、
市場規模が国内で5兆円あると言われてるので、コロナが戻ればニーズはあります。

百貨店の月次売上を見ると、伊勢丹(三越伊勢丹HD)、高島屋などが好調です。

伊勢丹新宿店は、23年3月期で過去最大の売上高になる予定です。
好調は月次にも記載されてますが海外富裕層向けのハイブランドです。

小売りで株価がこの1年で好調なのは、
高島屋、三越伊勢丹、ファーストリテイリング、Jフロントで

横這いなのが、
イオン、セブン&アイ
です。

株価


セブン&アイは利益を稼いでるのが、日本のコンビニによりも米国のコンビニの方が大きくて、
景気後退による米国の消費環境がこの後大丈夫なのか?
今後、円高になった時に、円建ての利益ってどうなの?
が相当重しになってます。


②三越伊勢丹、高島屋

は今後のインバウドの期待が大きいのが上値が軽くなってる要因にあります。
新宿の伊勢丹って全部自分の資産なんで、家賃払わなくて良いので、販管費が軽いので、売上から利益が出やすい構造になってます。

三越伊勢丹週足



③H2O(エイチ・ツー・オー)リテイリング
も好調で、

H2O週足


ヒーロー二人って「H2」って言う あだち充 の漫画がありますが、

H:阪急百貨店
H:阪神百貨店

のH2とが統合されて、かつ水(H2O)で地球に欠かせないって意味で付けてます。



期待の理由

ここからは完全に想定になるのですが、「来期」(24年3月期)が非常に利益が伸びるじゃないか?と踏んでます。

それはやはり中国です。

中国からの入国は、4月5日から水際対策緩和で陰性証明の提示不要になりました。

今後は中国の爆買が本格化してきます。

多分、誰もまだ言ってないでしょうが、これって「ある法則性」が明確にあって、中国人の知り合いに教えてもらったんですが、言われないと気づきませんでしたから。

2015年に「爆買い」って言葉が、流行語になったんですが、「一元20円」で元高だったんです。

翌年にパタっと止んだのは、「一元15円」の元安にふれただけ。単に為替が下げただけ。

メディアでは、「物消費からコト消費に変わった」とか、よく分からん事を、言ってたんですが。
一元あたりで、沢山の買い物が日本でできただけです。

これは中国人からすると至極当然なんですが、「為替」です。

これが足元また元高で、一元19円代で、2015年水準まで元高にふれてます。

円元


その意味で百貨店の特に「高級品」の扱いが多い銘柄が期待できます。
しかも株価的にもバリューだしね。

なので、中国人民元/円 のレートを見ておくと、中国人の爆買いが読めてきます。

ただし、これらの銘柄が今後良くなるだろうってのは、目先が効く投資家は、去年の段階から買いを入れてます。

なので、良い業績が出たからって、増配、自社株買いもセットでやらないと全然株価が伸びない可能性はあるのが注意点です。

私のようなスイングだと、この手の銘柄は美味しい所を取れれば良い感じです。あと1年で何倍もの株価を狙うような銘柄じゃないです。



久々に投資記事をタイピングしました。

感想でも聞かせて下さい。

では、では。

ちゃんちゃん。