どうもローンイマイです。


日米の四半期決算が一巡したので、米国株で個人的にポジってる銘柄、注目してる銘柄を挙げておきます。

米株は一株から買えるので、分散して持つ事をしても良いですし、(日本もそーしろって!)

日本株のみの方でも、日米の銘柄は連動してますので、米株を監視する事で日本株の投資にも役立ちます。


さて、2023年アメリカは大統領選挙の前年で、米国株のトータルリターンパフォーマンスは最も良い年というアノマリーがあります。

それは景気浮揚策として色々な対策が取られるからですが、ただインフレ懸念が残ってるうちは、なかなかやり難いでしょうけどね。年後半には期待ですね。

米金利は利下げまでは難しいでしょうし、長期化する可能性もありますが、いずれにせよ年半ばまでには、利上げが止まれば出口が見えてきます。

主要3指数での、2023年の年初来パフォーマンスは、NASDAQがもっとも良くて、次がS&P500、最後がダウ工業株と2022年までとは真逆の状況です。

これはNASDAQがもっとも景気敏感で、金利の影響をもっとも受けやすいからです。

金利の出口が見えてくれば、NASDAQが一番買われるというごく当たり前の事がマーケットではおきてます。

3月22日のFOMCは、個人的には0.5%利上げも十分にありえるし、ターミナルレート(利上げの最終到着点)の引上げも十分にあるじゃないかと考えてますが、そこで思いっきり押せば、買場じゃないかと個人的には考えてますけどね。


注意点としては、年後半か来年かに本格的なリセッション(景気後退)に陥る可能性もありますけどね。
たしか去年11月から逆イールドが発生して、最短9ヵ月~最長2年で、だいたい1年でリセッションで暴落パターンが過去多いしね。

今回だけソフトランディングだノーランディング(景気後退しないで回復)ってのは少し甘いんじゃないですかね。

もし、その傾向が見えた時は、即効で逃げた方が良いです。
私は全売りしてからショートしますけど(笑)
実際どうなるかは神のみぞ知るです。
予想なんてせずに相場は相場に聞けで動いた方が良いです 



この記事は2023年2月26日(日)昼頃に書いた記事です。
(古い情報になってる可能性がありますので、一応お断りです。)


情報交換できる仲間を募る目的で書いてますので、
・「真剣」にやってる「専業」の投資家の方
 または、
・専業では無くても、「真剣」に深く勉強してる兼業の投資家の方
 かつ、
・「等価」で情報交換できるような方
は、ぜひ連絡下さい。

全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、紹介した銘柄は決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。

コメントの際は、投資暦、投資スタイル、具体的なポジションを持ってる銘柄を記載いただけると助かります。

参考に少しでもなったって方は感想をぜひお聞かせください。


後で何を書いたか後で分からなくなるので、目次としてまとめておきます。

<目次>
個人的注目の米国銘柄

・エヌビディア <NVDA>
・オンセミコンダクター <ON>
・ジェネラル・ダイナミクス <GD>
・ハリバートン <HAL>
・ヘス <HES>
・アプティブ <APTV>
・サービスナウ <NOW>
・ウィン・リゾーツ <WYNN>
・ロックウェル オートメーション <ROK> 
・クアンタ・サービシーズ <PWR>
・シースリーエーアイ <AI>
・ソーラーエッジ・テクノロジーズ <SEDG>
・デルタ航空 <DAL>
・マリオットインターナショナル <MAR>
・モービルアイグローバル <MBLY>
・イリジウムコミュニケーションズ <IRDM>

他にもあるけど、ざっと今ならって感じで。

米国UP




政策銘柄を追え!

「政策銘柄に売りなし」って格言通り、日本だけで無く当然米国でも政策銘柄は注目です。

①CHIPS法
(CHIPS and Science Act)
CHIPS:Creating Helpfl Incentives to Produce Semiconductors for America

2022年8月に成立したんですが、
米国内の半導体に対して約6.5兆円(500億ドル)の補助金を10年間の間に投入します。

対中ハイテク戦争の為の切り札であり、アメリカの半導体産業の国内回帰を目標としてます。


②戦争特需
ロシア、ウクライナ戦争にからんだ銘柄です。
後述します。


③エネルギー銘柄
ここも変わらず強いし、ウクライナ戦争前まで割安に放置されてたんで、未だに割安なんですよね。


④インフレ抑制法&充電インフラ
2022年8月に成立した「2022年インフレ抑制法」は、3690億ドル投資して、
エネルギーと気候変動、クリーンエネルギーシフト、EV産業強化で、
EV購入補助金、EV製造工場への補助金など、EV産業政策を出してます。

EV本格普及にともなって注目されるのが、充電インフラです。
バイデン政権は2030年までに約1兆円(75億ドル)を投じて、公共充電器(EV充電器)を50万基を展開するように決めました。

これに伴いテスラ社は、2024年末までに高速道路沿いやホテルなどに、自社の充電機器を他社にも解放して2024年末までに7500基以上設置します。

EV需要は供給をすでに上回っており、ゼネラルモーターズ(GM)、フォード、ハーツなどもEV充電設備の拡大を加速させてきてます。

フォードはEV強化に500億ドル投じてるし、GMは2035年までに全車両EVに切り替えると宣言してます。
日本からテスラのEV充電機器の材料を提供してる銘柄もありますので日米で注目です。

とにかくEVの分野は、莫大なコストがかけられていて、
補助金、電力供給網の強化(=充電スタンドの増加)、充電インフラ整備には、数百億ドルかかると言われていて、

自動車大国アメリカで、もっとも車両数が多いのはカリフォルニア州で、米国全体の半分の100万台以上のEVが走ってますが、

この支出の為にEV導入促進の新税導入案が2022年11月の中間選挙と同時に行われた住民投票では否決されてます。
家庭用充電器は設置が厄介で値も張りますが、その前にEVは価格が高いです。

カリフォルニアは広大で人口もまばらな地域が多いんで、車での長距離移動は必須ですが、
1回の充電だと目的地の往復ができない可能性も高い問題点もあります。

公共充電器では米国よりも中国が先行していて、私は中米の両方から利益を得られる、日本の原材料メーカーなんかも着目です。

いずれにせよ、このEVシフトは止まる事は無いです。


⑤インバウド
あとは今回の決算でも分かりましたが、
米国は強烈にインバウド事業が戻ってきてる事が確認できました。

具体的には、ホテル、旅行、ギャンブル、航空関連です。
足元の業績はまだ回復しては無いですが、夜明け前が最も暗いんで、
今は少し明るさが見えてきたところです。
ここから半年買って持てと言われたら、このセクターは持っておきたいですね。


⑥AI関連
CHIPS法とも絡むんですが、テック系だとこの分野は外せません。




エヌビディアと半導体産業

CHIPS法が追い風となる半導体産業ですが、
2月22日 半導体大手のエヌビディアの決算がありました。


log-nvidia

エヌビディアは、
半導体の中でも特にGPU(Graphics Processing Unit)画像処理の演算装置を得意とします。

CPU(Central Processing Unit)の中央演算装置はコンピュータの頭脳ですが、

GPUは内部でコアが連携動作する並列処理するので、CPUよりも処理スピードに優れています。
但し、単純計算に特化してるので、幅広い処理には向いてません。

なので今の流行りは、CPUで幅広い処理やって、膨大な単純作業(画像データ処理など)はGPUにやらせてます。

エヌビディア躍進理由 2022/11記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20221106-invester79.html

なぜ数年で見て今後伸びるか?
を記事にしてるので、気になる方はどうぞ。

今 4Q(11-1月期)決算は、売上(60億ドル、1株利益(0.88ドル)ともに市場予想を上回りました。
一番重要なのは、2-4月期のガイダンス(見通し)です。

売上構成で(ざっくり)
データセンター:56%
ゲーム    :34%
自動車    : 3%
その他

4Q実績では、
データセンター向けが11%増収(市場予想 下振れ)
ゲーム向け46%減収(市場予想 上振れ)

半導体業界全体としてのコンセンサスとして、
デバイスの市場
設備投資の市場
ともに、23年前半は調整局面だと、
エヌビディア1


週足 10月の底値からすでに2倍になってきてます。
エヌビディア2


長期投資家とし知られるウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ社が、
世界最強の半導体ファウンドリー(受託生産)
TSMC

を昨年大量保有して、わずか3ヵ月で87%近い保有株式を売却したのが話題だったんですが、
売却した理由は明確にはしてないんですが、

この生産調整を懸念してたのでは?とか
EPS成長率が下落したんでPEGで見て割高になったのでは?

PEG=PER÷EPS成長率

PEG/PSR
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230122-invester91.html

とか、色々憶測はあるんですが、半導体銘柄では、
エヌビディアやオンセミコンダクターなんかは、
ターミナルレートの引上げや、FOMCで0.5%の利上げなんてなって押した局面は買っていっていいのでは。

TSMCの1月の決算でも言ってましたが、
今年前半は生産調整をやると、要は市場全体では1~6月が大底だと、

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のCEOのリサ・スーによると、
パソコンの市場は、1~3月が底だと。
これは昨年夏以降に強力に在庫調整をやってきたのが効いてます。
CPUの市場は良い方向に向いてきてます。

ちなみに、将棋の藤井聡太さんは世界で一番会いたい人は、リサ・スーだと
CPUはAMDのRyzenを使ってたからみたいです。

りさすー

パソコン市場は今年前半で底を打って、
一方でデータセンター向けは、米国で景気後退色が出てるんで、
データセンターを新設する需要は減ってきているんですが、
サーバーの中身のCPU、GPUの入れ替えは活発なんで、
伸びは少し鈍感してますが、減ってる訳では無いです。

一部の大手クラウドの会社では、CPUの在庫を持ちすぎてる企業もあるみたいなので、そこで今年前半に軽い在庫調整をやるらしく、これはネガティブなんですが、

AMDがデータセンター向けCPUのジェノア、その先にでるベルガモを投入するんで、これが売れ始めるとデータセンター向けの投資が回復期に入ります。

AMD 日米の両決算から読み解く
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230212-invester94.html



エヌビディアの再成長

AMDの絡みで、エヌビディアの新型のGPUである「H100」が年初から投入されました。

従来の「A100」よりも「H100」は単価が高くて、

最小単価で、
A100 で、180万円
H100 は、480万円
で性能が非常に高いです。

※H100は、TSMCの4nmで製造され、800億トランジスタというモンスターチップ。
A100は、TSMC 7N(7nm)ノード

このH100が売れ始めると、エヌビディアの再成長が始まると個人的にみてます。

エヌビィデイアの業績がこれまで拡大してきており、
H100のような高価なボートを何で出したか?ですが、

データセンター投資の大きな目標は、
多言語の翻訳で、「大規模言語モデル」って言ってるんですが、

数十万人のユーザーが数十カ国で、AIが受け答えするような事をやるつもりです。

その目標には全然追いついて無いんですが、それに向けて今は投資を進めててAI市場はどんどん拡大してます。

会社発表では、「ChatGPT」の台頭でAI普及は変曲点を向かえたと言っており、
AIインフレ構築、大規模言語モデルは数ヵ月で飛躍的に増加したそうです。

ChatGPTとは
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230205-invester92.html

ChatGPTその後
http://loanimai-bigbust.net/admin/20230212-invester94.html


現在、万能AIというのは存在しないんで、AIでも「ChatGPT」に限らずどれも不完全で、あれだけを個人や企業が使っても、間違いだらけになるんで特定の局面で生かす必要があるんで、

そのどんどん拡大しているAIをどう使うかが重要になるんで、

AIのコンサルタントの仕事が増えていて、
マーケティングする人の仕事も増えて、
そのAIをどう組み込んで位置づけるかのシステム開発の仕事が増えて、

個別のAIが増えるに伴って、マッキンゼーだボスコンだとかのコンサル業が増えて、システム開発の仕事も増えて、
最後はそのAIシステムを売らないとならないんで、販売の仕事も増えて、
特定の機械にパッケージ化されると、お客さんの所に持っていく物流の仕事も増える。

AIが普及すると仕事が減ると思ってる人が多いんですが、
AIが代替するような単純労働は減るんですが、
個別のAIが増えるほど全体としての仕事が増えるのが現状で、

chatGPTでも、上手く使うと、いい結果にはなるし、
使い方を間違えると、間違った結果になるってのが
今のAIの現状である事は頭に入れておいた方が良いかと。




ちゅうか・・・・
ここまで1銘柄目のエヌビディアの紹介だけで長くタイピングしてしまった。。。

エヌビディアだけでもっと深堀すると残り20分タイプする事になるので止めますが、
他の銘柄も細かく紹介しだすと、どれもこのエヌビディア以上にタイピングする事になるので・・・

ここからは、超簡略化して紹介する事にします。



オンセミコンダクター

ちゅうことで簡略化して紹介します。

私の中での半導体銘柄の本命です。
パワー半導体が売上の大部分です。

log-onsemi


CHIPS法だけじゃなくて、EV支援の恩恵も受けます。

EV駆動モーターを制御するメイン・インバーターでは、
中核部品の高電圧パワー半導体の電流交換効率(=電力損失を抑制)がEVの航続距離を左右するんですが、
オンセミは、まさにメイン・インバーターの高電圧パワー半導体が非常に強いです。

先行運転支援システムの車載カメラ向けイメージセンサーでも高いシェアを持ってます。


オンセミ


ちなみに、
テキサス・インスツルメンツ<TXN>は、
バッテリーパックとメイン・インバーターの間、
メイン・インバーターと駆動モーターの間
に必要な電流センサーに強いです。


日米全く一緒の構図なんですが、
オンセミと、2022年の他の米半導体銘柄と株価チャートを並べてみて下さい。
同じセクターの銘柄だとは思えません。

他の半導体銘柄が去年半値以下になってるのに、
2022年後半には年初からの高値までとってきてます。

週足チャート
オンセミ2



10-12月期決算の前年同月比は、
売上高  +14%
営業利益 +46%
EPS  +40%

パソコン向けは軟調でしたが、自動車向けが好調でした。
EV向けにシフトに伴うパワー半導体の需要で、今後数年需要ひっ迫が続くと予想されてます。

粗利益率は前四半期からは若干低下してるんですが、パワー半導体の増産に伴う初期コスト増です。
1-3月期の見通しは、△4~+1%で、EVや先進運転システム(ADAS)堅調と、産業向けは軟調と見込んでます。

自社株買い枠で25年末までに30億ドルも発表してます。

エヌビディアもオンセミも長期でジックリ仕込むのに向いてる銘柄でしょうね。



ジェネラル・ダイナミクス

戦争特需銘柄です。
logo-GD

世界有数の防衛宇宙複合、重機械コングロマリットです。
軍需産業では世界6位で、民生産業部門の比率も大きい。

次世代主力戦車のコンセプトモデルとして「エイブラムスX(AbramsX)」とかも発表してて、
ABRAMSX

戦車のウクライナ提供がきまって、その戦車を作ってたり
プリムス155mm榴弾って大きな大砲も作ってて、

ウクライナ軍は1日7000発とかこの155mm榴弾をぶっ放してる状態ですから、

米国は100万発155mm榴弾の砲弾をウクライナに提供したんですが、
それで米国内の砲弾の備蓄が無くなってて、これを備蓄し直すのに何年もかかるそうです。

平時の生産計画では全くダメな状況なんで、
ニューヨーク・タイムズによると日「155mm砲弾の生産量を6倍に増やして月産9万発に引き上げる」そうです。

ジェネラル・ダイナミクス1


週足で見ると、ロシア侵攻後に急騰して、今まさに調整してます。
ジェネラル・ダイナミクス2

ここは独占では無いんですが、リーダー企業で最も恩恵を受ける企業であり
今起こってる世界情勢の需給で考えても、分かり易い成長ストーリーなのが、ジェネラル・ダイナミクス です。

ウクライナ情勢、台湾有事への備えと、数年で考えたら、そこまで崩れる事は無いだろうなと。



ハリバートン、ヘス

割安なエネルギー関連銘柄ですが、

話し出すとこの2銘柄も長くなるんで、もっと簡略化して説明します。

この2銘柄は去年2021年1月に私がエントリーした事をプライベートで書いて、
2022年はコモディティだぜと、その後公開してます。

去年1月当時の決算も超良好で、株価も当時、高値更新してました。

エネルギー業界は、石油メジャーの
エクソンモービル <XOM> 500億ドル
シェブロン <CVX> 750億ドル

と2社で16兆円以上(1250億ドル)と、
日本の年間自社株買いの2倍で、日本も何とかしてくれよ。。。

ハリバートン、ヘスを、気になる方は、あとは決算書を読んで下さい。
logo-HAL

logo-hess


ハリバートン週足2022年1月の好決算から一気です。
ハリバートン2

ヘス週足。同様に2022年1月の決算から好調
ヘス2



アプティブ

平たく言うと、自動車部品メーカーです。
元々GE(ゼネラルモーターズ)の部品部門から独立してます。

logo-APTIV


PER:34倍
PBR:3.6倍
時価総額:315億ドル
従業員数:16万人

自動車メーカー上位25社を顧客としてます。

やはりここも、4Q(10-12月)決算でEV関連製品で大幅な増収となってます。
調整後EPSで87%増です。

自動車産業の成長テーマを扱ってて、
安全性の向上、燃費改善、ネット接続、部品の中でも、予防安全関連製品である先進運転支援システム(ADAS)とEV増産で高電圧関連製品で大幅な増収、
EVで需要の増えてる、高電圧ワイヤーハーネス事業にも注力してます。

アプティブは、2023年はEV好調も景気軟化で前年比1%減少すると予想してます。

48ヶ国で事業展開するグローバル企業です。
不採算事業は分離したんで、

・電気配線システム(コネクタ、配線、ワイヤーハーネス)
・ADAS、センシング(=センサー等の検知器で情報取得)、電子制御ユニット、自動運転
の2本柱です。

見通しだと、EVシフト、車両安全の規模が21%増になると予想してます。

年初から調子良いです。
アプティブ1

2022年大きく調整したので、W底を付けて、さあこれからと。
アプティブ2


サービスナウ

個人的に好きな銘柄です。

クラウドを通じてアプリを提供するSaaS企業(※)ですが、売上の95%は、サブスクリプション収入です。

※Software as a Service
クラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネット経由で使うイメージ


logo-servicenow


大企業の業務を自動化・効率化するソフトをクラウドを通じてサービス提供しますが、
何と言ってもチャーンレート(解約率)は断トツの低さで、契約継続率は何と98~99%です。

ITSM:ITサービスマネージメントとIT支援
ITOM:ITオペレーションマネジメント
IT Workfows:社内ITシステム管理支援
が主力です。

他にも、
Employee Workflows :人事業務支援
Customer Workflows :顧客対応支援
Creater  Workflows :社内向けソフト開発支援
なども扱ってます。

過去5回の決算中4回の決算も超好業績を出して買われて、その後に徐々に下落して、また超好業績を出して買われてるを繰り返してます。

業績は
4Q(10-12月)はサブスク収入が前年同期で22%増の18.6億ドル(市場予想下ブレ)、EPS56%増で2.2ドル(市場予想上ブレ)
新規顧客は30%増。
営業利益率も5%増

5月に中期経営計画を更新するんで、そこで見通しが引上げられるかが着目かな。
今年も業績が好調になると期待して、成長企業が好きな私としては、米国株 SaaS企業 として注目してます。

シースリーエーアイもここもそうですが、
SaaS系って値動きは凄く荒いんで、エントリータイミングは慎重にして1株単位で分散して日もずらした方が良いです。

ただ仕込を上手くやると凄く利益でます。
すげー地合いが悪い日にちょっとずつ仕込む方が無難です。

週足2022年大きく調整したんで、W底付けて、ここからですね。
サービスナウ



ウィン・リゾーツ

インバウド銘柄ですが、マカオカジノ監察局が発表してる、1月のカジノ収入は、前年同月で82%増で、旅行規制緩和での増加が明確です。

米国カジノ市場も客室稼働率がコロナ以前の水準よりも高くなってます。

ウィン・リゾーツ <WYNN>
logo-win
logo-win-hotel

マカオ客室稼働率が前四半期から上昇して賭け額も増加して、
4Q決算でもラスベガスの調整後EBITDA(※)で18%増。
客室単価も高水準。

(※)イービットディーエー
=営業利益+減価償却費 で通常計算します。

グローバル企業の収益力を比較するのに、通常使う国際基準です。
過剰な設備投資をしてると減価償却を入れちゃてるんでマイナス要因を取り込めないデメリットはあるんで、EBITDAだけでなく、ほかの利益指標も見て判断した方が良いです。

同業他社だとラスベガスサンズ <LVS>
シンガポール客足が回復してきてます。

株価は10月以降絶好調です。
WYNN



ロックウェル・オートメーション

産業用オートメーションと情報ソリューションの世界最大手です。
FA機器だと日本だとファナックが有名です。
logo-RA


製造業が顧客の中心で、
オートメーションに関する機器を扱うインテリジェントデバイス事業(45%)
ソフトウェアサービスを扱うソフトウェアコントロール事業(30%)
コンサルティング、保守を扱うライフサイクルサービス事業(25%)
が柱です。

競合だとドイツのシーメンスなんかがあります。

PER :31倍
PBR :11.5倍
時価総額:335億ドル
従業員数:2.6万人

1Qの受注額、受注残も増加しており、サプライチェーン改善の期待やFA需要が堅調だってんて、2023年9月のガイダンスを上方修正してきてます。

この要因は、去年成立した CHIPS法、インフレ抑制法で、製造業が国内回帰を促す内容だってので、見通しをあげてきてます。

去年8月この法案以降から上昇してきてます。
ROK



・・
疲れてきた・・


全部解説するのは、そもそも無理だ。。(エヌビディアをタイピングしてる途中で気づいたが・・)

もうここからは一言で解説(笑)

・クアンタ・サービシーズ <PWR>
→インフレ抑制法が追い風。電力インフラの建設、設計、改修、補修の大手。電力会社の電力網の近代化需要と取り込んでます。受注残が積み上がってます。
PWR


・シースリーエーアイ <AI>
→ChatGPT銘柄でマイクロソフトとの連携が深い AI搭載の新製品を3月発売
 高値180ドルから11ドルまで18分の1まで下落(笑)
 ここまで調整すると2,3倍の株価には簡単になり投資妙味があります。
 今年に入ってすでに2倍(笑)
シースリーエーアイ1

・ソーラーエッジ・テクノロジーズ <SEDG>
→太陽光発電システムで住宅や小規模商業施設に設置するインバーターの大手
 このグリーンの時代の時流に乗ってます。
 売上の53%は欧州です。
 Abalanceとこの銘柄は同時に見ておくと良いでしょう。
ソーラエッジテクノロジー2


・デルタ航空 <DAL>
→ウィン・リゾーツなんかと一緒で、インバウド銘柄です。
 今回の四半期決算で明確に航空需要が回復してきてます。
デルタ航空


・マリオットインターナショナル <MAR>
→同じくインバウド銘柄 ホテル事業
マリオット2


・モービルアイグローバル <MBLY>
→EV銘柄 イスラエルが拠点で、先進運転システム(ADAS)、自動運転の開発をやってます。

モービルアイグローバル2



・イリジウムコミュニケーションズ <IRDM>
→衛星を利用したデータ通信サービスです。同業だとスペースXが有名です。
 これから通信料がまだまだ増える中での成長産業です。
イリジウムコミュニケーションズ1




個別銘柄を挙げましたが、くれぐれも投資は自己責任で行って下さい。

私はファンダ中心でテクニカルも重視するスイングトレーダーなんで、

ポジってた銘柄でも、テクニカルが悪くなったと判断したら、平気でショートにも切り替えるんで、今買ったって銘柄を1週間後には平気で空売りしてる事すらあります。

なので過去記事の銘柄とか今見ても全然役に立たない事も多いです。
(今読むと、銘柄の自分の評価が変わってる事も多いし)


では、良い日曜日をお過ごしください


では、では。

ちゃんちゃん。