どうもローンイマイです。

反応は無いですが、良く読まれてる インベスター日記の延長戦です。

(交換募集しても全く交換する人いないし・・この時間で体験レポ2個はUPした方が遥かに良い気がしますが・・・)


さて、会社で株式投資や金融に詳しいと思われている私は、色々と会社で聞かれます。

今、すごく円安ドル高でFXやらで大儲けしてる人とかの特集もどうやらTVでやってるらしくて、
「ドルを買った方が良いの? 教えて!」
と聞かれました。

「靴磨きの少年」の逸話とシンクロしました。


この記事は10月30日(日)18時過ぎに書いた記事です。

情報交換できる仲間を募る目的で書いてますので、

・真剣にやってる専業の投資家の方
・等価で情報交換できるような方
は、ぜひ連絡下さい。

参考に少しでもなったって方は感想をぜひお聞かせください。


全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、紹介した銘柄は決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。

コメントの際は、投資暦、投資スタイル、具体的なポジションを持ってる銘柄を記載いただけると助かります。



靴磨きの少年

株式投資では有名な話なんですが、
靴磨きの少年が株式投資に興味を持ったら、暴落、市場の天井を知るサインって話で、

ケネディ大統領が少年時代に相場師だったケネディの父親が靴を磨いてもらってた時の話で、靴磨きの少年が、
「この株が儲かるんだって!」
って言い出して、

ケネディパパは、
「こんな投資のド素人の少年まで株で儲かると思ったら、ここから株価は下がるに違ない」
と、これを機に保有していた株式を売却して、1929年ブラックサーズデーを回避したという噂でホントかどうかはよく分かりません。

会社で質問を受けて私がアドバイスしたのは、今年ドル買いすべきチャンスだったのは、

①一番最初のチャンスが、
今年の1月上旬のフェド(米中央銀行)がQT(資産縮小)に触れた時

②2番目のチャンスが、FRBの3月の緩和終了と利上げ

③3番目のチャンスが、8月のジャクソンホールでのFRBパウエル発言でのさらに利上げが織り込まれた時

ドル円でもクロス円(米ドル以外の通貨と日本円)でも、両国間での金融政策から予想される 各国の通貨供給量の合計の比率で決まるので、

為替レートの決まり方、今後の予想
http://loanimai-bigbust.net/kan/20220510-kandeli-enyasu.html

有名な分析方法にソロスチャートってのがあります。

FXやってて、ドル円のテクニカル分析やってる人はご存じでしょうが、
ドル円では、MACDは転換していて、ボリンジャーバンドでもドル買われ過ぎ基準に達してて、ドル円150円が一つに節目にはなってます。

ドル円

今後どうなるか分かりませんが、積極的に円を売って、ドル買う時期は過ぎたんじゃないかと個人的に考えてます。



アメリカ指標その後

10月9日の記事にて

今後の予想と投資戦略
http://loanimai-bigbust.net/admin/20221009-invester74.html

当時は、完全に12月の利上げは0.5% が市場のコンセンサスでしたが、

私個人の意見では、0.75%になるんじゃね?と記載しましたが、

その後にコアのインフレ率が収まってなくて、0.75% 予想が一気に高まり株価は下落しました。
ほぼ思った通りのシナリオで、

アメリカの経済指標を見ると、急速な政策金利(FFレート)を上げ始めてから
①10年債の利回りが同じように上がり、
 ↓
②30年物の住宅ローン金利が上昇して現在7%超え
 ↓
③これに反比例する形で下落してるのは、新築、中古の住宅販売件数が下落してる。
 ↓
④当然、これに逆行する形で賃貸の需要が上がって、家賃相場は右肩上がりに上がっている。
 ↓
⑤それでCPIの中に3割を占める、住居費って項目がありますが、これが右肩上がりになってます。

住居費は、硬直性があるって言い方しますが、簡単に下がりません。
賃貸契約してる方は分かるでしょうが、過去家賃が上昇はしても下がったためしがほぼないでしょ?

石油や野菜の価格のように上下を常時するようなもんじゃないので、
これじゃ、インフレは収まらねーよ!
ってのが、私の記事にした当時の予想でした。

12月も0.75%だと思われたところで、その後にウォールストリートジャーナルにFEDウッチチャーの記事が載って市場は一変しました。


これも以前に記事にしましたが、大統領選挙前には株価は上がるだろうと。

私個人はこの記事は大統領選挙の為の当然リークだと思ってます。

続きの予想は、後述の今後のスケジュールの中で。



今年儲かった投資手法

ロシアのウクライナ侵攻があったので、5月以降では、

今年は日経平均で、大まかに2万6000~2万8000円のレンジで動いております。

日経-週足


投資の一番難しい所は、どの位置で売買するかなんですが、

今年がレンジ相場で動いてる事が分かり、このレンジがざっくりと分かると、

2万6000円辺りで買って、2万8000円辺りになったら売って利益確定して、さらにショートポジョシン(空売り)して

2万6000円辺りに下がったら、ショートカバー(売り解消)して、またポジョシンを逆転してと

売りも買いの両方でスイングトレードしてる人には、上げと下げの往復で利益が取れるので2度美味しい訳です。

もっとも、この傾向が分かったのは5月以降ですけどね。



中国の激震

今回の中国共産党大会の人事は、世界的に激震でした。

チャイナゼブンと呼ばれる政治局常務委員の7人は、

習近平さんの子飼いの忠誠心がある人のみで構成され、能力度外視と中国専門家のチャイナウォチャーの人達は発言してます。

胡錦濤(こきんとう) 元国家主席、
序列2位だった李克強(りこっきょう)副主席
次期首相の最有力候補と噂された胡春華(こしゅんか)さん

らのエリート集団である中国共産主義青年団 出身者は、習近平さんに嫌われてると噂され、今回全員パージされました。

胡錦濤
胡錦濤
李克強
李克強
胡春華
胡春華
胡錦濤さんが腕を掴まれて途中退席する映像は衝撃的でした。
胡錦濤退席

胡錦濤氏が共産党大会を“途中退席” 異例の事態を徹底分析



上記動画でも解説されてますが、

今回、序列2位になった
李強 さん、上海ロックダウンを主導した人で、とにかく評判が悪く、経済成長はマイナス13%と
 習さんの秘書出身で徹底して言う通りに動く人

序列5位の
蔡奇(さいき)さんは、北京トップで、習近平さんの元部下
 中国通の近藤さんによると、北京で支持してる人にあった事が無いと

序列7位の
李希(りき)さんは、広東省(かんとうしょう)のトップで製造業をボロボロにした人で
 習近平さんへの忠誠心が人一倍強いと言われて抜擢されました。

3人とも実績はボロボロながら、忠誠心を重視の人事だろうと。

丁薛祥(ていせつしょう)さんは、習さんの秘書出身


中国新指導部

習近平さんは、まず江沢民派を潰し、そして今回で胡錦濤派を完全に潰しました。



台湾進攻への布石

米ブリンケン国務長官は、
「中国は予想よりも遥かに早いスケジュールで台湾統一を目指している」
と発言してますが、
ブリンケン国務長官

今回の党大会で、台湾統一を党規約に明記しました。

日本、海外の中国専門家の人達の分析を読んでみると
新しい政権のチャイナ7は、上記の通り能力度外視の全て自分のイエスマンのみで固めたと言われており、ブーレキ役は存在しないそうで、共産主義の政治体制の中では、習さんが暴走しても止める人はいないそうです。

元々チャイナ・セブンという集団指導体制が敷かれた背景は、

毛沢東時代の1958年大躍進政策で4000万人が餓死し、
文化大革命で1000万人以上を抹殺し、1976年 毛沢東が死去で終幕しましたが、

毛沢東の時のように独裁になると大失敗を起こすので、この時の反省から、
1978年から実権を握った鄧小平(とうしょうへい)さんはチャイナ・セブンへ移行を主導しました。

鄧小平さんは、は柔軟な考えの持ち主で、
国民が幸せなら別に共産主義の必要は無いと考えて
「黒い猫でも白い猫でも、ネズミを捕る猫がいい猫だ」
という言葉が有名ですが、

「国民を一律で裕福は不可能だから、別に先に富めるものから富むのがいい」という先富論で、全員一律という社会主義とも違いました。
毛沢東-鄧小平


中国関連株の暴落

習近平さんは党大会のスピーチの中で「社会主義」を連呼しました。
マーケットが期待していた、「市場経済」は、全く考慮しておらず、

私がいつもチェックする中国株65銘柄で構成されるゴールデンドラゴンチャイナ指数も、当日は14%下落

ドラゴンチャイナ

「共同富裕」という名の美名で、今後も市場経済は無視して、民間企業いじめにシフトすると市場は判断しました。

今までアリババ含めて大手企業は習近平派にイジめられましたが、李克強らの市場経済を重視する派閥が大手企業を守る事でどうにか支えられました。

aribaba

去年9月に「共同富裕」が打ち出された時も、アリババ、テンセントも2兆円ずつ政府に(強制だろうが)寄付したという形になってます。

今回ハッキリした事は、中国は統制をより強めて、独裁体制が強化され
「武力放棄を決して約束しない」と習さんが発言したように、
台湾進攻をより進める事で軍事的なリスクは今まで以上に高まるという事。
そしてそれを止める人はすでに中国国内には存在しません。

中国の資本市場は改革開放とは逆回転していくので、およそマーケットフレンドリーでは無いという事。

今回のチャイナ7の中に習近平打倒をする人は居なくなり、後継者らしき人物もいないし、今回の3期目から、5年後の4期目も確実にするつもりなんでしょうね。

あとは物事は全て、習近平さんの胸三寸で物事が決まりますので、予想をする事自体が難しいという事です。


尖閣諸島確保は「歴史的責務」って・・完全な日本に対する宣戦布告じゃん。
ホント・・・旧統一教会問題やってる場合じゃねーだろ。


中国からの日本回帰

そして製造業の工場が国内回帰を始めてます。
大きな理由は、
1つ目は、円安によるコスト競争力
2つ目は、中国に対する経済安全保障上、地政学リスク

ダイキン工業が中国依存を避けるために国内に戻すし、
米半導体大手のマイクロンテクノロジーズも広島に工場移したり

アイリスオーヤマが国内に製造拠点を戻す事発表したり、
JVCケンウッドは、カーナビ製造を中国から日本に移し
アパレル大手のワールドも、国内比率を4割から9割に高めたり、

キヤノンも先日の決算発表で御手洗会長が「メインの工場を日本に持って帰る」、「政治的、地政学的な緊張は高まる見通し」と話ました。

国内回帰

数百億円規模の移管がバンバン進んでます。

以前記事にしたところだと、自動車のスバルがEV工場を国内など
どれも、日本国内GDP上昇に寄与します。

地政学リスクは、2017年にトランプ米大統領が就任を機に、
中国リスクを世界中に喧伝した事に端を発しました。
トランプさんに吹き込んだのは、日本の安倍元首相が当然いるでしょう。

国内回帰 5月の記事
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220515-invester64.html



今後のスケジュール

11月8日 の米中間選挙を中心に考える必要があって、
ここまでにアメリカから悪材料が出るとは考えにくいです。

具体的には、
・11月3日 3:30
 FOMCで0.75%の利上げは確定だが、FRBパウエル議長の記者会見 でも、12月も0.75%の利上げを匂わせる事はまず無いでしょう。

・11月4日 21:30
 米10月の非農業部門の雇用者数、失業率の発表

・11月8日 米中間選挙

大統領選挙「後」になり悪材料が出る可能性があるのは、

・11月10日 22:30
 CPI(消費者物価指数)からです。

判断が別れてくるのは、
・11月23日 23:45 10月新築住宅販売件数
・11月24日 4:00 FOMC議事要旨 
・11月29日 ケースシラー米住宅価格指数(前年同月比)


そして、
・12月14日 4:30 FRBパウエル議長の記者会見
ここで大きい流れは決まります。

あと11月6日から米国マーケットの取引時間は日本時間で、
サマータイムの22:30~5:00から冬時間の23:30~6:00に変わります。

以下、途中まで書きましたが、長くなったのでこれでお開きにします。
・7-9月期 決算の傾向
・米株の決算分析
・株価 底の判別法
リクエストが多くあれば途中まで書いたので考えます。


7ー9月期 決算の傾向

7-9月期の決算発表も日米ともに中盤戦ですが、
完全にどういう企業が良い決算を出してるのかの、傾向が明確にでてました。


米株の決算分析

日本でもどこが良いか分かるし、
なぜアップルの決算が良いかとTSMCの決算から分かったか?の詳細分析



株価 底の判別法

これも今の相場で、アメリカ株価の底の見分けるのに明確なサインが今後出て来ると思うので、そのサインなどを途中まで書きましたが、ロム専の人で反応なしの記事に出す意味ないしね。

でも、このサインは現状の相場では、割と簡単ですので、過去にコメント等で感想を書いてくれた人の為に、プライベートモードに記載しておきます。


なんだかんだで、継続してしまってるのは、
しつこいですが、情報交換できる仲間を募る目的で書いてます。

そんな訳で、リピートになりますが、
・真剣にやってる専業の投資家の方
・等価で情報交換できるような方
は、ぜひ連絡下さい。

(現在、情報交換できる仲間は専業で億トレーダーの方一人です。)

あと、参考に少しでもなったって方は感想をぜひお聞かせください。

もう情報交換してくれる人が増えない気もしてきたので、もう諦めて投資記事も書くのは辞める可能性もあります。(一人情報交換できればいれば十分な気もしてきました。。。)


では、では。


ちゃんちゃん。






プライベートモード:(今通じる)株価の底の判別法

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