どうもローンイマイです。


考えが地に足ついて
自分さえしっかりしときゃ
人生は楽しいのさ

・・そんな事を思う日々です。


さて先日APAホテルに女の子と行きましたw

10月になり肌寒いくなってきましたが、APAホテルって、ホテル全体が冷房か暖房かの1種類しか効かなくて、10月はまだ冷房で、11月まで暖房にはならないそうです。

10月にAPAホテルを利用する際はご注意ください。
綺麗だけども、お風呂が狭いんで混浴には向かないよね。

APA

APA2

この記事は10月9日(日)に書いた記事です。

朝30分以内に書こうと思って、途中までタイピングして、思った事の半分も書けてないなぁ~と思って中断して夜追記しました。

いつものように全体を考えずに、頭に浮かんで事をタイピングするので、あっちに行ったり、こっちに行ったりすると思います。

もう、9日19時30分・・だね。

なぜ、こんな記事をROM専の人に書いてるんだ・・・と思うも、しつこいですが、情報交換できる仲間を募る目的で書いてます。

そんな訳で、

・真剣にやってる専業の投資家の方
・等価で情報交換できるような方

は、ぜひ連絡下さい。

(現在、情報交換できる仲間は専業で億トレーダーの方、一人です。)

あと、参考に少しでもなったって方は感想をぜひお聞かせください。


全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、紹介した銘柄は決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。

コメントの際は、投資暦、投資スタイル、具体的なポジションを持ってる銘柄を記載いただけると助かります。



上昇予想銘柄の結果

10月3日~週に上昇予想した銘柄の結果について、簡単に触れます。






サイバーセキュリティは、政府が重要視してる政策銘柄で、
今回のロシア、ウクライナの問題でも、防衛産業の重要な1つである事も分かっており、今後も伸びる分野だよねと。

予想した時点から
月+7.5%
火+1.7%
水+6.0%
木+0.5%
金+3.8%
と5連騰でメチャクチャ上昇して、上場来高値も更新と。


グローバルセキュリティ-1007


グローバルセキュリティについては、私が先週末時点では当然知らない事で、偶然の発表なんですが、経団連が10月4日に「サイバーセキュリティ経営宣言2.0」を公表したのが追い風になったって感じですね。

グローバルセキュリティ-経団連発表

この時点で、これは今週はさらに上昇するなぁ~ってのは、誰でも想像ができましたね。
ただし、7日(金)に大きな上ヒゲを付けたんで、スイングトレードとしてはここは当然の利確です。


三菱重工業


三菱重工業は、予想後の翌営業日の月曜日はちょいプラス程度でしたが、翌営業日の火曜日には窓を開けて上昇したんですが、(地合いが大きいです)

これだけ北朝鮮がバンバンと日本上空にミサイルを飛ばしてる割には・・そこまで上昇しませんでした。もう国民に耐性が付いちゃったんでしょうね。

2~6月頃の一番美味しい時期は既に過ぎちゃったので、もう残りカスを食べても仕方ないね。
原子力の新設になれば恩恵は受けるんですが、でもそれって10年とか先なんだよね。。。


注目銘柄の一部動向

もっとも個人的に注目してる銘柄については、一切ツイートもしてないんですが、そちらも好調で。

あと、やっぱり内需系は良いですね。
何度かツイートしてる、「不動産テック」はやっぱり良いよね。

注目企業、好きな銘柄として
霞ヶ関キャピタル
を去年2020年11月に取り挙げて
年初の1月9日の記事でも挙げたましたが、

霞ヶ関キャピタル




2020年11月20日

霞ヶ関キャピタル-1120


2021年 1月9日


9月9日 ツイート



去年の段階から 霞ヶ関キャピタルや何度かツイートしてる某銘柄なんかは
テンバガー候補の一角で将来性は抜群だったんだけども、去年後半からのグロース株売りで転落しました。

今年4月に1番底を付けて、7月に2番底を付けて、
「2番底は黙って買え」って相場格言がありますが、ここで買えてれば一時4800円で2.5倍でしたね。買えて無いけど・・・・

週足チャート:
霞ヶ関キャピタル-週足


9月下旬は個人的な注目銘柄のいくつかは、理不尽な売り仕掛けで焼かれてました。
まあファンダが良いので結果的に戻してくるんでしょうけどね。

何度か記事で取り上げてきた
日本特殊陶業なんかがそうなんですが、

日本特殊陶業 2月記事「残存者利益」


2月に取り上げた時は、2200円くらいで、順調に上昇して9月に高値3000円を超える所まで付けて、9月26日に上方修正と増配を発表しました。

2022年2月時点
日本特殊陶業-2月


10月7日時点
日本特殊陶業-10月7


別に織り込み済みの上方修正でも無いのに理不尽な売り方に空売り攻撃されました。

ダブルスコープの暴落の記事でも取り上げた

勝てる銘柄選び 暴騰と暴落マーケット生き残り術

空売りで有名な機関の
インテグレイテッド・コア・ストラテジーズ
が100万株以上も空売りする事で、3000円超えから2500円代まで売り込まれたようですね。

ヒドイ話だよ。。


今週(10月3日~)は半導体株が反発したんですが、

三益半導体が9末に決算が出て、結果が反映される10月3日から急上昇で、

三益半導体

売上が前年同期比17%増、営業利益 同75%増、純利益同74%増と大幅増益で、半導体の300ミリウエハー生産が好調だよねと。

これが今週の半導体銘柄の反発の要因になったんじゃないかと想定してます。

レーザーテックは週間で16%も急反発の5連騰(その前11日続落だがw)


トリケミカル

トリケミカル研究所は9割の売上が半導体関連で、化学品のエッチングガス、成膜材料なんかが高シェアです。こちらは週間で16.8%も上昇です。



ABC兵器

プーチンは明確に核の使用についても明言しておきており、

何度か記事には書いてるとおり、可能性がある限りはロシアの戦術核の使用も考えた上でポジョシンは組むべき・・と記載してますが、

「戦略」核は、「戦術」核の数十倍ですので、もう地球の破滅レベルですので、別次元ですが、
使用の可能性があるのは、戦術核です。

プーチン氏の「核の脅威」は本物
⇒ ウォールストリートジャーナル

戦争で使う兵器では
ABC兵器
と言われており、

A:atomic 核兵器
B:biological 生物兵器
C:chemical 化学兵器

Bは炭疽菌などですが、これはまず無くて、陸続きのウクライナにやると、ウクライナ侵攻したらそのまま自分達に返ってくる可能性があるからね。

オウム真理教は、失敗しましたが炭疽菌を培養して散布しましたね。

C > A

の可能性の方が普通に考えたら高くて、
Cだとサリン、VXガスなどですが、どっちがやったかの証拠が掴み難いからね。

Aだと、確実に欧米からの反撃を受けますから、相当な覚悟が必要です。

ただ、今の戦術核は核として水素爆弾などと比べれば威力は弱いとは言っても、広島、長崎よりも大きいですからね。

やる時は、明確にロシアが不利な状況に追い込まれれて、核を使わないとロシアが敗戦するって時
ロシア内での政変含めてプーチンさんが自身の死を覚悟した上でやるでしょうね。

脅しとしては、核(atomic)は使うでしょうが、

まずは化学兵器を使う、核兵器は、その次って考えるのが合理的だとは思いますが、
そんなのはプーチンの腹一つで、まあ、いずれにせよどっちの可能性もあるって事です。

atomic 使えば、株式市場はボンバーなので、まさしく多くは吹っ飛びますんで、
一方で、いくつかは爆上がりします。

まさにその脅しを使ってる真っ最中で、確率は低いとは思いますが、その対策をしない選択肢は私にはあり得ないです。

20年以上も会社員をしながらマーケットから退場せずに今も残っていられるのは、常に最悪の状態が何かを考えた上で投資してきたからだと思ってます。



米経済指標のおさらい

先日記事にしましたが、もう忘れたでしょうから、簡単におさらいすると

8月の消費者物価指数(CPI)(9月13発表)は、
前年同期比8.3%上昇で前月は8.5%から上昇率はピークアウトした感がでたが、それは原油価格の下落によるものが大きかったです。

ところが、変動の大きい食品、エネルギーを除いたコア指数の方は、
7月5.9%から8月6.3%と上昇が加速していた事が分かり、これがマーケットには衝撃で株価は下落と。

インフレ圧力がかかっていたのは、住居費、食品、医療サービスなどです。

米国債金利の上昇で、ドル一強ですが、無論、海外展開する米企業は、ドル高は企業収入の悪化要因です。日本とは逆ですね。

これで8月下旬のジャクソンホール会合以降に一時上昇したのが、徹底して下落しました。

そして10月13日 21:30がCPIの発表なので、ここが最大の焦点で、
日本ではこのCPIの結果が影響するのが、10月14(金)です。



悪い・良い経済指標と米株価

通常、「良い経済指標」が出ると株価って上がって、「悪い経済指標」が出ると株価は下がる ものなんですが、

今は真逆の状態で、
アメリカのFRBは「意図的に」経済を冷やす事でインフレ抑制をしようとしてるので、

「悪い経済指標」が出ると、
インフレ抑制が利いてるねって事で、
「利上げ観測が弱まる」から「金利は低下」して「株価は上昇」する

「良い経済指標」が出ると、
まだ経済が強いので、インフレ退治が出来て無いって事で、
「利上げ観測が高まる」から「金利は上昇」して「株価は下落」する状態です。


「悪い経済指標」は、
例えばですが、10月3日に発表された9月のISM製造業景気指数。
結果は50.9と2年4カ月ぶりの低水準でしたが、主要株価指数(ダウ、S&P、NASDAQ)は軒並み2%台の上昇となりました。

ISM指数の不振
 ↓
景気弱含みの兆候
 ↓
米利上げペースの緩和期待
 ↓
2年債利回りをはじめとする市場金利の低下
 ↓
株価上昇
となったと想像します。

その後、複数のFRB高官からタカ派的(引き締め強化)メッセージが発信され、市場金利は「上昇」そして株価指数は「下落」となりました。

とにかく株価が上昇したら、FRBは落としにかかります(笑)
株価上昇したら消費意欲が上がって物価上昇しちゃうからね。

「良い経済指標」は、
10月7日(金)に米雇用統計が発表されました。

雇用者数

米国ニュース



雇用統計
※非農業部門の雇用者数 表は、見やすく個人的に作成

雇用者数が予想よりも増えていて、
「良い経済指標」が出ちゃったので、

NYダウ -2.1%
S&P -2.8%
NASDAQ -3.8%
半導体指数は -6%以上


NYダウ

S&P

NASDAQ


半導体指数

もっとも私個人は、アメリカ株は一部銘柄を除いて、ほとんど下落すると儲かる方にベットしてるので、利益がでるだけですが。

具体的には8月下旬のジャクソンホール会合以降から

ひたすらベア型3倍のETF(複数銘柄)が下落(=米株が上昇)タイミングで毎日細かく少額ずつ分散で指値して(寝てる時間だし)買い増してるので、

(例)半導体のベア型 前営業日(10/13)に刺さった 分(ホント少額を日もまたいで分散してます。)
ただ半導体のベア型だけを買ってる訳じゃなくて、色々と買い別けてます。
もっと下でも指値を入れてるんですが、そこまでは流石に下落しないので約定してないです。
SOXS

10/14 は一時20%も上昇したんで、一部のごく少ロットだけを利確したりしながら、全体のポジョシンはどんどん増やしてる状態。
SOXS2


ただ「クレディ・スイス」は、4ドルきったところで、こんだけ騒がれてるうちは、潰れるわきゃねーだろと。

ここまで下落したら、簡単に反発して倍になるし投資妙味がデカイから
「買っちまえ!!」ってのが個人的な意見です。

「現在の」財務内容的には、ホントに潰れちゃう可能性は低いし、ほぼ無いと思ってますが、今後、欧州危機でも起きれば話は別です。

なので、長期でロングで持つのはリスク高いのでおススメしません。

クレディスイス-chart

それまで今年は、半導体だと「インテル」をショートしときゃ良いだろ!
と個人的に思ってました。

インテルが下落すると思ってた理由は、それなりに自信があって勝算があるんからなんですが説明すると長くなるので止めます。(半導体の細かい話にまでなるので)

インテル



米株バリュー投資について

投資情報を等価でやり取りしてる日本株専業の ウン億円トレーダーの方に「インテルなんてショートすりゃ良いよ!!」と以前に私は説明したんですが、

米株は分からないとの事なので、「インテルはPERは割安だけど大丈夫なの?」との事だったんで、説明したんですが、

日本株のPERが低いバリュー投資法は、一切~~~アメリカ株には通用しません。

ウォーレンバフェットがバリュー投資では有名ですが、単にPERが低いようなバリュー投資をバフェットはしてる訳じゃなくて、絶対的に無くなる事が無い、代わりが効かない優位性のある企業ってのが大前提としてあるんでね。

インテルの事業は他の企業で代わりがきくんだし。

アメリカ株は徹底した弱肉強食の世界で、成長こそが正義であり、成長できないような企業はどんどん淘汰されていきます。

逆に言えば、成長率が高い企業はバンバンと素直に株価は伸びていきます。(今年のような利上げ局面は、話が別ですが)



今後の予想と投資戦略

前述の10月7日の米雇用統計が発表で
FF金利(政策金利)は、年内で残り1.25%の利上げが見込まれる中で、

11月 0.75%UP 3.75~4.0%
12月 0.50%UP 4.25~4.5%

来年
2月 0.25%UP 4.50~4.75%
以降は、2023年は横這いが1年続くってのが、今のコンセンサスです。

FOMC-2022.11.03

FOMC-2022.12.15

FOMC-2023.02


9月米株下げたのは、先日記事にしましたが、

ドットチャートで来年も4.6%で、2024年まで下がらねーのかよってのと
パウエルさんの「ソフトランディングは困難」で景気減速は必須と。

8月CPIは、前年同月8.3%上昇で、予想の8.1%を上回り株価下落しました。
特にCPIコアが消費が強くて全くピークアウトしてなくて、

10月13(木)21:30にCPIが発表されますが、

現在CPIコアは6.3ですが、これが4%とかまず大きくは下がらないね。
(完全に個人の感想なので、ハズレても知りませんので)

FOMC-CPIコア


PCEコアは落ち着く可能性はあるでしょうね。。


コアが前年比6.3%UPで、どうやったらインフレが収まるかは、

4.5%だ、4.6%か、5%代が適切かって、これは分からなくて、

4.5%とか、これだと景気の底も浅いけども長期化しちゃう可能性があって、

確実なのは、コア6.3%だから、
金利を6.3%以上にして、半年~1年やれば、収まるのは過去の歴史が証明してるんだけども、

そうは言っても、そんな事やったら景気はボロボロになるし、ボルカーの時代(元FRB議長)じゃーねーんだ。って事になるので

ホントは0.75%なんかじゃなくて、1%、1%・・と6%~7%とやれば、短期決戦になり、底も深いけどもアメリカ株は強いから戻ってくるんで、

特に下がらないと思うのは住居費で、持ち家の場合も賃貸に出したら・・って換算しますので、

7月+5.7%
8月+6.2%

CPI全体の3割で、コアだと4割にもなるので
モーゲージローン(住宅)固定金利がついに10月で 6.75%で
1年前の3%から倍以上に上昇し、住宅市場が崩壊する直前の2006年7月以来の高金利で

住宅ローン1

住宅ローン2


もう誰も新築なんて買わないんだけども、ローンは組んでるんで
日本のように生命保険に入って真面目に返す国じゃないんで、
ちょっと裁判して簡単に自己破産しちゃうから、その心配がある。

あと新築なんて買えないから、賃貸住宅の需要は爆発しているから、値段は上がるんで、

家賃は一定期間の契約があって決まるんであって、この価格が下がるのなんて、最低でも半年から1年はかかるんで、モロに遅行性があります。

新築、中古含めて建屋の方はボロボロになるんだけども、賃貸の方は、もうバブル状態。

あと、サービス業も上がっちゃってて、
7月+5.5
8月+6.1
と人件費が上昇してるから、結局サービス業も価格が下がらないと。

賃金インフレで、米国は日本と違い転職すると2割り増しになると言われてるから。

米国のマクドナルドなんて、時給20ドルだから日本円だと時給3000円の上にチップまで貰うから。
もう日本とだと比較にならないレベルで賃金が上がってる。

雇用は良いに決まってて、解雇したところで、色々な仕事で人材不足に陥ってるから、簡単に転職できちゃう。

こりゃ、簡単にインフレはおさまらねーよ。(完全に個人の見解)

これで11月の0.75%、確率は限りなく100%で

「12月は」市場は現状で「0.5%」利上げだと思ってるでしょうが、
常時買い推奨の証券会社は、そう言い続けるし(笑)

完全に個人の予想ですが、
12月も、「0.75%」、
2023年は、4.6%じゃ済まなくて、5%も視野の「可能性あり」と「個人的」には思ってます。
これも分かってくるのは、11月下旬から12月になってからだと想定してます。

著名経済学者で元米財務長官のローレンス・サマーズさんは、
サマーズ2
「積極的な利上げが必要、一時的な景気後退は長期低迷よりマシ」
「FRBが本当に8%を超す消費者物価指数(CPI)を2%台に、しかも安定的推移という状況に落ち着かせる気なら、23年には6%への利上げくらいの劇薬が必要」
と言ってます、

何が言いたいかというと、
米金利はまだ予想以上に上昇するし
要はアメリカ株は まだまだ 下がるぜ!
っ「個人的」には思ってます。
(ハズレても一切の責任は取らないんで投資は自己責任で)

4つの相場サイクル
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220904-invester71.html

で記事にしましたが。アメリカ市場は

①金融相場
金利低下、業績×→△
株価上昇
(2020年3月~21年2月)
 ↓
’①中間反落
(①→②の移行期)
一時の株価下落
(2021年3月~5月)
 ↓
②業績相場
金利横這い、業績○
株価上昇
(2021年6月~12月)
 ↓
③逆金融相場
(2022年1月~今)
金利上昇、業績○→△
株価下落
 ↓
’③中間反発
一時の株価上昇
(時期:2022年7-8月&これから?)
 ↓
④逆業績相場
金利横這い、業績×
株価下落
(時期:これから)

と見ると、
今は③~’③の最中で、もしかしたら中間反発の期間に既になってるのかも知れないし、まだまだ③の逆金融相場の真っ最中かも知れません。

ただし、FRBやサマーズと真逆を言ってる著名な有識者や組織の意見も頭に入れておく必要があり、

◆著名な経済学者ですと、
日本でも有名なノーベル経済学賞を2008年に受賞した ポール・クルーグマン教授は、

ポールクルーグマン

ニューヨークタイムズのコラムで

「日本には、引き続き金融緩和策を継続して、経済を底上げすべき」と日銀関係者に助言しつつ
(日本の新聞、メディアは一切~~~~。報道しないが。。)

アメリカについては、過剰な引締めには警告を出していて、
「過度な引締めは、今度はデフレに陥りかねない」
「経済危機が発生するよ」
「ドル独歩高は、新興国を始め各国へ悪影響を及ぼす」

と。

◆国連貿易開発会議(UNCTAD)は、
UNCTAD
10月3日の年次報告書の中で、FRBや先進国の利上げに懸念を表明していて、

「FRBによる1%ポイントの利上げは、向こう3年間で先進国の経済成長を0.5%押し下げ、途上国の場合は0.8%押し下げる」
「積極的な利上げが世界景気後退入りと長期に及ぶ経済低迷をもたらす」
との事です。

個人的には、どっちの言ってる事も正しいんだと思ってますが、
我々個人投資家は、どっちの政策を実施する確率が高いかなんで、

8月下旬に記事にした通り、ジャクソンホール会議で発言したパウエルFRB議長の内容
「景気を犠牲にしても、インフレを抑え込む」
が全てなんだろ?

今、株価が上昇したら、資産が膨らんで購買意欲が落ちずに、インフレは加速するんであって、株価上昇に繋がるような事なんて言う訳ねーじゃん。

それに加えて、

②ロシアの戦術核の使用の可能性

こんな相場だと、年初からですが、
銘柄選びがよほど優れてないでロング(買い)だけなんてやってたら勝つのは難しいし、逆にショートやベア型をやってれば、勝つのは簡単って事です。

米株で年初からハイテク株オンリーのロングだけでやってたら簡単に退場しちゃいます。

今後は年末に株高だ!と平気でいうTVで見かける証券会社の人達などの意見を信用しちゃダメだってのと、

私は元々、証券会社の買い推奨は、ほぼ信用しないですが、独立系のアナリストの予想はある程度は調べる価値はあるかと。

あと、後述しますが、国債の金利が4%とかだと、長期目線の投資家になると、株式よりも債権にアロケーションを考えるのが普通なんだって。

(完全に想像ですが、)パウエルさんの頭の中では、4.5%なんかで収まるなんて思ってなくて、今年年末4.5%、来年末4.6%と言ってるだけで、サマーズの言うようにいきなり5%から6%だと大混乱になるので、年末に11月末から12月に5%を市場に意識させて、ちょっとずつ織り込みさせていく。

それで2023年の1年かけて金利を5~6%にして、インフレ率を徐々に下げていく。
そんなシナリオを描いてるんじゃなかと勝手に想像してます。

だってVIXがやっと30超えて、まだ31~32で、全くピークに近づいて無いし。
最低でも35以上じゃないと、米株なんてロングで買える状態じゃないです。

なので私個人の投資戦略としては、
今のペースでベア型3倍のETFは相当量を常時保持して、さらに押し目(=米株の反発上昇局面)では買い増していく。
ロシアが核を使おうが、ヘッジになって大儲けするだけだしね。

後述のクレディ・スイスのような反発は短期でロング(買い)したり、

米商務省がxxxについては、米国は来年から輸入国に転換すると発表しましたが、こういう分野の一部は買いだと。(ロシアが問題起こそうが上昇するし)



金利と理論株価

これちゃんと説明してたか分からないですが、
凄く簡略して説明すると、

株価は
企業業績÷金利
です。

もう少し詳細に説明すると、
理論株価は、その企業が将来得られる利益(キャッシュフロー)を現在価値に割引いて(割引現在価値)算出します。

E:企業が稼ぎだす1株当たりの利益
R:期待収益率・割引率
G:企業の成長率
P:理論株価(現在価値)

R=インフレ率+実質金利+リスクプレミアム
G=インフレ率+時x実質成長率

RとGが一定だとすると
P=E/(R-G)
となります。

1年後に100万円受取るとした場合に、株式の割引現在価値は

金利10%の割引現在価値 = 100÷(1+0.1)≒91万
金利20%の割引現在価値 = 100÷(1+0.2)≒83万

と、金利が上昇するほど現在の理論株価は下落して、特にPERが高い銘柄ほど理論株価に影響します。

ざっくりの計算式は、

理論株価 
= (獲得キャッシュフロー ÷ 金利) ÷ 発行済み株式数

金利↑ ⇒  理論株価↓
になりますので、金利が上昇すると株価が下落するし、
将来得られる利益が大きい(PERが大きい)銘柄ほど、金利の影響を受けやすくなります。


そして、アメリカの10年国債利回りが既に4%近くになり、
米のFFレート(政策金利)が4.6%に達するとFRBが発表してますが、その通りになれば10年国債が今のスプレッドが維持されれば5%前後にはなるので、これは長期目線の大口投資家ならば、100億入れれば5億も確実に得られるんだから、もう株式から国債に相当シフトして良い基準です。

要は、金利の上昇が収まらないと、株式は上昇しないよって事です。



クレディ・スイスの懸念

経営不安が取り沙汰されているクレディ・スイスについて簡単に触れます。

クレディ・スイスは、欧州の投資銀行で、約1兆1000億ドルの資産を運用する世界最大規模の金融コングロマリットです。

クレディは去年前半に、米投資会社アルケゴスの破綻で50億ドルの損失を計上したので、
クレディスイス-news1


去年2021年3月から同社はひたすら株価は下落してます。

クレディスイス-chart

同社はデフォルト(債務不履行)のリスクを取引するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)のスプレッドが9月30日に急拡大しました。

クレディスイス-news2

今年8月にも格付けをムーディーズ、S&Pに引き下げられたりと、何かとネガティブ情報が駆け巡ってます。

ただ、財務の健全性を示す自己資本比率では、約13%で、国際的に求められる8%以上も上回ってるので、市場の懸念の方が行き過ぎてるという意見が専門家には多いです。

個人的には、ここまでの株価下落はショート筋に狙い打ちされてんだろ?
少なくとも直ぐに起こるような事ないでしょと。

欧州の銀行株全体も今年23%も下落して、不良債権の問題もあり貸倒引当金の割合が2023、2024年と上昇予想があるんですが、一方で金利上昇で超過利潤が出てきてて、緩衝材となる自己資本はそれほど損なわれないんじゃないかと言われてます。

まあこれだけの巨大金融機関が破綻なんてなれば、ホントにどんな金融不安が起こるか分からないですが、皆が注目してるうちは起こらないでしょと。

リーマンブラザーズの時もそうですが、破綻が起きるときは不意打ちのように急ですから。

10月14日からアメリカの金融機関の決算発表が始まりますが、このクレディを除けば悪くないじゃない?個人的に思ってます。



中国共産党大会

10月16日から共産党大会が始まります。

中国依存の強い銘柄に投資してるかたは要注目でしょう。

大会自体は出来レースで、もう開会前には確定してるんで、
まあ9割9分 習近平 国家主席の勝ちでしょうね。

我々のような民主主義国家の感覚と全く違って、
中国って国家よりも共産党の方が上なんで、

「共産党主席」になったのは、毛沢東 ただ一人なんですが、

「国家主席」から「共産党主席」になると格が上がるんで、
習近平さんが国家主席から共産党主席になれるかが焦点の一つでしょうね。

別に中国専門家でも何でも無いんで、素人の戯言だと思って下さい。




半導体銘柄の動向

米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは、 2022年6-8月期は売上高19.7%減、営業利益48.5%減 と大幅な減収減益になりました。
Micron

半導体で分かる未来
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220821-invester70.html

でも記事にしましたが、
やはりスマートフォン、パソコン市場が急速に軟化して、メモリのDRAM、NANDの平均単価も下落で利益も減ると。
ただし注目は、自動車向けだけが過去最高の売上高を更新と。

やはり記事にした
「供給過剰なのは、パソコン向けのメモリー、マイコン
不足してるのは、先端ロジック半導体、パワー半導体、アナログ半導体(車載など)」
ってのは、合ってましたね。

マイクロンテクノロジーズは3ヵ月前の6月30日に、半導体業界の需要は弱まってると公表してから7月頭からマイクロンショックで下落しました。

この時はAMDなんかは正直関係ないんですが、結局セクターが悪くなりゃ巻き込み事故に会います。

あと、日本では、半導体製造装置メーカーで、ウエハ洗浄装置で世界首位の
SCREENホールディングス
のIRデーでの9月下旬に発表だと、

2023年はメモリ投資は減少で(これはまあ分かるが)
半導体のウェーハプロセス(前工程) 市場も減少する と
2024年はウェーハ市場はメモリ投資次第だよと。

この発表でのウエハ市場の予想は、

2020年  640億ドル
2021年  920億ドル
2022年 1000億ドル(予)
2023年  950億ドル(予)
2024年 1000億ドル(予)
2025年 1010億ドル(予)

7、8月の半導体銘柄の反発上昇は、やはり一時的だったとみるべきなんでしょうね。

半導体市況の底入れは、2023年後半って市場関係者の意見が多いようです。

個別の半導体銘柄では、良い企業だなぁ。。業績も良いし買いたいなぁ・・・ってのはあるんですが、どうしてもセクターが悪いと、個別のファンダが良くても巻き込み喰らっちゃうんですよね。。

まあ都度、関連銘柄の決算やらで確認していくしか無いですね。


まとめ、インフレに強い銘柄


簡単にまとめです。個人的な見解でハズレても知らねーよって前提で記載しますが、

11月4日の大統領選挙までには、多少は、米株も株価は戻すんでしょうが、金利はどうしようも無いので、どうせバイデンの民主党は負けるので、

11月下旬から12月0.5%と思われてたのが、0.75%って観測を出してきて、さらに一段暴落と。

日本の方は、黒田日銀総裁が、(自身が退任した後ふくめて)「2~3年は金利を上げない」と明言して、次は、雨宮さんでしょうから。(あの黒田さんの会見に、雨宮さんはいて、中曽さんはいないってどう考えても、そういう事でしょ。)

雨宮さんは意を継いで、すぐに転換するとは思えないので、最低でも2023年中に利上げはあり得ないし、ロングで個別で買ってよいのは日本株が中心でしょうね。

とは言え、日本でも特に大手上場企業は、外需依存度が非常に高くて、海外マクロ経済に対する感応度が高いので、世界経済が崩れて、日本株だけが安泰なんて事はあり得ないんだし、

ただ日本株は、TOPIXベースで、予想EPS(1株利益)で見るPERは現状で約10.7倍で、過去で12.3倍くらいだから、割安だというのは分かります。

一方でS&Pは、EPSで計算しても、金利基準を勘案すれば未だに割高だから、全然まだ下げ余地がある。

日本株については、モメンタム(相場の方向性)は、アメリカに引っ張られますが、相対的にアメリカと比べたら日本の方が強いのは当たり前で、別に金利高くないし、金融緩和を続けてるし、何と言っても円安です。

アメリカはドル高で、米国企業には、モロに向かい風で、苦しんでます。
強気でバンバン買いで向かって良い銘柄ってのは、相当限られてます。

私個人は1月に、ショート(空売り)を使わないと、岸田政権や今年はパフォーマンスが出ないよと記事にしましたが。

禁断の誰も言わない事 空売り天国
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220203-invester-36.html

日本株はロング・ショート戦略をずっと取ってるので、

どっちかに大きく振れるのを待って、
おおまかにどのレンジで動いてるかを認識した上で

大きく下がったらショートの方を利確して、ロングを買い増す。
大きく上がったら、ロングの方を利確して、ショートを買い増す。

こんな中で日本株で、ロング(買い)で良いと思ってるのは、
やはりインフレに強い銘柄です。

じゃあ、インフレに強い銘柄って何よ?って話だとは思うので、

ROM専の人は「そんなの自分で探してくれ!」なんですが、
あくまでも一例で、私が売買してる銘柄の1つを挙げると、

東洋水産
東洋水産-1


週足
東洋水産-2


マルちゃんのカップラーメンで有名ですが、特に米利上げが始まって以降ですが、海外でこの半年でメチャメチャ売れてます。
まるちゃん


images


ビックマック指数で日本円でビックマックセットを日本で食べたら400円くらいですが、アメリカならば、ビックマック食べたら日本円で800円以上します。

それが、マルちゃんのカップラーメンは、日本円ならば140円程度ですから、激安な訳で、そりゃインフレの最中で売れるし、海外の人達も家計はメチャ助かるよね。

同様に、海外展開するxxxxxxも事業も一緒で、表には出してないですが、この辺りも私は売買してますが、xxxxと全く同じ構図。(一応差別化の為のプライベートモード)


あと、ここで喋ってる事はいずれも、情報のソースは海外のクオリティーペーパーが多いですが、ローンイマイの見解が大部分で、決して信頼に足るものでも何でも無いんで、投資は自己責任で行って下さい。


3連休で家で過ごしてたので、長々とタイピングしました。

明日10月10日(月)はスポーツの日で私は祝日です。




最後に、

投資で資産形成も重要ですが、
「健康である事こそ一番の資産」
です。

食事も、適度な運動も、睡眠も重要ですが、
この健康は身体的な健康でけじゃなくて、
心の健康もホント重要です。

ホントに辛い事があったら、助けを求めて、それでもダメなら我慢せずに逃げましょう。
耐えるべきでない環境から逃げれる人が、ホントの強い人です。
その環境に耐える努力よりも、次の場所を探す事に労力を使いましょう。

いい歳になると分かってきますが、順風満帆な人生を送ってきた人よりも、失敗の経験がある人の方が遥かに信用できます。


では、では。


ちゃんちゃん。




これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。