どうもローンイマイです。

2月28日(月)は、株価は全面高で、

日経、TOPIX,マザーズともに、朝の寄付きと同時に爆上げします。
これは、おそらく確定でしょうね。

日経で2月25(金)の終値が26,470円くらいですが、
一気に、27000円近くで寄り付くでしょうね。(ハズレても知りません。)

⇒追記:SWIFT制裁のニュースが出たので、これをどう市場が判断するか分からないんで、どうなるか分かりません。



日本株 全面高へ 昇竜拳~~
13-全面高へ



2月25(金)の終値 日経
10_NIKKEI


この記事は2月27日(日)AM9時30分頃に書きはじめて、そこから20~30分後くらいにUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。
(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)


全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。





週間 大儲け銘柄

2月24日(木)昼には、一時2万5000円代に一時なりましたが、
マーケットは既に2月21日週でウクライナ侵攻の悪材料を全部織り込みましたので、その分は当然反発します。




「銃声が鳴ったら買え」
の通り、2月24日(木)の銃声が鳴って激下がりした株価の時に 仕込みが出来た人が一番儲かる事になります。

2月25(金)に買って仕込みができた人でも大儲け可能でしょうね。

要は「悲観で買って、楽観で売る」
ってのが出来た人が大儲けです。

私は海運はもちろん週末は持ち越したんですが、


マザーズ銘柄は、指標を分析して買う幾つかの条件を先日記事に書きましたが、

この条件通りに、マザーズ銘柄のコアコンセプト・テクノロジーを2月24日(木)に買ったんですが、25日(金)の大引けで売ってしまいました。。。

01_コアコン

私と一緒で、25(金)の大引けで売っちゃった人は相当多いんじゃないかなぁ。。
高バリエーション銘柄なんでやっぱり週末持越しはリスクあったんですよね。。

28(月)は、コアコンは爆上げ・・いや、そもそも天井張り付きで1日買えないかな。。

ちゃんと持越しできれば、金曜引けから月曜日だけで百万円単位でプラスに出来たでしょうね。。

25日(金)引け後に株式分割発表って・・・そんなの分からないちゅうの!
14


夜間取引でもストップ高で天井張り付きだね。。
02_PTS


一応説明しておくと、
2月の決算も良かったんですが、何分、高PER、PBR銘柄なんで株価は冴えなかったんですが、証券会社の株価目標が大幅に上昇したのがキッカケです。

◆コアコンセプトテクノロジー
CCT


2021年9月に上場した銘柄ですが、
ITビジョン産業でDX支援、IT人材の2つ強みを持ってて、
建設業のDXに強み、顧客のDX内製化とIT人材を直接調達できる仕組みを提供してます。

製品の Orizuruは、3D、DX 、AI、IoTの技術を低コストで提供してて、
SGSK,ヤンマーなど有名企業が名をつられています。

あと、マザーズが上がると、FRONTEOも爆上げするっていういつものパターンでしたw


15-マザーズ

03_FRONTEO




銀行株の下落

2月25日(金)は、マザーズ、日経含めてほぼ全面高になる中で、銀行株は下落しました。

04_銀行株


会社で株の事を聞いてくる人がいるんですが、
先日記事にもしましたが、まずは、三菱UFJ買っておきなよとアドバイスした彼に、

「銀行株の下落はなんでなの?」と質問してきたので、
理由を説明してあげたら納得したようでした。

「売った方が良いの?」と聞かれたので、
「ヨーロッパの金融機関は影響大きいけども、日本、アメリカの金融機関への影響は限定的でしょうから、長期投資ならば様子見でもう少し持ってても良いんじゃない?」と伝えました。
「下落分くらいは3末の配当で恐らく回収できるでしょ?」と。

今回の戦争で、ロシアの経済にどれくらい影響が出て来るか?って事ですが、
ロシアの代表的なインデックス指数(ロシアRTS )が1日で半分になってしまいました。

ロシアRTS 

11-ロシアRTS
https://www.sc.mufg.jp/market/stockrate/s.html?i=18

インデックスでは見た事無いような、戦争や国家破綻以外ではあり得ない下落です。

こうなると、ロシアの企業は大打撃ですから、
ロシア企業にエクスポージャー(融資)を持ってる欧州の金融機関は当然償還しないとならないし、

スイスのUBSグループは、ロシア国債の担保価値をゼロだと認定してます。
そうするとロシア国債を抱えてる金融機関の評価損を損失計上しないとなりません。

世界の銀行がロシア企業に融資してる額って10兆円程度らしいので、リーマンみたいな規模とは程遠いので、世界的なマーケット不安になる事は無いでしょうが、

ただちに、日本、アメリカの金融機関が暴落するような事は無いだろうけども、
まあ多少の波及がある程度で、そのうち落ち着くでしょう。

追加保証金を入れろって事にすでになってるようですしね。
今後もロシア債権は担保にならないでしょう。

後述しますが、「ロシアの全銀行」の完全なSWIFT外しってなると話は違います。



中国とロシアの違い

前記事の続きにもなりますが、

3月21日週が要注意に書き忘れたかも知れませんが、
パラリンピックの終わるまで待ってると地面の氷が溶けちゃうそうで、
地面が凍ってる方が戦車が走り易くて、戦車はキャタピラで走るので氷で滑るとかは無くて、地面がぬかるんでる方が走り難いんだそう。

なので、後ろに行けば行くほど戦車を送り込むのは難しくなるんで、その前に決着を付けたいってのがプーチンさんの本音でしょう。

さて、ウイグル自治区のジェノサイドやスプラトリー諸島(南沙諸島)を埋め立てて軍事拠点にしちゃったりの中国と、
今回のロシアのウクライナ侵攻とは、根本では全然質が違うものだと個人的に思います。

オリバー・ストーン監督がプーチン大統領を20時間以上インタビューして取材した
「オリバーストーン オン プーチン」
オリバーストーンオンプーチン

オリバーストーンオンプーチン2

本にも映画にもなってますが、
無論、アメリカ側は酷評したんですが、
これを読むと価値観は欧米諸国とは違うけども、プーチンは極めて論理的です。

官僚や諜報機関からの報告書も要約で無く原文で全部読むっていう、大蔵省の10年以上の過去資料も全部目を通してソラで言えた田中角栄みたいな所もあり、数字に強く、元KGBのスパイだけあって流暢な英語を話します。
プロパガンダの要素があるとしてもプーチンがどのように考えて国家を運営してるかは良く理解できます。

プーチンさんと交渉した 森喜朗さん、鈴木宗男さんが言ってたのは、
柔道をやってたプーチンさんは、日露の交渉は
「引き分け にすべき」
だって柔道に例えた表現を良く使ってたそうです。

「引き分け」とは、具体的には
1956年の「日ソ共同宣言」の事で
「歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は平和条約が締結された後に引き渡す」
と明記した通りだと。

要は4島のうちの2島がロシア、2島が日本で、島の面積は日本の方が狭いんだけども、排他的経済水域が劇的に広がって漁民は大喜びすると。

12-北方四島

それをひっくり返したのが「ダレスの恫喝」で以前も詳細記事にしたので、そちらを読んで欲しいのですが、
「二島返還を受諾した場合、アメリカが沖縄を返還しない」
という、米ソ冷戦のど真ん中で、日本がソ連側に近づく事をよしとしない、米ダレス国務長官の要請に従ったものです。

「日ソ共同宣言」の2島返還をひっくり返して、「4島一括返還だ!」と世論を作る事で、およそソ連が飲めない条件にして「日ソ共同宣言」は反故になり、日ソの関係は悪化させる。

安倍総理に鈴木宗男さんは、交渉の過程から全てを伝えたそうで、それをもとにして、
「日ソ共同宣言」
に戻って、平和条約を結び、歯舞群島、色丹島の引渡しと
国後島、択捉島にも先祖の墓参り等の名目で日本人が行けるようにする。

その後は日本の作戦は、歯舞群島、色丹島を良くする事で、国後島、択捉島に住むロシア人が日本がくるとこんなに良くなるんだ!と思わせて、長年かけて国後、択捉もちょっとずつ日本に組み入れる。

これが、橋本龍太郎首相~森喜朗首相らと、ロシアと交渉した日本の外交官達の描いた絵でした。
それも今回で北方領土交渉はゼロに戻りました。

先日記事で書きましたが、ウクライナ外相が「米国の安保を信じて核放棄した代価を払え」って言ったのがもっともで、
「ブダペスト覚書」
で、核廃棄と引き換えに安全性を担保して貰ったのに、全く守ってくれないと。

その後に、オレンジ革命(※)でプーチンは、「かつてのウクライナでは無いし、もうブタベスト合意を守る必要は無いんだ!」と言った時も、NATOは動かず。
(※)2004年のウクライナ大統領選挙でウクライナでEU連合の枠組みに加わるか、エネルギーに依存するロシアを重要視するのかの政治運動

橋下さんが言ってたんですが、
NATOの東方拡大で、どんどん東にNATO勢力が拡大してて、プーチンが散々やめてくれと言ってきた時に
ロシアの言い分は一切聞かなかったし、NATOに加盟したポーランドからルーマニアのところにミサイルを配備してた訳で。

06_橋下・安倍さん

日曜ほうどうおう


ウクライナ、ベラルーシはロシアの最終線で、
「絶対にウクライナだけはNATOを加盟させるな」と言っても、
「加盟するかどうかはウクライナの主権なんだから」と、
「そんな約束なんかできない」と。

それでプーチンがブチ切れて、ウクライナ侵攻した瞬間に
NATOは軍事的に助ける事はなく、
口だけで「ウクライナがんばれ~って」そりゃ無いだろうと。

いざ侵攻で戦争が始まったら、ウクライナの国民にだけ全責任を負わせて戦わせておいて、自分達は戦わない。
軍事力に屈したと言われる訳にもいかないので、経済制裁だけしてNATOの体面だけは保つと・・ホントEUの政治家はヒドいと。

欧米各国と元共産圏との価値観が根本的に違うにしても、NATOの東方拡大の時に、ロシアと交渉して落とし所を見つけておけば、こんな事にはなって無いだろ!

戦争で人が死んで良いって事には当然ならないですが、
プーチンの言い分と、中国の拡大主義とは根本がやはり違う気がします。



コモディティ上昇銘柄

前記事に書いた理由で、
ウクライナ侵攻で、原油、武器関連など2月24日にコモディティの需給で大幅プラスになった後に、2月25日(金)で大幅下落した銘柄(INPEXとか)もあれば、

ウクライナ侵攻で急騰して、そこから落ちる事なく、そのまま上昇してる銘柄もあります。
それはコモディティでも、「チタン」です。

◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>
大阪チタニウム
05_大阪チタニウム


チタン「Ti」は、ウクライナが上位の生産国なので、単価が上昇したって話。
1位、中国 です。
石油とかとは違って、上位が中国なんだから需給は逼迫したままでそりゃ上がるよねって話。

チタンは、
軽い(比重がステンレスの60%)
強い(比強度は鋼以上)
錆びない(耐食性はステンレス以上)

なので、チタン製品の耐用期間は非常に長く、再利用も可能です。
航空機のエンジン、ボディなんかに使われる硬質な金属です。

航空機向け以外だと、建築モニュメントだったり、自動車・二輪車とか、
ゴルフだと、チタン製ドライバーヘッドなんかが有名ですね。

あとはウクライナ戦争で、エネルギーの話題には確実になるので、
原発再稼働を容認しやすい素地ができるので、原発銘柄(以前も記事にしたあそことか)も注目が必要でしょうね。



SWIFT外し

ロシアを国際決済網から排除、米欧が追加制裁で急転合意
08

09

「ロシアの全銀行を対象にしたSWIFTからの排除は、欧州経済への影響が大きすぎるため見送った。
って記載がミソですね。

全銀行をがホントに実現するとしたら、前記事にも書きましたが、
EUはじめとして、日本の銘柄でロシアに債権を持ってる企業は返り血を浴びます。

商社のみならず、
一例ですが、凍結した道に強いラジアルタイヤでロシアで大きく販売を伸ばしてる
「横浜ゴム」<5101>
横浜ゴム
なんかは、既に25日(金)も逆行して安くなっちゃってますが、もっとやられちゃいます。
(何が言いたいか分かる人は、自己責任でやって下さい。)
ウクライナに工場があるJT<2914>、住友電気工業<5802>も一時停止してますが、こちらは限定的なのかな。

一方は、ロシアは経済制裁の急所のSWIFT外しは当然想定の中に入ってるでしょうから、

2014年のクリミア侵攻以降から、外貨準備を70%以上増やしてて、

図:ロシアの外貨準備
ロシア外貨準備

中国通じてSWIFTを使う手もあるし、
中国の決済網のCIPSを使うってのもある、
また14年のクリミア侵攻での制裁からSWFITに代わる独自ネットワークの「SPFS」も作ってます。まあこれはロシア国内しか実質使えないですけど。

あとは、仮想通貨を通じて決済しちゃうって手段もあるので、(既にやってるって噂もありますが)
もしこの方法を使えば一部の仮想通貨が上昇の可能性もあります。

もしホントにSWIFTから「ロシアの全銀行」外すってなると、ドイツとフランスが一番躊躇するし、

EUの債権債務関係ってロシアと結び付きが強いので、
EUの金融機関は、ホントにヤバい事になります。

そしてEUの経済も疲弊しますので、これが良い手だとはおよそ思えないですが、
一時の感情論でこの手が決まってしまう可能性もあります。

ロシアの国民も企業も大変で、ロシアの銀行にいってもルーブルをドルに変えられないとかだから、ドル決済もできなくなっちゃうしね。
もっとも外貨準備で既にロシアはドルを沢山持ってるので、まあ当面は効かないよねって話です。

いずれにせよロシアの「全銀行を対象」のSWIFT外しは、ロシアも欧米各国も双方が沈む手段です。



3月重要日程

マーケットに一番大きい影響があるのは、米のインフレ率です。

アメリカ国民はウクライナ侵攻とかは遠い国の話で、物の値段が上がるのが困るってのが一番で、
中間選挙を控えた年であるバイデン大統領の本音も、結局はそこにあります。


来週2月28(月)~3月4日(金)と、いよいよ3月相場入りです。

重要日程だと、
3月2日、3日はパウエルFRB議長の議会証言があり、これがFOMCまでの肉声を聞く最終発言です。
以前も記事で書きましたが、3月5日(土)からFRB関係者はブラックアウト期間に入りますので、3月15、16日のFOMCが終わるまでは発言は出来なくなるって事ね。

ざっと私のエクセルのトレードメモだと、

◆3月
1日(火)米バイデン大統領 一般教書演説
2日(水)パウエルFRB議長議会証言(下院)
3日(木)同議会証言(上院)
4日(金)米2月雇用統計、冬季 北京パラリンピック開幕
9日(水)韓国大統領選挙
10日(木)米CPI(消費者物価指数)発表、ECB理事会
11日(金)メジャーSQ
17日(木)AM3:00 パウエル議長会見
29日(火)権利付き売買最終日
30日(水)権利落ち日


1日(火):
バイデンさんは、インフレのまま中間選挙に突入は絶対に避けたいシナリオなので、そこには言及するし、ウクライナ侵攻にも触れるでしょうね。


11日(金):
株価指数先物とオプションSQが重なるメジャーSQです。
以前も記事で詳細に書いたのでそっちを見て欲しいのですが、「魔の水曜日」って奴で9(水)がもっとも注意が必要です。

傾向が分かちゃえば、大儲けする事も可能です。


17日(木):
が最も世界の株価が激しき動きます。
パウエルさんの発言と、ドッチチャートも出て来るし、今年の金利の利上げ回数など見えてくる事が多いです。
そして、一気に世界のマーケットが株価に織り込みに動きます。

29日(火):
日本市場では、権利付きに向けて、高配当銘柄には、3月24(木)、25(金)くらいからかなぁ。。
相当思惑で動きますので、ポジションを持ってる銘柄に対しては、どう動くべきか各自でキッチリと決めておかないとダメですね。


重要日程とは違うのですが、
3月14日(月):
が9月14日が日経平均が31年ぶりの最高値から半年後です。
信用取引の返済期限は半年ですので、この前後で信用取引で高値で掴んじゃった投資家からしたら、投げないとならない期限の前後になります。
今から3月14日までで、3万700円への回復は無理ですからね。
なので、売り圧力はここを過ぎると減り易くなりますね。


さて、日曜日がお休みの方は、良い休日をお過ごしください。

では、では。

ちゃんちゃん。