どうもローンイマイです。
金利上昇で儲かる株 1月11~14日
の結果は後述しますが、
自分で言うのも何なんですが、完全に当たってましたね。
おかげで1月11日週は、それなりに利益が出ました。
もし参考にして、儲かった方がいたら是非感想下さいね。
さて、前記事で最初に書こうと思った所に到達しなかったので、その内容を記載します。
前記事
タイピングしてたら長くなったので、見出しをつけておきます。
・1月のアノマリーとポートフォリオ
・インフレ予想法
・今後の決算のポイント
・東証再編
・グロース投資タイミング
・金利上昇で儲かる株
・上昇1位 鉄鋼
・上昇2、3位 保険、銀行
・上昇4位 海運
・上昇5位 自動車、他
・上昇 その他
この記事は1月16日(日)昼頃に書いて 1月16日13時頃にUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。
(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)
全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。
1月のアノマリーとポートフォリオ
1月は通常は小型株を中心に上昇しやすい「1月効果」で知られてて、
前年12月の節税目的の損出しでの売り尽しの反転からの上昇が多いです。
このアノマリー(経験則)にそって、私はポートフォリオを組んでて、
(バリュー3:グロース7)くらいの割合にしてましたが、
これが明確な誤りだと、1月4日の大発会からの3営業日目 1月6日に気づきました。
保有してる バリュー3 は明確に上昇してるのに、グロース7がドン滑りしてると。。
あと1日早く気づけただけでも、全く変わってました。
1月7日(金)には、ポートフォリオはバリューをそろえて、11日(火)にはIPOグロースの損切も終わって(バリュー10:グロース0)に完全にシフトしたら、
その前週はグロース株で苦しんでたのが、全銘柄が日々上昇してて、何て楽なんだと。
グロース株のスイングでエントリー時期がぴったりの時のように週で20%以上の上昇が望めるような事は無いんだけども、実に安定してたたなぁ~と。
それにしてもバリューって、短期で大きく上がるような事は無くて、ゆ~っくりちょっとずづ上昇するので、ディフェンシブな位置づけで保有する事が多くて、
短期で大きな成果を出したいスイングトレードーがメインで、時にデイトレもするような私には、正直魅力が小さいんですが、
このバリュー株がこれだけ力強く上昇していくってのは、何等かのイベントでも無い限りはあまりなくて、ほとんどグロース株のような上昇の値動きしてました。
あと、この時期のアノマリーとして、
節分天井・彼岸底(せつぶんてんじょう・ひがんぞこ)が、株式相場の経験則で、
新春相場で上昇して、2月上旬(節分の時期)に株価はピークで高値となり、
企業決算の集中する彼岸の3月下旬ころに向けた調整時期となって安値をつけるという相場格言なんですが、実際は全然規則性は無くて、さほど有効じゃないです。
市場のインフレ予想法
日経もTOPIXも調子が悪いし、特にマザーズの下落はもう酷いです。


マザーズは下値の抵抗線を下に抜けちゃった、もうどこで下げ止まるのか分かりません。
※抵抗線は私が勝手に入れたものです。
ポートフォリオからマザーズを全部外してしまったので、チラっと1日数秒見る程度ですが、
ホント・・・マザーズで勝負してる個人投資家は可哀想だなと。。
日経、TOPIXが調子悪いのは、
アメリカで年間4回利上げだとか、早期 バランスシート縮小だ(資産)
議長のパウエルさんはハト派的(穏健 利上げ慎重派)な発言なのに、FRB副議長 予定のブレイナードさんが、タカ派発言(強硬 利上げ積極派)だとか、
これでアメリカが下がって、日本も下落してるとも考えられますが、
これってマーケットに織り込みさせる為に発言してるんで、
議長と副議長の発言が異なるって以前からある事で、副議長は他の理事のそういう考えの人がいる時に代弁するって役割もあるし、
あとは、来週からブラックアウト期間(※)なんで、市場との会話を急ぎやってるって感じがしましたね。
(※)米国の中央銀行 FRB関係者が金融政策の発言をしてはならない期間
FOMCが開催される前々週の土曜日からFOMCの終了時まで
FOMCは、1月25日、26日にあります。
もう十分に市場には利上げなどは織り込ませたんで、FOMCでどんな発言が出てもそれで大きく下落するって事は無いはずです。
ただこれってずーっと利上げするって訳でもなくて、インフレがある程度落ち着いたら利上げペースは弱まるはずで、
その為、長期の10年債利回りとかは、短期の2年利回りとかと同じペースでは上昇してません。
ホントに、利上げペースが弱まらないと予想されるなれば、2年利回りの上昇率と同じように10年債利回りも上昇してるはずですしね。
要は、市場予測がインフレはどこかで抑制されるって見てる訳です。
2年

10年

なので、前回紹介した3ヵ月、・・2年、10年、30年 の国債のスプレッド(金利差)を見てけば、「市場がどうインフレを見てるか」は予想は付きます。(市場がどう見てるかで、実際にインフレかどうかは別の話です)
米国債・金利
今後の決算のポイント
3月決算企業の第3四半期の決算は、1月下旬から2月中旬になりますが、
決算期が3月以外の企業で、1月11日~14日でも相当な決算が出てきてますが、
・ユニクロのファーストリテイリング
・セブンイレブンのセブン&アイ・ホールディングス


ユニクロは「中国」が不振でしたが、「アメリカ」が好調で好決算を出してきました。
セブンイレブンも「日本国内」は厳しいんだけども、「アメリカ」のコンビニの買収効果で好決算を出してきました。
この2つに共通してる事を分析して分かる事は、
コロナ禍で、中国はゼロコロナ、日本は緊急事態宣言で経済を止めましたが、
欧米は With コロナで、接客を伴うサービス業は「経済を回してた」って事がキモになると思いました。
すなわち、「欧米が中心の外需が多い企業」は、それなりに利益が出るだろうと。
一方で、日本、中国などの売り上げ構成比が中心だと、ちょっと厳しい可能性がある。
これが、今後の決算を予想していく上で1つのポイントになると予想しました。
各国事情はあるでしょうけども、
日本は With コロナは、政治がやる気になりゃできますが、
中国は北京オリンピックもあるし、当面ゼロコロナでいくしか無いでしょうね。
グロース投資タイミングと銘柄選別
どのタイミングで、グロースに行くのかは、難しいですが、
過去は、グロースがずーっ上がってきて、そのグロースが押し目の時(下落した時)に、その繋ぎでバリューが買われてて、結局その後グロースに戻ってきた経緯があります。
トヨタ、ソニーに次ぐ日本の時価総額3位のキーエンスが、おとといの値下がりが凄くて、5300円の下げ幅って過去でも最大です。売買代金は2位でした。

何か悪材料があったか?というと、何一つ悪材料は無い。
一方でその日は、三菱UFJは、安い所から上がって高値引けする(※)。で、売買代金は4位
(※)その日の一番高い株価が終値となる。
やはりこれは、海外投資家がグロースを売って、バリューに乗り換えてますよね。
勿論、グロースが全部ダメって訳じゃないですが、成長する株は、押し目から上がるんでしょうけど。
株価は、最終は業績に終着しますので、この金利分などを飲み込むくらいの成長があれば、TSMCの決算みれば分かるように、全然成長する訳です。
なので、今後 どこかのタイミングでは、グロースには投資していく予定ではいますが、
このような金利高が想定される時に、チェックするのは、何といっても「財務状況」です。
有利子負債が多い銘柄と、少ない銘柄では、いくら成長株といっても利益の圧縮度が全然違いますからね。
私なりのグロースのタイミング予想としては、
・バリューの上昇率が鈍化してきた時
・米NASDAQが上昇相場になった時
・米ラッセル2000が上昇相場になった時
これらの条件が揃ってきて、グロースが上昇しそうな雰囲気があればスイングで利益を取りに行くのはありだなと思ってます。
グロースが自律反発できるとすると、1月末から2月中旬の第3四半期決算で好決算が出た時でしょうが、
私の決算プレイのスケジュールでも出そうかと思いましたが、まだ分析できてないし、もし出したら有料級ですが当たる保証も無いんで、恐らく出さないかと。
東証再編
東証の再編で、どの企業がプライム、スタンダード、グロースかが発表されました。
東証市場再編 各企業の行き先(参照)
なぜこのような改革が行われたかなどは、下記を以前に記事にしたので読んでください。
来年の大改革の話 8月7日記事 参照
http://loanimai-bigbust.net/admin/20210807-prime.html
正直、全然改革されてないじゃん。ってのが個人的な感想ですが、
プライム 1841社
スタンダード 1477社
グロース 459社
プライムの方がスタンダードよりも多いって、
文字通りいけば、スタンダード(標準)が普通一番多くなるんじゃねーの?
プライムさ(最高)が全然ないし、時価総額 数百億円の企業と、数兆円 と100倍も規模が違う企業が一緒ってのもどうかと思うけど、海外の機関投資家は、最低5000億円以上じゃないと投資対象にならないんですが、
プライムに連動した投資信託ができようとも、邪魔な小柄銘柄が沢山あるので、やっぱり投資できないよねってなっちゃうでしょうね。
プライムというブランドにしがみつく企業も多いんで、証券取引所も、上場してる各企業はお客さんになる訳なので、そこまで思い切った改革が出来なかったんでしょうね。
プライムを維持するのってコストもかかるので、プライム市場の実力がありながらスタンダードを選択したマクドナルド、フェローテック(※)なんかは、大きく売られてしまいました。
(※)フェローテック、小田原エンジニアリング説明
私はポートフォリオの変更で、1月7日で全部売りました。
個人的にはそのようなスタンダードを選択の方がよほど好感なんですが、プライムにすると外国人投資家向けの情報が必要になるから外国人投資家が売ったのかも知れませんね。
四半期決算、3月本決算(5月)までの投資という視点で考えると、
プライムを選択した企業で、プライム基準が微妙な企業は、流通株式の時価総額とか関係があるから、そういう銘柄は少なくとも自社株買いとかは出来ないってのは想定つくね。
TOPIXの方の指数組み入れの採用銘柄は、色々と入れ替えが発生するみたいだから、そこから落ちると株価下落とかも考慮する必要はでできますね。
金利上昇で儲かる株
1月10日(月祝)に記事をUPした個人的に金利上昇で儲かる株 で個別の銘柄名を具体的にあげましたので、
金利上昇で儲かる株
http://loanimai-bigbust.net/admin/20220109-invester-28.html
1月11~14日週での結果を記載します。
実際に記事見て参考にして買えるように、1月11日の市場が開く前に記事アップしましたので、
(ただし参考にするのは構わないですが、損しても一切知らないってスタンスです。)
もし買って儲けたよ! って方は、是非感想下さい。
ただ年率で5~8%くらいの利益目標であれば、ETFに積み立てる方が絶対良いと思います。
それ以上のリターンを得たいって場合には、リスクも承知の上で個別銘柄ってのが良いのかなと。
記事でも良く書いてますが、
セクターを絞って、その中の有望な個別銘柄を決めて、テクニカルでチャート見てチェックした上でエントリー、イグジットのタイミングを決めりゃ期待値で考えれば、ETFよりは高い利回りが得らるだろうとは考えてます。
ETFよりも高い利回りが得られないならば、個別銘柄なんてやる意味ないしね。
その意味ではここで書いてる記事は、少しは参考になるかも知れません。
上昇1位 鉄鋼
週間 上昇率1位 7.66%
(上昇率は私が挙げた2銘柄だけでのカウントです。)

私が保有してる2銘柄も公開しましたが、ほんと強かったです。
低PER、低PBR,期末で高配当、大型株と、すべての要素を満たしてますよってのは、記載しましたが、
中国の不動産に納入してる鉄鋼は去年は厳しかったんですが、
強いと予想した詳細の理由は前回は疲れたので省略しましたが、すごく簡単にいうと、
「鉄鋼価格を値上げ」してて、これが浸透していけば「利益が上昇する事を予想する人」が多いので、当然買いが入るだろうって想定と、
自動車が22年に増産させる予測が立ってきてるので、鉄鋼需要があるってのが去年から見えてたので、
日本製鉄<5401>は、去年末ごろから仕込んでたってのと、
JFEHD<5411>は、チャート的に一気に上昇トレンドに乗るだろうとの短期予想は、スイングトレーダーの得意分野なので、一気にエントリーしました。
この1週間でJFEHDはかなり利益でたし、
日本製鉄は仕込みは去年ですが、今週も相当利益が出て、実に7連騰です!(去年も入れると10連騰だね。)


上昇2、3位 保険、銀行
保険が、上昇率2位 3.92%

挙げた全銘柄がプラスです。
保険は金利上昇で株価上がるだろうと挙げましたが、実際は私は保有してないです(笑)
理由は簡単で、詳しく無い分野なので、売上予想とかの立て方が分かって無いからです。
チャート的に上昇相場にのってて良い銘柄が多かったので、これならば伸びるだろうとは思いましたが、もし見て買った人がいたら良かったなって感じです。
保険業界の売上予想の読み方とか詳しい方がいたら是非教えて欲しいです。




銀行が、上昇率3位 3.40%
ゆうちょ銀行はファンダメンタルズ的に微妙なんですが、
テクニカル的には見事に右肩あがりのキレイなチャートです。

前記事にまとめた通り 「期末だけ」の配当で4%以上配当で銀行株では一番良いのと、あと株主優待制度が導入されました。
株主優待(※)は、ゆうちょのHPをチェックしてみたんですが、
以下だそうです。
(※)当行オリジナルカタログ(3,000 円相当のコース)から、お好みの商品をお選びいただき、贈呈いた
します。 なお、当該オリジナルカタログには、郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品をはじめ、食品、雑貨、
社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手等を掲載予定です。
銘柄の中には入れなかったんですが、他にも「地方銀行」で面白いのは幾つもあります。

流動性が低いんで入れなかったんですが、経営不振だった「島根銀行」は私は実は注視してて、
以前にちょっと触れたんですが、SBIホールディングスが地方銀行の株を買いまくってるんですが、
詳しく知りたい方は下記のPDFを参照
島根銀行のSBIグループとの一体化施策
SBIが大株主で、SBI島根支店と悪口言われてるそうですが、
SBIが掲げる地方銀行の「連合構想」の1つなんで、
まあリスクも高いんで、勧めるような銘柄じゃないですけどね。
【注意点】
あと、気になったのが、銀行株の 上記に貼った 1/14 日時点でのチャートです。
紹介した以外の地方銀行のチャートも確認したんですが、ローソク足が陰線か、コマを高値付近でつけてるのが9割近いです。
ちなみに、私は三菱UFJと、もう1つ地方銀行を持ってたんですが、金曜だというのもあったのですが、1月14日の引けでいったん利確してます。(ポートフォリオの観点、1セクターで2銘柄までと決めてたので。)
まあ、また上昇相場にいると思ったら、再度エントリーすりゃ良いしね。
以前も記載しましたが、会社にいる時に私がチェックするのは、
①朝~10:00の間にチラ見するのと
②お昼お休み
③14:45~15:00の間にチラっと保有銘柄とその関連銘柄のチャートをチェックします。
この中で重要なのは③の「関連銘柄」をチェックで、関連銘柄チェック法を以前に記事にしましたので、そちらをチェックして下さい。
あと関連銘柄チェック法の海外銘柄ですが、15日に 米金融大手のシティグループが第4四半期(21年10-12月)の決算が出て、コスト増で26%減益で株価を3%ほど下げたのと、
JPモルガンは、M&Aとかの投資銀行部門は好調で最高業績らしいのですが、トレーディング収入が減収と経費増大でアナリスト予想を下回まわって、6%以上の急落でした。これが影響しなければ良いんですけどね。
一方で、ウェルズ・ファーゴ、ブラックロックは好調です。
長期で見れば銀行株が悪いとは思わないんですが、これだけ上がれば当然調整局面は出てくるんで、ガッツリ1年以上ホールドするとかであれば良いのですが、
短期で見る場合は、金融株は1月17日の週は注意して下さい。
上昇4位 海運
上昇率4位 2.74%

こちらもマイナスの銘柄はゼロです。
元々海運って、典型的な低収益企業だったのが、この1年ちょっとの間に完全に変貌しました。
その収益構造が完全に変わって去年の中間決算から配当利回りが激増して急激に魅力的なセクターに変わりました
単なるコロナ特需で巣ごもり需要と、港湾労働者不足で、運賃が高くなってるだけの「海運なんてしょせん市況産業だろ!」っていまだ思ってるマーケット関係者も多いと思います。私もその一人でした。
「まあ、コロナで一時的に良くなってるだけで、今期だけだろ」って思ってたんですが、12月上旬に3大海運の海外のレポートが出てから急上昇したんですが、これは来期以降も続くかも。。と思うようになりました。
海運会社の業績は運賃が高いか安いかに左右されますので、好不調の波が元々激しかったです。
特にリーマンショック後から世界との過当競争で、過去はワイン1本運ぶ利益が1円だったとかで、構造不況業種でしたが、
競争相手だった3大海運は世界との競争に戦うために、それぞれのコンテナ船事業部を統廃合して2017年に定期コンテナ船事業会社のONE(オーシャンネットワークエクスプレス)を共同出資(日本郵船38% 商船三井、川崎汽船が31%)で立ち上げて、採算が劇的に改善しました。
ONEの所有してる超大型コンテナ船31隻含めて約220の船隊が120ヶ国以上を運航してます。
これが現在は3大海運のコンテナ輸送での収益の柱となってます。
私も3大海運は12月上旬からポートフォリオの中心になってます。
株価(売上・利益)の変動要因は、
①コンテナ船の運賃(ドライバルクはバルチック海運指数、コンテナ輸送はCCFI)
3大海運でも売上高構成が違うんで、ここは調べりゃ売上想定はつきます。
②原油価格は、燃料コストに影響しますので要チェック。
③ドル円相場は、海運各社はほぼ海外との取引をドル円で決算してるので、円高は株価にマイナスで、円安はプラスです。
注意的は①では、コンテナ輸送料金が下がってくる時と、北米航路が供給が不足してるので利益の中心となってるので(季節性もありますが)、ここの需要が下がってくると、やはり売上、利益に響いてきます。ドライバルク市況は稼動は当面は高水準が続きそうです。
ただこれは、指数と、月次の情報を確認していれば、十分に確認可能です。
あと大手3社はディーリング(※)の対象になってて、値動きがとにかく荒いです
私も3大海運は12月上旬からポートフォリオの中心だし、時間がある時はデイトレで遊ぶ事も多いです。
私も3大海運は12月上旬からポートフォリオの中心だし、時間がある時はデイトレで遊ぶ事も多いです。
(※)証券会社、銀行などが売買を行い利益を追求す事。
3大海運は、大口が意図的に売りを出してきたりして、個人投資家を振り落としにかかってくる事があるんで、注意しないと、売った後に大口が買い戻して急上昇もありうるんで、いったん売っても、逆指値で急上昇にはついていくようにしとかない一番利幅がとれるところに参加できなくなります。
あと、第3四半期決算が迫ってますが、
1/31 商船三井
2/ 3 日本郵船、川崎汽船
前回の決算時に、10月29日に商船三井は非常に高い利益を出して、純利益に応じて配当を行う方針通りに、配当性向20%で年間配当800円に増額するサプライズでした。
その後の日本郵船、川崎汽船の11月4日の決算は前場引け後に、上方修正したんですが、
期待ハズレだって事で、3大海運全部が後場から売られまくりました。
これは日本郵船の決算で、ONE社がガイダンスで情報修正出してたのでサプライズは無かったのですが、配当性向25%だったで、1株利益から計算すると配当が1050円になるはずが、800円に情報修正だったので、それじゃ配当性向が19%だろ?って事で売らたんですが、(セコいのが商船三井よりも100円高く増配して1番を誇示してるし)
「配当性向」じゃなくて「総還元性向」が25%にするとの事で、22年5月以降に自社株買いも含めて検討して、期末配当を決めるとの事で、もし自社株買いをしないならば1050円になって、配当を増額しないならば、計算すると400億円くらいの自社株買いをする事になります。
もしポジション持ってる人は、今回も同様の事がありうる事は頭に入れた方が良いかと。
ただ、日本郵船の期末配当は現状でも6.4%(年間配当8.5%)は驚異的だし、期末配当の権利取りまで2ヵ月切ってるんで、仮に下げても限定的だとは思うんですけどね。
川崎汽船は、財務状態は悪いで、配当は利益剰余金から計上する必要があるんですが、「現状では」剰余金もロクに無いから第3四半期で売上利益の上方修正がされても、配当金を上げるのはキツい気がするんですよね。よほど剰余金の積み上げができりゃ別ですけど。。
まあ他の2社と比べると、ONEからの収益額を考えると上振れ余力が大きいんで、株価の上値余地がより大きいのが魅力ですけどね。
配当とか個人的にはどうでも良いんですが、配当取りに向けて買いを入れてくるってのが重要で、
6%の配当とかだと、配当落ちの下落を考えれば、うまくその前に高値で売り抜けた方がデカいしね。
6%の配当とかだと、配当落ちの下落を考えれば、うまくその前に高値で売り抜けた方がデカいしね。







コメントに答えた内容を追記します。
CCFI(コンテナ運賃指数)1月14日更新で+1.7%(前週比)
https://en.sse.net.cn/indices/ccfinew.jsp

上昇5位 自動車 他
上昇率5位 0.42%

トヨタは調子よいですね。

あとは下げてる銘柄も限定的なんで、日経、TOPIXがこれだけ下げてる中では、かなり優秀だと思いますけどね。
まあ前記事でも書きましたが、トヨタは受け皿がデカイんでオイルマネーなども入ってきてるでしょうね。
気になったのは、ホンダが陰線包み足の大暴落サインが出てるのと、
マツダ、SUBARUは上昇相場に乗るのでは?と思ってたのが、押し返されて上値が抑えられてますよね。






あと金利上昇で儲かる株に、前回セクターとして書くのを忘れてましたが、
「商社」です。
「商社」です。
商社は、コモディティ(※)を扱っており、一般的にインフレに強いと言われます。
そして、ほぼ商社は全面高で、メチャ調子よかったです。
そして、ほぼ商社は全面高で、メチャ調子よかったです。
(※)
金・プラチナ等の貴金属
原油・天然ガス等のエネルギー
トウモロコシ・小麦等の農産物
上昇 その他
コモディティ繋がりになるんですが、たぶん今まで個別名を出して無いと思うんですが、
住友鉱山<5713>

私は結構好きな銘柄で、21年はけっこう触ってました。
EVの原材料に関連してる銘柄の1つなんですが、
ここが急上昇してるんですが、
ニッケル が10年ぶりの高値(2万2000ドル/トン)をつけてて、EVの電池材料にニッケルを使ってるんで、去年からこの価格が上昇してて、住友鉱山は、国内で唯一の電気ニッケルを生産する工場を持ってます。
資源価格の上昇時には何かと恩恵を受ける銘柄です。
1月11日週は、どこが良いかはまだ分かりませんが、
低PER、低PBR,期末で高配当、大型株 ってのは、大きな流れとしては悪く無いでしょうから、あとは個別銘柄をちゃんと選別する事でしょうね。
あとは決算がガンガン出てくるんで、自分が保有してる銘柄と同セクターの決算の銘柄はチェックしたり、
好決算銘柄 と関連した銘柄を狙っていくってのも1つの手法でしょうね。
それでは残りの日曜日を楽しくお過ごし下さい。
では、では。
ちゃんちゃん。
コメント
コメント一覧 (15)
どの記事よりも株の記事を楽しみになってきました笑
ローンイマイ
が
しました
投資は自己責任と言いつつ、そこまで気がけて下さりありがたいです。
ローンイマイ
が
しました
ローンイマイ
が
しました
ローンイマイ
が
しました
ローンイマイ
が
しました
もう素直にローンイマイさんの後をついていけば良いんじゃないかと思い始めました。笑
今週でいえば、トンガの海底火山噴火が株式市場にどのような影響を及ぼすのか気になるところです。
それと、市場再編については、おっしゃる通りで、プライム市場は1,000社くらいに、今の半分ぐらいに絞ってほしいものですね。
年間上場料などの収入が減ることを取引所が嫌ったから緩い感じになったのだと思います。
それだったら、不適合の会社は猶予期間など与えずにそのままスタンダードに落として、プライムへの上場審査料をふんだくった方が儲かるのにと思ったのですが、余程経団連が怖かったんでしょうかね。
ローンイマイ
が
しました
本当の意味で頭の良い人の思考回路を覗いているようで
毎回、凄いっ!! と感心するばかりです。
私も鉄鋼、海運、保険、銀行株を保有しています。
今年はどれだけ稼げるかな~と楽しみです!
これからもインベスター日記よろしくお願いします!
ローンイマイ
が
しました
鉄鋼はまだ割安と思ったのでその2銘柄買いました。割安な不安材料があるんじゃないかと疑心暗鬼でしたがローンさんの見解で少し自信が出て助かりました。もっと力入れて買っとけばよかったです。。
他はかなり上がってしまっている気がして手が出ませんでした。
海運は利確したあとバルチックが下がってるので来週けっこう下がるんじゃないかと不安になっていったん様子見してます。
ローンイマイ
が
しました
海運と鉄鋼を買って儲けさせてもらいました。
ありがとうございます。
>コロナ禍で、中国はゼロコロナ、日本は緊急事態宣言で経済を止めましたが、
欧米は With コロナで、接客を伴うサービス業は「経済を回してた」って事がキモになると思いました。
すなわち、「欧米が中心の外需が多い企業」は、それなりに利益が出るだろうと。
この考察すごいです。参考にさせてもらいます。
ローンイマイ
が
しました
ローンイマイ
が
しました