どうもローンイマイです。



儲かる為に覚えておいた法が良い理論 がありますので、ちょっと紹介します。


過去、詳細に損切りの具体的な手法(早めの損切りと、儲かったら損切りラインを徐々に上げて利益を拡大していく方法)を記事にしました。

また勝率3割りで勝てる方法などを記載しましたが、

初心者の方で、ちゃんと実践できてる方はいますか?


実はこの紹介した手法は、「強く意識」しないと実践できません。

そしてこの過去紹介した方法が出来ない人は、基本的に株式投資は勝つのは簡単では無いです。

それは強く意識しない限りは、実践出来ないように「脳の作り」がなってるからです。



それは、

・ちょっとでも儲かったら利益を確定したくなる本能があり。

・株価が下がり始めて損失が出たら、認めたく無いので、色々と理由を付けて 戻ると期待して持ってしまう本能があります(=損切りができない)


これは人間の行動心理学で、

「確実な利益を得たい」
「損失を回避したい」


という本能が働き、

このような行動を取りたくなるように脳の作りがなってます。

これを「プロスペクト理論」といいます。

プロスペクト(prospect)は、「期待」という意味です。

不確実な状況での人の意思決定を理論化したもので、心理学者のカーネマンとトベルスキーが提唱しました。





本能の通りに株式投資をすると、結果的に塩漬けの株ばかりを保有してしまいます。

すなわち、株式投資で勝つ事は、自分の本能に打ち勝つようなコントロールが必要になると言う事です。


保有株が下落しているときに、買い増しをする事をナンピン買いといい、株式投資ではタブーとされてる行動ですが、脳はやりたいと思ってしまいます。

これは損を取り返したい!(=損をしたくない) という本能が働くからです。


画像ググったら 下記出てきたので掲載しておきます。

インベスター日記





「プロスペクト理論」を使った商品販売も世の中には溢れており、

・今だけお得
・期間限定

などは、「このチャンスを逃すと損してしまう!」という「損失を回避したい」という人間の本能を利用してます。



株式投資だと

損をし始める瞬間に最も苦痛を感じて(=損切り出来ない)

100万円得しているときでも、更に得する喜びより損する悲しさの方が大きく
得した状況下ではよりリスクを避けた安定志向になりやすいです。(=早期の利確)

逆に100万円損しているときは、更に損する悲しさより得する喜びの方が大きい。
損した状況下ほど、人はリスクをとって損失回避の一発逆転をしやすくなる傾向があります。(=期待値を無視した一発逆転の投資)



カーネマンの実験の結果だと、下記のようなグラフになるそうです。

zu01





勝ち組の個人投資家は、この行動心理学の逆を実行します。

下がり始めたら直ぐに売る。ちょっと上がった時には我慢します。

ただ脳が逆の事を言ってきます。儲かったら直ぐ売れと脳は言い、下がり始めたら、今回は違う!と語りかけてきます。

これは自分をコントロールして、自分の感情よりもルールを優先するように「強く意識」して訓練していくしかありません。


仮に、株価から-50円で売ると決めたら、

1000円の株を持ってたら、950円に逆指値を入れます。
2000円に上がったら、1950円に逆指値を変えます。

と当たり前のように指値を変える事さえできれば良いのですが、

目の前で動いてく株価を損切りするのは感情の逆の行動なのでキツいでしょうが、

今のネット証券ではシステムで設定しときゃよいので、設定を変える訓練だけでできますので、慣れればできるようになります。




しかし・・・年明けからマザーズの下げがキツいですね。

予想してた12月下旬が底値だと判断したんですが、そこから更に下げて去年含めてもほとんど最安値圏ですね。


マザーズ



1月5、6日で10%くらい下げてて、日経ならば3000円下げてるくらいの計算になります。

優良銘柄でテクニカルが良いのを選んでても、流石にマザーズ銘柄は結構下げました。

12月のIPO銘柄で保持したのは、クソでした(笑)

まあ、今日1月6日の引けにかけてやっと上昇してきましたけど。

明日は少しマシかな。。

一時的なリバウンドを取りに、今日(1月6日)は、マザーズ銘柄で明日期待できそうなのを沢山拾いました。




自分のポートフォリオで頑張ってたのは、バリュー株と高配当銘柄です。

バリューかつ高配当の海運はホント頑張って上昇しました。

公開してない高配当銘柄は(まあ、もし日記を続けてたら公開しても良いです。。記事の反応もイマイチなので、更新止めるかも知れませんが。。)どれも頑張ってたので、

3月決算の配当取りがすでに意識されてんだと思います。



ポートフォリオの組み直しが急務だと思ったので、

年間戦略で

にて、

北京オリンピックの3月までは、グロース株(マザーズの成長銘柄)
以降は、大型バリュー株(TOPIXコアや、金融、商社、海運、自動車)

と記載しましたが、


マザーズ銘柄で今週リバウンドを取ったあとは、グロース株の割合を少なくして、

3月までは高配当銘柄(配当5%以上)と

バリュー株(金融、商社、海運、自動車)

って、ポートフォリオに組みなおしていく予定です。

そして2月の決算期前くらいから、好決算が期待できそうなグロース株は一時的に持つって方向でいこうかと。

バリューはグロース株よりは株価上昇でのリターンは低くなりますが、その方が当面は良いと判断しました。

やはり年初からアメリカの金利が上昇してたので、金利上昇するとアメリカもグロース株が売られたのと同様に、日本も高PER、PBRの株は売られちゃいますね。




是非、感想おきかせ下さい。


では、では。


ちゃんちゃん。