どうもローンイマイです。

先日、寅年の相場格言をちょっと記載しましたが、

十二支の相場格言は、

辰巳(たつみ)天井
午(うま)尻下がり
未(ひつじ)辛抱
申酉(さるとり)騒ぐ
戌(いぬ)笑い
亥(い)固まる
子(ね)は繁栄
丑(うし)つまずき
寅(とら)千里を走り
卯(う)跳ねる

と、言われています。

十二支については、ある種の占いみたいなもんですけどね。



この記事は1月4日(火)の23時過ぎ頃に書き始めて、その10~30分後にUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。
(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)


全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。





日本株の成長

2022年のIMFなどの国際機関は日本の成長率が非常に高いとみてるようです。

日本全体の株価という意味でみるとTOPIXで見るのが良いでしょうし、
アメリカならばS&P500で見るのが良いと思いますが、

2021年は、アメリカS&Pの圧勝でしたが、

TOPIXは年末 2000ポイントほどでしたが、
JPモルガンは、顧客向けのレポートで、TOPIXは2200ポイントと20%上昇する見通しみたいです。

世界的にみると、2022年は新型コロナの大流行が、ワクチン、治療薬の普及で収束し、世界経済が完全に回復するとの見通しを示してます。

日米でみても、今年は日本株の方が良いと見てるプロのヘッジファンドが多いそうです。

今年アメリカは利上げを予定してますが、
データとして、米利上げ開始年にはS&Pよりも日本のTOPIXの方が強い傾向があるのは事実で、

米利上げの開始年(94年、99年、014年、15年)のパフォーマンスをみると、TOPIXがS&Pをいずれもアウトパフォーム(※)してます。

(※)投資成果を表す言葉で運用成績が上回る事。

色々な背景の理由があるんだとは思いますが、
いずれにせよ、日本にとって悪い状況では無いんでしょうね。




日本で成長したETF

2021年は日本はバリュー株が良くて、新興市場のグロース株が悪かったです。

インデックスでみると、グロースがバリューに5年ぶりに勝ってて、

直近10年ですと、1度だけバリューが負けた事がありましたが、
それまでは、ほぼグロースが勝ってました。

2020年だと、バリューはマイナスでしたので、
2021年はバリューが全体的に買われました。

基本的にインフレになると長期金利が上がりますから、
資金調達の面と、流動性の面(※)で外国人投資家がグロース株を売るので悪くなるのは理解できます。

(※)グロース株って時価総額含めて小ぶりですから、売りたくても売る相手が少ないと売れないんでね。

日本の主要なインデックスで2021年にもっともパフォーマンスが良かったのは、大型株のインデックスのTOPIXコア30でした。

やはり大型株は流動性が良いので、いざという時に簡単に売れますからね。



楽天証券より
TOPIXコア30

TOPIXコア30-2

TOPIXコア30-1

koa-30




NFTPX30<1311> で見ても

コア30チャート


2020年の前半で600ポイントだったのが、
2021年末で1025ポイント

と非常に良いパフォーマンスなのが分かります。

要は大型のバリュー株で、流動性の高い企業が強いって事でしょうね。

S&Pも、Microsft Apple Google Meta(Facebook) TESLA  の超大型株がけん引してますから、それと同じって事なんでしょうね。

米株じゃなくて、日本株でETFに投資したい人には TOPIXコア30 は、良いかも知れません。




年間戦略

①中国:3月の北京オリンピックの前後

②アメリカ:3~6月の利上げ前後

③日本:7月参議院選挙の前後

④アメリカ:11月の中間選挙前後


が、年間で見ると大きな節目かなぁ。。と思ってて、

①の3月までは、グロース株(マザーズの成長銘柄)
①の3月以降は、大型バリュー株(のTOPIXコアや、金融、商社、海運、自動車)

で、ポートフォリオを変えていくのが良いのかなぁ。。。と大まかに見てます。

①が終わると、地政学リスクも出てきますので、無い事を願いたいですが台湾問題、ウクライナ、ロシア含めて最悪の状況になったら、どうすべきかは考えておくべきだろうし。

台湾有事になれば、日本の軍事・防衛関連株って超割安だけども、ここが急騰する可能性は当然予想がつくし。

香港市場で中国株なんて買う気にもおきませんが、地政学リスクが起きればクソ程暴落するだろうから、そうなったら積極的に買うチャンスだろうし。(あの国だと取引停止しちゃう可能性もありますが・・)

ロシアが何か起こせば、エネルギー、食物小麦も一台産地なので、コモディティの意識は必要だろうし。

コロナの問題ってのは、予想の片隅にも無かったので、最良の手が思いつきませんでしたが、ここは予想が付く範囲ですから、どうするべきかのシナリオは今月中にでも考えたいですね。






銀行株について

もし「個別銘柄」で1年以上保有しろと言われたら、

米国の今後の利上げを考慮や、安全性を考慮したら

三菱UFJフィナンシャルG<8306>などの金融の優良株は配当も良いし、年間通じても悪く無いだろうなぁと個人的に思いますかね。

銀行株って、特に地方銀行って、今までボロボロでバリュー系の代表でしたけども、
21年の後半から様子が明らかに変わってきてて、

SBIホールディングスが新生銀行をTOB(株式公開買付)したりあたりからかな。。
SBIが地方銀行の株を沢山買ってるけど、社長の北尾さんはどういう意図で買ってるんだろう?と。

22~23年とかに地方銀行の再編とか、何らかの表に出て無い事をやるつもりなんじゃないかと。。。

もしそうなれば地方銀行のボロ株が激上がりする可能性もある訳で・・

想像の範囲を出ませんが。。






年間でみた優良業種

セクターで見てから個別株を選別するってのは、いつも一緒ですが、

やはり基本通りに「国策、政策に売りなし」って事で、

日本政府が後押ししてるセクターへの投資をメインにするポートフォリオの組み方で良い気がしてます。

その中でも世界的な時流にも乗ってるテーマである

・半導体
・EV(≒脱炭素)

に関連した銘柄をポートフォリオの中心に据える事になるかと。

この2つともに日本だけの問題では無くて全世界共通ですから、ちょっとやそっとで変わる話じゃないですしね。


あと政府はデジタル人材を育てると言ってるので、人材関連も注目なんでしょうが、

人材関連の銘柄は個人的にホント相性が悪いで、あまり手を出したくないんですよね。。


・メタバース関連
は変わらず注目です。

メタプラットフォームズ(旧Facebook) は、
2021年で190億ドル
2022年で290~340億ドル で、日本円換算で3兆円以上の設備投資すると言ってます。

メタバースの詳細を書きだすと1記事かかるので、ここでやめます。






スイングでの見切り方

以前にも書いた通り、

「ファンダメンタルズ分析」
「テクニカル分析」

のどちらもが非常に重要で、どちらか片方が重要なんて事は無いってのが、私の考え方です。

幾ら優良な銘柄でもテクニカルが悪化するとホント崩れますんで。


順番としては
ファンダで優良銘柄のバスケットを作って(10銘柄ピックアップするには10倍の最低100銘柄は欲しい)

それに、
「テクニカル分析」
「内部要因分析」
「外部要因分析」

を組み合わせて、エントリーする銘柄を決めていき、

エントリー時には損切りラインを決めて(※)設定して、
ただ、テクニカル、内部、外部が悪くなったら、損切りラインよりも早くさっさとEXITして逃げるってのが、私の「スイングトレード」での基本的なやり方です。

(※)
ケースバイケースなんで、難しいんですが、
その個別銘柄の過去のチャートの傾向で見るのが一番良いんですが、

節目が無ければ、x%で決める時もあれば、
長期線、中期線、短期線、直近安値、抵抗線、トレンドライン、一目均衡表の雲などの投資家が意識するであろう節目の価格で決める事が多いですね。

投資家達が意識する線って、下落してもそこで買いが入って上に押し戻される事が多いんで、その銘柄の過去のチャートを見て、ホントにそうなってるか判断するのが良いでしょう。


以前も記事にした通り、これはそれぞれのライフスタイルで投資手法は決めるのがよいと思います。

勝ち組の投資家は、稼いだ分を次の投資に振り向けて、どんどん複利で資産を増やしていきます。

真似しない方が良いので記載しておくと、
私はそういう複利で増やす事をロクにやってなくて、稼いだら 欲しい車を買ったり、家をリフォームしてみたり、色々な女の子と遊ぶ為に使ったり・・・とバンバンと使っていく人間なので
まあその分、散々楽しんできたので、そこに後悔は無いのですが、

このようにバンバン遊びにお金を使う人間は、
中長期と待てないし、デイトレでは会社員なので時間的に難しいし、
私のライフスタイルだと、数日から1週間。長くても1ヵ月程度で結果を求めるスイングトレードが中心になってしまいます。

あと他の人がどうやってるかを私は全然知らないので、あくまでも私のスイングトレードは、10~20銘柄のバスケットの中身を入れ替えていくので、損切りラインに引っかかる前にテクニカルが悪化してると思えばバンバン見切っていきます。

一旦EXITしても、また良くなったと思ったら買い戻すだけです。

私が買ってる銘柄を後追いしても、その頃には私は見切ってる可能性も高いので、
銘柄を参考にするのは構わないのですが、その点は注意して下さい。

損こいても知らないので、あくまで自己責任で投資はして下さい。




優良業種で買った銘柄




#数字だけだと分かり難いと思うので、画像は、証券会社ツール、サイト等を組み合わせて引っ張ってきてます。


この説明をしておくと、

◆フェローテックHD<6890>


1月4日 引け時点
出来高380万と非常に多いので、注目度が高いです。
フェロー15-サマリー



参考に株探
https://kabutan.jp/stock/?code=6890

【出来高の推移 週間】
12/24週は海外投資家があまりいないですが、1日100万以上の出来高のある人気銘柄です。

フェロー16-売買高


信用銘柄なので、制度信用取引での空売りは出来ませんが、
売り残があるのは、一般信用取引による空売りがあるためです。


【ざっくり説明】
半導体のウエハーとか、半導体設備向けの部品を製造している会社で、12月に公募増資で200億円以上の資金調達を行ってます。

この十分な資金で半導体装置向けの設備を増強するという事で、時流に乗るだろうという大きな見立てと、

2022年3月期の営業利益の予想は225億円。
前期に比べて2.3倍の大幅増益見通し。


【事業の内容】
当社グループは、当社と子会社等61社(連結子会社51社、持分法適用関連会社9社、持分法非適用非連結子会社1社)により構成されております。

 当社グループの主な事業内容は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)の製造装置等に使用される真空シール、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、坩堝、温調機器等に使用されるサーモモジュールの他、シリコン製品、磁性流体およびその応用製品などの開発、製造、販売であります。


【基本情報】


四季報01
四季報02



フェロー01-基本情報


【通期業績 売上高・営業利益】
フェロー02-通期業績推移

【四半期 売上高・営業利益】
フェロー03-四半期業績推移


四季報05-売上・営業利益・経常利益





【通期業績 利益率・ROE・ROA】
フェロー02-通期業績推移-利益率



【四半期 利益率】
フェロー03-四半期業績推移-利益率



【EPS推移】

フェロー10-EPS
四季報06-一株益




【セグメント構成】
フェロー07-セグメント

【セグメント業績】
フェロー07-セグメント2

圧倒的に半導体です。




【海外売上構成比】
フェロー08-海外構成




【キャッシュフロー推移・財務】

フェロー05-CF
フェロー05-CF2

フェロー05-CF3-moz

四季報06-ROE・CF


四季報07-財務



【設備投資・減価償却】
フェロー06-設備投資・減価償却



【配当】
フェロー09-年間配当2






絶好の買いタイミング

◆フェローテックHD<6890>
1月4日 引け時点
フェローチャート


【テクニカル説明】
直近高値では、11月19日の高値4695円から下げてますが、下値はかためて上昇してきてます。


【買いタイミング】
ガッツリと買いを入れたのは、12月30日の
一目均衡表で雲を抜けたタイミングです。

フェローチャート-雲




一目均衡表で雲のサインは、

株価が
・雲の上で推移してる時は強気相場(買い圧力>売り圧力)
・雲の下で推移してる時は弱気相場(買い圧力<売り圧力)

この雲の「厚さ」が「抵抗」の強さを表していて、
「薄い雲」は突破しても反発力が弱く戻し易い
「厚い雲」は非常に強い買い圧力で突破すれば、戻り難いので

この「厚い雲」を抜けた瞬間が絶好の買いポイントとなります。

なので、「厚い雲」を抜けた大納会の日(12月30日)に、雲を抜けた時にガッツリと買いを入れました。

2ヵ月に1回おきくらいのでタイミングで、過去もこの銘柄は「厚い雲」を抜けた時に、短期間の大きく上昇してます。




【買い増した理由】
まだ雲の上にいますので、もし雲の中に入ってしまうようであれば、買い増しなんてせずに、当然売ります。






同様にしてEV関連より

◆小田原エンジニアリング<6149>

【ざっくり説明】
モータ用の自動巻線機で国内トップで世界第二位のメーカー
EVがドンドン増産されていく時代ですので、業績は絶好調。
21年12月期 営業利益の6億円の予想
23年12月期 営業利益の12億円 経営計画

【簡単に最低限だけ】
小田原01

小田原02
小田原03

小田原04
小田原05

小田原06


小田原07

小田原11

小田原09


小田原80




小田原12

あとは株探でも見てね。
https://kabutan.jp/stock/?code=6149



【テクニカル説明】
一目均衡表で12月30日大納会の日に雲の上に抜け出しました。
かつMACD(※)もゴールデンクロスしてきました。



【買いタイミング】
フェローテックと全く同様に、ガッツリと買いを入れたのは、12月30日の
一目均衡表で雲を抜けたタイミングです。

小田原チャート2



(※)
マックディー
オシレーター系(買われ過ぎ・売られ過ぎの判断)の指標ですが、
ゴールデンクロスが買い時、デットクロスが売り時 と言われてますが、
MACD「だけで」で「買い」を判断するのは止めた方が良いです。
理由は、MACDのゴールデンクロスは株価暴落の局面でも表れるからです。

移動平均線、一目均衡表、ボジンジャーバンドなどのトレンド系(上昇トレンドか下降トレンドか)の指標と組み合わせて判断しましょう。

MACDがデットクロスは「売り」だと言われてますので、こちらは単体で見て判断でも良いでしょう。。

(まあ、あくまでも指標なので、「売り」どきが分かれば苦労なんてしませんが・・)



買いは技術、売りは芸術って言われてますが、

優良銘柄のバスケットさえ作って、

明日は雲を超えるかなぁ~とか、見ておけば

このように「買い」は技術でどうにかなります。

実際に、買った翌日は爆上げです。

簡単でしょ?




コメントはちゃんと目を通してますので、是非、感想おきかせ下さい。

ではでは、本年も宜しくお願いいたします。

ちゃんちゃん。