どうもローンイマイです。


大晦日ですが少しだけタイピングしてみます。
(明けましておめでとうかな?)


先週末にある程度、掃除したり不用品をゴミだしして、

毎年年末は依頼するんですが、掃除の業者にきてもらって全部屋の掃除、ワックスかけ、浴室、お風呂のエプロンの高圧洗浄、換気扇、鏡含めて全部 掃除をお願いしました。

やっぱりプロにお願いすると、全然違いますね。

気持ち良く新年を迎えられます。


この記事は12月31日(日)の17時頃に書き始めて、その10~30分後にUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。
(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)


全てローンイマイの日記で、個人の見解ですので、決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。



バタフライエフェクト

一銘柄の出来事が、「一見して」関係無いと思われる 銘柄に波及してしまう事があります。

レノバ<9519> 

洋上風力発電をはじめとした再生可能エネルギーの企業で、私が9月に菅政権の退陣の翌営業日に買ったよ!ツブやいて最初に取り上げた個別銘柄です。

9月6日朝のツイート

そこから岸田ショックが起きるまで激上がりして、ここ見て儲けたよ!って人が多数でました。
レノバ4



今回、秋田県 由利本荘(ゆりほんじょう)市沖 洋上風力発電 の事業者にレノバが選定されませんでした。

レノバの決算の際の資料

レノバ-6-秋田


最有力候補で受注する事が株価に織り込まれていたので、レノバの株価が下落するのは理解できるでしょうが、これに伴い再生可能エネルギー の企業が軒並み下落しました。

レノバ


参考チャート:レノバ株価4500円から2連続ストップ安で底に貼り付いて、株価半分の2000円強まで下落。。
レノバ株価








なぜ無関係の企業まで下落するのかの理由が、分からない方もいると思いますので説明します。




ブルーオーシャンへ投資


何度か記事でも書きましたが、競争相手が少ないビジネスモデルは非常に利益・株価含めて強いんですが、

まず、レノバ に最初に注目した点は、
「洋上風力発電」という日本では「ブルーオーシャン」(※)の最有力候補であった事と、そして自然エネルギーという政府の国策である事です。
※競争相手の少ない未開拓市場のこと

海外では洋上風力が整備されており、日本でも「再エネ海域利用法」により
青森県沖、秋田県沖、新潟県沖、長崎県沖、千葉銚子沖などが促進区域の指定されております。

ちなみに、レノバの調査方法は、私は月次で企業HPで公開される売電量から、進行が計画通りかチェックして、売上高のアテをつけたり、他にも後述する売上利益予想法を色々と使いました。

レノバHPより:11月の売電量
02_売電

03_売電

04_売電


売電収入がメインなんですが、
太陽光が520億
バイオマス1200億
陸上風力が100億弱、で、
それに将来の洋上風力が1000億弱 が今回失注した分になります。

1kWHあたりの買取価格x発電出力 で、実績値が出ますので、
太陽光40円/kWh 
バイオマス 24円/kWh 
陸上 21円/kWh 
洋上風力 24~29円/kWh くらいを予定してました。

秋田沖の洋上風力は入札の結果、三菱商事の連合が受注したんですが、
問題は今回失注した秋田沖の洋上風力を受注したのは

12円/kWh 
と、国が公募時に設定した上限価格29円の半額以下で、三菱商事の連合が他の事業者の提示価格を圧倒して落札しました。(三菱商事系は恐らくほぼ利益なんて出ない事を分ってて、利益度外視で恐らく受注最優先にしてる可能性があります。)

そしてこれは秋田沖だけじゃなくて、千葉県沖に予定していたのも受注できないだろ?ってので下落に加速を掛けます。

何度か書いてますが、株式投資は連想ゲームですので、常に連想が必要になるんですが、
これは再生可能エネルギー関連の価格競争の激化を連想させます。

すなわち、今後の再生可能エネルギーの入札事業は競争激化で、利益を徹底して削られるかも??
・・というローンイマイの予想と同じ事を考えた人達が、再生可能エネルギの銘柄を売却したんだと想像します。(あくまでも想像です。)



グリーンIPO

可哀想なのが、12月22日に新規上場したばかりの再生可能エネルギー銘柄の

リニューアブル・ジャパン<9522>

公開価格は1800円で、レノバ暴落とともに窓を開けて下落しました。

図:IPO3日目に前日2000円から1700円にそこからも公開価格を割って低迷・・
リニューアブル

資金調達額が95億くらいと大きかったんで、上場したてはダメだろうけども、将来的には可能性もあるので、落ち着いてから投資対象に入れようと思ってたんですが、これで当面の間は投資対象からは外れました。

リニューアブルは既に収益の仕組みが出来上がってて2022年度に面白いと思って監視銘柄に入れてました。

風力発電所、メガソーラの発電所開発・運営もしてるんで売電収入もあるんですが、

主なビジネスモデルは開発した発電所をファンドに売却し収入を得て
その売却収入でさらに新しい発電所を開発して再投資するスタイルが主体で、要は発電所のデベロッパーです。

株主は、東急不動産・ENEOS・関西電力とかの大手で、
業績も良くて、営業利益20%以上の増加とかで、安定的な成長が見込めました。

あと面白いのがIPOでオフィシャルじゃないんですが、「グリーンIPO」という枠組みを策定されてて、
国際資本市場協会(ICMA)というところが、債券版の資金調達での環境に配慮した資金調達の基準としてグリーンボンド原則というのがあるんですが、それをベースにして今回グリーンIPOという脱炭素的な銘柄になってて、格付け投資情報センター(R&I)のセカンドオピニオンを得てます。

新しい取り組みなんで話題になりやすいし、機関投資家がSDGS銘柄として買いを入れてくる可能性もありました。

業績は良いし、SDGS、脱炭素としても面白いかも・・と思ってたのが、今回のレノバの失注で、巻き込み事故をくらった形になってます。

私は、今回再生可能エネルギー関連のポジション持ってた訳では無いですが、前記事のコメントで説明する約束したので、記事にしてみました。



関連分析法

・同じセクターでも関連性が高い銘柄群

・円安、円高で同じ方向に動く銘柄群

・原油先物WTI の動向で、同じ方向に動く銘柄群

・日経225などの指数と同じ方向に動く銘柄群

・海外の銘柄で、日本の銘柄と同じように動く銘柄

このようにポジションを持ってる関連銘柄や、関連指数も同時に見た方が危機に対応しやすくなります。

例えば、海外の銘柄だと、
以前も少し記事で書きましたが、マーケットの開いてる時間の関係で、米国市場が閉じてから日本は開くので、
最新情報は、米国市場が一番参考になるんですが、

米国NASDAQのゴールデン ドラゴン チャイナが、中国と凄く関連性が強いので、

https://www.bloomberg.co.jp/quote/PGJ:US
Dragonchina


その日のソフトバンクなどの中国依存度が強い銘柄については予測を立てる事が多いです。
(香港ハンセン指数だと日本のマーケットが開いた後なのでね。)

「海外の銘柄」はちょっとハードル高いかも知れないので、まずは、

「関連銘柄」
「関連した指数」
「業界ニュース」、
で、もう1歩進んだら「海外の銘柄」までチェックできると非常に良いかも知れません。

例を挙げた方が分かり易いと思うんで、
何度か記事でも書いた海運を例に挙げると。

海運参考記事:
12月5日記事 勝負可能なセクター

12月12日記事 海運全体 動向確認

あくまでも例ですが、

◆関連銘柄だと、
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107> 、NSユナイテッド海運<9110>、玉井商船<9127>、栗林商船<9171>、乾汽船<9308>

⇒ 参考までに海運関連銘柄一覧(Money Box)
海運関連


などは横並びにしてチェックしておくのがお勧めです。

どれかポジョシン持ってたら、関連銘柄に異変が発生したら、その銘柄の異変の原因を調べてポジション持ってる銘柄への波及があるか?を調べると危機管理ができます。


◆関連指数は、
・バルチック海運指数(BDI) Baltic Dry Index
BDI


・コンテナ運賃指数(CCFI = China Containerized Freight Index)(※)
CCFI

BDIは何度も説明してるので省きますが、短期の動きはBDIを見てる投資家が多いのでこちらを見ますが、

CCFIの方が決算(売上)を予測する上では重要で、中国からの輸出用コンテナの運賃指数で、中国は最大の輸出国なので、世界の荷動きを見るのに非常に重要です。

2020年の前半の過去のコロナ前の平時だと1000程度の値なのが、2020年後半から2021年に急激に上昇して、現在3000を超えてる事からも
海運の利益が、2021年に上昇する事は想定できた訳です。


◆業界ニュース
海事新聞

無料で読める箇所しか読みませんが、それでもかなり役に立ちます。


◆海外銘柄だと
外需系で市況商品の海運は海外銘柄の動向とも関連するので、

A.P モラー・マースク (デンマークの海運コングロマリット)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/MAERSKB:DC
マースク



コスコ・シッピング・ホールディングス (中国海運業界のトップ)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/1919:HK
コスコ


なんかの動きを見て私は参考にする事が多いです。

これはあくまでも一例であって、他のセクター(業種)でも同じな事ができますので、それは各自で調べてみると良いかと思いますよ。



売上・利上げ予想法

株価の動きとういうのはランダムウォークなので完全に予想する事は困難なんですが、

どうやったら売上予想が立つんだろ?と考えた時に、
売上・利益の予想というのは、工夫次第で案外分かる事があります。

例えば、コロナの真っ最中で、各飲食店が要請に従い閉店してる中で、
グローバルダイニングという外食産業の企業はフルオープンで開いており、
その甲斐あって、周りお店が閉めてるほど売上を伸ばしました。
これは実際にお店に実際に見に行けば、客のいり具合から、およその推測が出来てしまいます。
実際に自粛要請が出てる時ほど株価はドンドン上昇しました。


2021年3月~7月ごろのグローバルダイニング株価
グローバルダイニング


他にも不動産賃貸なんかは予測立てる事ができて、サイトで賃貸の埋まり具合とかは賃貸情報から調べられますので、売上予想が可能です。

海運なんかは、
コンテナ運賃x運搬量
で売上が決まってくるので、予想するのは後述の資料を分析すると実はそこまで困難では無いです。

リアルタイムでも調査がある程度は可能で、
今年3月に コンテナ船の運賃が高騰 してる事を記事にして

貿易収支で分析

アメリカ西海岸のロングビーチで混んでる事を書きましたが、
どうやって定点観測が可能なんだろ?って考えたんですが、

今は飛行機でもどれもGPSが付いてるんで、旅客機はフライトレーダー24 というアプリがあって、リアルタイムで飛行機がどこを飛んでるか世界中分かるんで、(飛んでる飛行機の機種まで分かります。)

フラトイト24[


同じようにして、Marine Trafic という、船の運航情報のリアルタイムアプリで、定点観測(同じ時間帯にキャプチャ撮るだけ)を試したら案外分かってきます。

ロングビーチ


ロングビーチ2

船

売上のセグメントから、大きな収入の所を予想する方法が無いか?を考えると案外方法はあるものです。

どうしても予想が付かない知りたい所を、投資対象の企業のIRの担当に電話して質問したりすると、直接的な聞き方じゃなくて上手く話すと教えてくれる事もあります。

これだけで、他の投資家が持って無い情報を得られて半歩優位に働きます。



輸出入 動向の調べ方

ちなみに、海運のポジションを持って無い時でも、輸出入のほとんどの製品は船で運ぶので、他のセクターを判断するのに日本海事センターの月次資料なんかはチェックする事で、自動車など輸出入の銘柄の動向を探るのに役立ちます。

日本海事センター
https://www.jpmac.or.jp/relation/
日本海事センター



実例を示したが方が分かり易いでしょうから、
先日12月21日に更新されたので当日ざっとチェックしたので簡単に。

コンテナ運賃動向や、北米コンテナ航路、日本・中国航路、アジア含めたのを軽くチェックします。
特に、品目別の動向を調べると超便利です。

例)

自動車

2016年以降から月次2021年11月までの品目別の月次の動向が全部分かるので、かなり重宝します。

家具及び家財道具
住宅関連3品目(家具、建築用具、プラスティック製品)
自動車関連3品目(自動車部品、車両機器、タイヤ・チューブ)
自動車部品
車両機器及び部品
一般電気機器
おもちゃ
コンピュータ及び半導体
など、

参考までに、
荷動き量

荷動き量



北米の月次の運賃指数
運賃指数2

CCFI-2


ポジション持ってる輸出入に関連した銘柄をチェックすると動向が見えてくるので参考にすると良いかと。

海運の個別でみても、これらの資料を分析すると、「運賃x荷動き量」売上は決まってくるので、実は売上予想もついてきます。

まあ要は工夫次第で、売上、利益の予想を立てる事が可能なセクターや銘柄は存在するって事ですね。



大晦日なので、2021年のまとめと2022年度の予想なんかを中心に書こうかと思いましたが、それはまたの機会に。


HAPPY NEWYEAR



ではでは、良いお年を!
(明けましておめでとうかな?)



ちゃんちゃん。