どうもローンイマイです。


いつもの 独り言で、読まれてるのかイマイチ分からないインベスター日記です。


今週 12月13~17は、日本株は、先日記事にも少し書きましたが、

FOMC(アメリカの中央銀行の会議)の影響で、乱高下しまくりました。

図:日経225

日経225


この記事は12月18日(土)の24:30~ に書いてUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。

(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)


個別銘柄も記載しますが、決して推奨では無いので投資は自己責任で行って下さい。




まずは1週間の振返りから、



12月3週目の出来事

アメリカFOMC(中央銀行の会合)の決定で、来年6月までにテーパリング(金融緩和の縮小)を終わらせるとの前回のFOMCの予想から、3月に前倒ししてテーパリングを終わらせて、

ドットチャート(※)
では、22年は年3回、23年3回、24年2回の 利上げするのとの予想が多くなりました。

※FOMCのメンバーがアメリカ政策金利のFF(フェデラルファンド)レートの水準を、点(ドット)として散布図化した「政策金利」見通しのこと。毎年3、6、9、12月にFRB(アメリカ中央銀行)が公表します。

図:ドットチャート

どっとチャート




パウエル議長が上手かったのは、何度も会見の中で、「テーパリングが終わるまでは利上げをしない」って事を強調した事と、「利上げは時期は確定して無い」事も強調した事、

パウエル


あとは、事前に12月のFOMCでは、この予想は最低でもでる事をメディア通じて上手く市場に織り込ませる事で、FOMCの発表では事前予想よりも悪い結果にはしない事で、FOMC後は一気に市場が上がるようにしてる事です。


FOMC議長は、前任のイエレン現財務長官や、その前のバーナンキさんは、学者出身でしたが、パウエルさんは銀行家、弁護士出身で、ファンド経験もある事から、市場にネガティブなサプライズを与えないように上手く配慮してるんでしょうね。


ジャネット・イエレンさん
イエレン

ベン・バーナンキ
バーナンキ


市場にバンバン悪い影響を与える発言をしまくる岸田総理・・・ホント・・株で儲かる人を叩く事が、選挙率の高い高齢者の支持を集めて、自分の支持率を上げると信じ混んでるんでしょうね。。まあ、実際それで上がってるんでしょうが。。。


米バイデン大統領から、恐らくインフレを抑える事を第一にしろ! と言われて、パウエルさんは急に利上げのタカ派にシフトしたんだと思うんですが、

アメリカは、来年11月に中間選挙があるので、バイデンさんの支持率が下がりまくってる要因にガソリン価格等の物価(たしか先日発表された消費者物価指数 CPIが6.2%上昇だったかな。)が上がってアメリカ国民の不満も大きいので、このインフレを抑え込むのが、一番の支持率が上昇になるだろうとの政治的な思惑は当然あるでしょう。


長期金利が来年年3回上がるとして、

0.25 x 3= 0.75% 来年上がる公算です。

もしも予定通り、金利が上がると資金の調達コストが、まともに企業には影響しますので、
資金の借り入れを原資として成長しているグロース株が中心のPERの高いNASDAQ市場の影響は大きいです。




利上げの最悪ケース想定

ただしアメリカで年3回の利上げって別に確定でも何でも無いので、

来年3月に、インフレが収まってれば、要は、消費者物価指数CPIが上がってなけれれば、別に早期利上げの必要は無い訳です。

実際にFOMCの前後でもアメリカの10年債利回りって別に大きく反応してないです。

ただ、もし3月時点でインフレが全く収まって無い時は、全く対応が変わってきます。

市場予想では、6月、9月、12月の3回とかって予想らいしいですが、

ここから完全に個人の予想でマイノリティーの考えだと思うって前提で話しますが、

11月に中間選挙って事は、そこから逆算したら、その2、3ヵ月前にはインフレを抑制しておく必要がある訳なので、

例えば、4,5,6月と連続3回利上げして一気にインフレを抑えて

これで抑え込めれば、インフレの心配は無いし利上げも当面無いってので、全体としてはこの方が良いですしね。

勿論バリエーションの高いNASDAQは一時的には売られまくるし、日本にも相当な影響があります。

結局は、この3回をどのタイミングでやるかってのが重要になるし、

利上げは早ければ、最速で来年3月、その時点でインフレがどうなっているのか?

それが見えてくるのが来年2、3月で、
ネガティブシナリオだと、そこから日本にも波及して、NASDAQに連動性の高い 特に割高だと判断される所から売られるので、PERが高い銘柄は急落の可能性がある事は頭の片隅に入れておく必要があるでしょうね。

その時に頑張れるのはバリュー株で、セクターだと鉄鋼、海運、自動車、商社とかでしょうね。


NASDAQ12月18日時点
NASDAQ




米流行が日本で流行らないケース?


FOMCのアメリカの影響を受けて 

日本株は、12/16(木)は全面高、12/17(金)は全面安 。

一番ひどかったのは、マザーズ指数で、年初来安値を更新しました。

アメリカの影響も一部あるでしょうが、それよりも

先日これも記事にした通り、IPO(新規上場)ラッシュの影響での換金売りでしょう。


私は高値で売り抜けたので、むしろ儲かったので影響は無かったのですが、

セカンダリー投資 インベスター日記19 参照
http://loanimai-bigbust.net/admin/20211215-invester-19.html

今月のIPO銘柄の フレクト<4414> は、その後タダ下がりです。
フレクト


そして新規IPO銘柄

15日 ネットプロテクションズホールディングス<7383>
16日 True Data<4416>
16日 ブロードエンタープライズ<4415>

の3銘柄ともに、ほぼ公募価格割れ、または終値が公募割れです。
要は、せっかく証券会社に応募して当たったら、損こいたって事です。

ネットプロにいたっては、上場した朝9時にいきなり ストップ安 から始まりました。
公募価格(1,450円)で、初値は1,378円(公募価格-72円 -5.0%)です。

ネットプロって、「後払いネット決済サービス」で日本の後払い決済市場でのシェアは40%以上でトップなんですが、

アメリカでは確かに、カードを作れない人の為に後払いサービスって凄く流行ってますが、
日本でカード作れない人の信用度の人のサービスって、利便性だけでそこまで流行るんかね?って疑問と、(目論見書では、女性、中でも主婦が多いそうです)

そもそも、借金大嫌いの日本でそこまで流行るんかい?って
このビジネスモデルが日本に定着するんかい?ってのが個人的に疑問でした。

ネットプロの目論見書も目を通したんですが、個人的に一番引っかかったのが業績での利益率で、
2020年3月期で売上高に当たる営業収益が176億 税引き前利益で9億
で、金融サービス会社は利益率が普通凄く高いはずなんでが、利益率が5%くらいで、

どうみても、債権回収と貸倒引当金を多く当てる必要があるから、利益率が低いんだろ?っての不安要素でした。

最終的には株価ってEPSである利益と連動しますからね。

そこでさらに下記ニュースで嫌な事だらけです。

12/17に日経のニュースで 出てたんですが、

米当局、後払い決済大手に一斉調査 債務増に懸念

懸念

あと上場条件が悪すぎて、1000万株とかを売り出して、資金吸収もデカいし、オファリングレシオも50%近くて、

こんなの売りさばけるんかい?ってのが疑問で、様子見してました。

後払い決済サービス自体が今後日本で流行るかは、この銘柄の業績を見れば今後は分かるでしょうね。
このサービスの将来性は私には判断付かないので、判断付かないうちは投資できないですね。



今週の急上昇目柄

アメリカのEV自動車メーカーのリビアンが、11月に上場してまだ1台も販売してないのに、時価総額は一時1500億ドル(約17兆円)を超えるわと、EV自動車の影響がすごいですが、

RIVIAN


やはり、今週(12/13~17)で一番の注目ポイントは、

トヨタ自動車がEV車を2030年までに年間350万台と発表した事です。

すでに電池に必要な原材料も全部抑えてるという横綱相撲です。

TOYOTA


toyota-ev


何度もこのサイトでは言ってますが、株式投資は連想ゲームですので、

EVと関連して、電池関連では、日本電解はストップ高まで買われて、部品だとデンソーも3日連続上昇だし、

リチウムイオン電池の企業で個人的に注目してた企業(プライベートモードに記載します。)
もギャップアップで窓空けて急上昇して続伸してます。

こういう時に投資すべきは、巨大本尊のトヨタじゃなくて

より株価が大きく上昇しやすいのは、業績インパクトが大きい時価総額がより小さい関連銘柄です。

あと、後述しますが好業績がでて、
三井ハイテックも25%近い上昇を演じました。



来週の投資ポイント

とにかく、マザーズ指数がダダ下がりなんですが、


マザーズ指数 12/17時点
マザーズ指数


非常に有望な銘柄でも、何ら悪材料が出て無いのでもダダ下がりしてます。

これも先日記事にしましたが、

12月20~24日週はIPOラッシュの集中週で去年とまったく同様の動きが今年も出ると思ってますので、

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悪材料が無いのにダダ下がりした銘柄が最高の買場だと個人的に思ってますので、

下がりまくった優良銘柄が「上がり始めたところ」の初動で買いを入れる。

これが12月末から来年2月くらいの2ヵ月程度の保有で一番利幅を取れるんじゃないか?と個人的に考えてます。

10月中旬からこの2ヵ月の半導体メーカーの上がり方は凄いですが、
やはり岸田ショックでダダ下がりした優良半導体メーカーの押し目買いは、あそこだった訳です。

例えば、
レーザーテックならば10月前半に22,000円代 に落ちたのが、11月の高値では33,000円と1.5倍になったし、

東京エレクトロンも10月前半に45,000円まで落ちて、11月に一時64,000円。

レーザーテック

東京エレクトロン






あとEV電池関連で目覚ましいのは、超優良銘柄なんですが、

三井ハイテック<6966>が、

去年だと2000円くらいだあったのが、11,000円を超えてきて、5倍超えです。

先日好決算を発表してまた一気に上昇しました。

週足でみた三井ハイテック
三井ハイテック


私は、3月~4月頃に 3000円代の時にトレードしてたんですが、7月~8月に急上昇時に保持してなくて、高くなり過ぎた・・・少し待とうと思ってたら、、、そこから一切落ちてくる事もなく 

まあ、7、8月頃から超有望銘柄とも四季報などでも言われてたんですが、ちょいと高くなり過ぎてたので様子見してましたが、

その後の岸田ショックで下がった時の10月が今考えると買場だった訳ですよね。

繰り返しますが、今のマザーズ銘柄もIPOラッシュで激下がりしてる今が買場なんじゃないか?って一つの予想を立てて、さらにリスクを最小限にするには、逆指値でここから上昇の初動を捉えるってのが賢い買い方なんじゃないか?と見てます。



注目のIPO銘柄


実際に具体的な銘柄で、セカンダリー投資を、この株価までなら投資するって記事を書こうとも思ったんですが、寸評加えていくと長くなりそうなので、まあ時間あれば書きます。


ニューヨークでは、一日の陽性患者数の記録更新してて、猛威を振るってます。

こういう時には、どのセクターが大きく影響を受けて、どのセクターはまだ安全かは我々は経験してるので、そこは過去と照らして対応すればよいでしょう。




あとは、こういうニュースが土曜日に出たのも見逃さず、キッチリと月曜から着目すると良いでしょう。

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12月20日はアメリカの市況からみても良い始まりとは思えませんが、まあ押し目買いのチャンスの週だと思って上手くやるのが良いでしょうね。








12月18日時点での市況
市況





しかし・・ 幹事長の茂木さん、外務大臣の林さんもそうだけども 親中姿勢が凄いよね。
高市さんが孤軍奮闘ですね。

政調会長として公明党とも調整も含めてやってきたそうですが、全部幹事長がひっくり返す。
中国としては、非常に素晴らしい幹事長ですね。


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ぜひ、感想お聞かせ下さい。



ではでは。



ちゃんちゃん。








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