どうもローンイマイです。


02-all





今日も「サクっと・・」と、いつも書くんですが、、



毎回タイピングしてるうちに、これに関連して、あの話もある、この話もある・・と頭に浮かんだままをタイピングするもんだから、いつも膨らんしまう。。





タイトルとかは全部タイピングした後に、付けますが、いつも当初書こうと思ったのと全然違う・・って事だらけです。


この段階では、「米国 個別株投資」を中心に書こうと思ってますが、さて今回もどうなるやら(笑)



でも、下手なお金だけブン取るような、クソ投資セミナーや、具体性の無い投資本 なんかよりは、無料で読めて参考になると思うんですけどね。。どうなんでしょう。



私自身も頭に中にある事をアウトプットして、忘れてた事もちゃんと整理しようとは思ってます。




この記事は2021年10月10日(日)16時30分過ぎに書き始めて、その30分後くらいにUPした記事ですので、その前提で読んで下さい。


(記事時間は、NEWマークが付くように、適度に最新時間にしてます)



→ 過去の 経済・投資・ニュースなんかを くっちゃべった記事はこちら




分かり難そうな人物や箇所は後で絵を入れるなりして分かり易くしますね。


あと気づいた事があったら、後で内容追記しますね。


本記事は、投資の未経験者や、または投資初心者の方向けの記事ですので、経験者の方は知ってる事が中心なので、参考にはならないのでご容赦下さい。













岸田総理の方向転換?


今日、10月10日の日曜朝の 日曜報道 THE PRIMEっ番組に、


新政権 発足後に初出演って事で、生放送で岸田さんに橋下徹さんがやりあうのが面白かったです。
報道PRIME_1億円の壁3




下記も番組の中でやってましたが、以前に私が詳細に記事で説明した 株式投資の税率
⇒大儲けした話② 世の中は不公平だ
 株式投資の圧倒的メリット


に関連した話です。




報道PRIME_1億円の壁


報道PRIME_1億円の壁2






株価下落の事も、橋下さんも当然理解してて、
「分配は重要だが、民間企業の自由な活動が資本主義の中心」
って、意見から、


司会者も「分配」って言葉でマーケットが冷え込んだとツッコみされて。


報道PRIME-株

報道PRIME-株価

報道PRIME-株価2




この番組の中で、岸田さんは

「まず成長。成長なくして分配なし」

「選択肢の中で金融所得課税をいいましたが、当面の間は金融所得課税を触る事は考えてません。」

「金融所得課税は、まずやるべき事をやってからだ」

と、急激に言う事が変わりました。






「ご祝儀相場」が全く無いままで、

このままだと、衆議院選挙、来年の参議院選挙がマズい! と当然思ったんでしょうね。

成長の為のマクロ経済対策には全く触れずに、「分配」って言葉で語って、


「分配」って世界中の投資家が非常に嫌うワードの一つです。


分配





「財政規律」も重視しやがって、そんなの海外投資家は全部チェックしてるんだぜ!


分配なんて言い方しなくても、幾らでもあって、


「とにかく経済成長して、その果実で日本全体を押し上げしましょう。」



って言えば、済む話だろ!






「所得倍増計画」についてなんかは、全く具体性が無くて、


国民所得はGDPと、ニアイコールなんで、


所得を倍にするには、GDPを倍にする必要があるんで、


金融の仕事やってる方は、すぐ計算立つででしょうが、


7%の経済成長で、複利で計算して10年で倍になる訳です。


だったら、GDPを7%の経済成長を目指して、10年で倍にするって言わないとダメな訳だろ!












「金融所得課税」を否定したのはこの番組の中だけの話で、


今は金融所得は20%なんですが、


それを株投資のキャピタルゲインを狙い打ちをしてるようでしたが、


日本は投資の保有比率が低いんで、そこを狙っても取れる税金なんて知れてるし、それで株価落として企業の資金調達手段を破壊してどうすんだっちゅうの。



金融資産割合


今は預貯金がドンドン積み上がって、1000兆円もあって過去最高なんであって、


それも金利のほぼ付かない預貯金に!



これは完全な死に金なんであって、


その為に、NISAなどで貯蓄から投資で世にお金回る推進してきた訳で、「金融所得課税」はその完全な逆行だろ!


それよりもこの1000兆円の死に金を、


いかに上手く世の中に回すかってのがホントの成長戦略なんであって、


その戦略が具体的に無いから成長も期待できないから、そこをツケこまれて売り込まれたんだろ!




あと「新自由主義からの決別」


って言ってますが、


元祖 新自由主義者は、イギリス元首相のマーガレット・サッチャーですが、


サッチャーさんが言ったのは、

「金持ちを貧乏にしたからって、貧乏な人が金持ちになる訳じゃない」

です。



経済学者 トマ・ピケティ の 21世紀の資本 の中でも結論が出てるんですが、

「r > g」

って式で、経済成長(g: growth)よりも資本のリターン(r: return)の方が高いからであって、

「r」に大きく税金をかけても、「g 」が高まる訳じゃないっての。

そうじゃなくて、「g 」の経済成長を いかに高めるかじゃねーの?






「岸田ショック」って言葉は、フィナンシャル・タイムズ紙が最初に書いたんですが、

「 Japan stocks suffer 'Kishida shock' as new leader suggests tax rise」

「日本市場は、新首相が増税と言って'岸田ショック'になった。」



「金融所得課税」を当面やらない事をTV番組では言いましたが、



公的な発表である所信表明でも金融所得課税を訂正してないんだし、


新しい財務大臣の鈴木さんも典型的な緊縮財政派で財務省の大好きな「財政規律」って会見で重視して、

鈴木財務



世界中がコロナ禍で「財政規律」大好きなドイツですら、

「財政規律を一旦は棚上げにして、景気回復に軸足を置きましょう」


って言ってる時に、

どういう頭の中をしてるのか?

ホント・・呆れます。



年末に「税制大綱」を財務省が発表しますけども、

もしこの中で、金融所得課税 を入れてくるかどうかが全てですね。


税制大綱で書かれてたら、長期投資で巨額資金を入れてる人は、売っちゃう可能性もあるから、売り圧力でまた日経は落ちて、


海外からも売り圧力で今回と同様の事が起きて、

今回の日経平均の3万円から2万7000円代への急落どころか、もっと 大暴落となって、


ホントに「岸田ショック」って言葉が歴史に刻まれてしまいます。


でも、来年の参議院選挙さえ勝てば、金融所得課税はやるでしょうし、増税シフトに一直線でしょう。












金利と景気


アメリカ10年物の国債利回り(=米長期金利)も、一時1.6%まで上昇しました。


米長期金利と言われてもピンと来ない人もいると思いますので、


初心者の方への基本的な知識から説明します。


「国債・債権」は、国、州、企業が資金調達の為に発行します。

米国債10年だと、10年後に満期が来て現金化できます。

この米国債10年利回りが色々なベンチマークになってて、住宅ローンの金利になんかも決まってきます。



ただし、長期金利が上がると、企業は低い金利よりも資金調達し難くなるので、

また、企業が借りてる有利子負担が増えるんで、企業活動の抑制材料になるし、

金利上昇は、企業の投資活動が活況が奪われて、株価下落の要因になります。




そんな訳で、国債・債権と株価は一般的には反対の動きをします。(株式市場と国債市場はシーソーの関係なんていいます。)



株式の価格が上昇時は投資家はリスクを選択(リスクオン)するので、安全資産の国債の人気は低下します。


逆に、株価下落時は、投資家はリスクを回避するので(リスクオフ)、国債の人気が上がります。


アメリカでも日本でも、ここは一緒です。



長期金利が上がると株価は下がる

長期金利が下がると株価は上がる

と一般的には覚えておけば良いかと。



これは米国債10年利回は、ネット証券のHPで確認できますので、そちらをチェックすればOKです。










鳥の目、虫の目で投資

米国債10年利回をチェックしてるのは、

何度か「大儲けした話」の中に記載してるように、

私の場合はですが、国際マーケットなどの各数字と、それが日本にどう影響するかの相関性から予想をつけてから、その後に個別銘柄って考え方で投資戦略は考えます。


これは別に株式投資に限った話じゃなくて、普段の仕事でも一緒なんですが、

「鳥の目、虫の目」

が重要っ言われてて、



鳥が空を飛んで全体を俯瞰するように、鳥の目でマクロな視点で見てから、
(=国際マーケットのチェック)

虫の目で、各企業の業務内容、業績やらを細かくチェックしていく。
(=各企業の決算短信や、月次報告書、進捗率など 

(※) 決算短信は、下記まとめて チェックして、 ⇒ iMarket サイトへ
月次報告書は、各企業のHPでチェックすれば分かります。 慣れりゃ、すぐに決算短信でも個別銘柄の異変に気づきます。





他にも、
「魚の目」
ってやつで、世の中の流れを掴むってので、このコロナ以降はまさにこれがトレンドでしたね。
リモートワーク、ZOOMなんかのオンライン、UBERとかまさにこれです。



あとは、
「コウモリの目」
で、コウモリのように木に逆さまにぶら下がって、世の中を逆の視点、発想を変えた視点で見るってのです。


個別企業の具体名は出しませんが、面白いアイデアを持ってる企業なんかは、「コウモリの目」を事業にしてる企業もあります。

こういう企業って完全なブルーオーシャンにいるので、1度市場で注目を浴びると、何十倍の株価に跳ね上がるような企業があります。









チェック指標まとめ


①アメリカ10年物の国債利回り
以外にも、個人的にチェックすると良い指標をお伝えすると、




(恐らく、投資1年以上してる人だと、誰もがチェックしてるベンチマークになるかと)

どれもあくまでも指標で、幾つか組み合わせて見るのが良いです。




②日経のEPS,PER、PBR
EPSは1株あたりの純利益
PERは株価収益率で15倍くらいが平均。15倍超えると割高。
PBRは、1株あたりの純資産。1倍割れると割安で買いのサイン。コロナで一時0.8まで落ちました。
#参考サイト ⇒サイトでチェック




③WTI原油
原油価格だから、皆さんの生活にも直結します。
#ネット証券会社のHP参照



④日本の10年物 国債利回り
米と同じ考えです。日銀の金融政策で決まります。
#ネット証券参照




⑤金
インフレになると貨幣価値が下がるので、金の価値があがります。 金先物を私はやって無いのですが、かるくチェックする程度です。
#ネット証券参照





⑥VIX指数(ビックス)
ボラティリティ指数 別名、恐怖指数で、現代では非常に重要な指標の1つです。
5%以下が安全、15-20%が警戒、20%以上が危険って言われてて、
コロナ騒動の時は、80%になり、その後は少し落ち着いても40%とかでした。
#ネット証券参照





⑦外国人投資家 売買動向
東証で売買シェアの6~7割が外国人なので重要です。
外国人が買ってるか、売ってるかを前週分を木曜日に見れます。
1週間単位で買って保有してれば上げ相場だし、売ってる時は下げ相場 って目安です。

#東証が公開してる株式週間売買状況でチェックできます。

⇒ 参考HP(PDF)
⇒こちらでもチェック可能






⑧信用評価損益率
信用買いをしてる投資家が、どのくらい含み損を抱えてるかの指標です。
-20~25%で底入れ、-5%~0%で天井の目安です。
⇒ こちらでチェック可能




⑨東証一部売買代金
1日の取引が活発だったかの指標で、2兆円を超えると活発です。
3兆円超えると超活発って感じです。









⑩騰落レシオ
市場の過熱感をチェックします。
60~150%の範囲で動いて70前半は底のシグナルで、120以上は加熱。
70になると良い銘柄すら売られてくるので、買いのサインって目安です。
ただこの指標は、単独で判断は危険です。
⇒ こちらでチェック可能




⑪国際的な各指標
沢山あって・・その日によってチェックするのが違います。 例えば、半導体の指数(SOX指数)だの。
一例)
半導体の動向を米で予想
⇒ フィラデルフィア半導体株指数
Trading View は、他にも色々とつかえます。

米の航空株のETFで、これに日本の航空株も連動
⇒ JETS ETF







だいたいは証券会社のHPでチェックできます。


それ以外は、リンク貼りましたが、私がチェックするサイトがベストとかじゃないので、もっとここが良いよってのがあれば、是非教えて下さい。





他にも沢山ありますが都度使い別けるのですが、上記は目を通し見ますかね。


慣れると簡単に短い時間でチェックして、分かってくると大きく変わった点はパっと分かるようになります。


最初はチェックに時間かかるかも知れませんが、単なる慣れだけです。






あと、月1でチェックが必要なのは、



⑫現状判断(DI)
景気ウォッチャー調査は、日本の株価の先行きを見るのに非常に有効で、

日本の経済指標って2ヵ月とかのかなり遅れた数字なんですが、このDIは速報性ではトップです。

それは、先月下旬に調査したものが、翌月の頭に出るからです。


DIが50以上なら景気がよい、50以下なら景気が悪いと判断するんですが、

景気の敏感な職種の方々に全国津々浦々で、アンケート方式で取るので、

過去もDIが良いと、その後に株価が上昇したり、

DIが悪いと、その後に株価が下落したりと、信頼性が高いです。


毎月DIは出るので、良い悪いが継続してるかで見る必要があります。


⇒ 景気DIは、こちらでチェック。




この記事から全部チェック可能なように他の参考になる数字を記載します。

<日本の数字>
⇒ GDP
内閣府のHPなんで、リンク飛ばすと問題ありそうだから、各自でチェックしてね。
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html




⇒ 鉱工業生産指数
GDPの2割を占めます。
3ヵ月以上ダウンで景気後退で、TOPIXに影響しやすい。 100%が基準。



⇒ 日銀短観
1万企業への景況感のアンケート調査。 0を基準に、前回と比べてどうかチェック。 悪いと企業は設備投資を抑制します。 4、7、10月の初旬と12月の中旬更新。




<アメリカの数字>
⇒ 米GDP
世界の25%なので、世界全体の経済へ影響があります。 4、7月、10月、12月の下旬に更新。 前期比での伸びてるをチェック。



⇒ ISM製造業景気指数
製造業300社にアンケート調査したデータ 上記、DIと同様に50が中間で、S&Pと連動しますので非常に参考になります。 毎月月初更新。



⇒ 非農業部門雇用者数
こちらは後述しますが、FOMCの金融政策に影響します。 毎月第一金曜日に更新。(10月は第二金曜)




⇒ 鉱工業生産指数
米GDPの10%強。 製造業部門なので、成長が伸びてるかをチェック。 毎月中旬に更新



⇒ 小売売上高
アメリカは消費大国なので、GDPの7割を占める非常に重要なデータ。 毎月中旬に更新。



⇒ 消費者物価指数(CPI)
2%が目標ですが、これが上がり過ぎるとインフレ。 これと、雇用者数の両方をみて、FRBは利上げするか決めます。 毎月中旬更新。





今回は、米10年国債利回りに軽く触れましたが、

まあ、各指標をそれぞれを、もっと突っ込んでどうチェックするかは、死ぬほど暇な時があれば記事にします。


(こんなの殆どの人は、読みたく無いだろうから、恐らく記事にしませんけど。)










それインサイダーだろ!

上記に記載した通り、10年物の国債利回りって やっぱり凄く重要で、


景気が良い時ならば、多少金利が上がっても良いだろうけど、


ホントにアメリカの景気は良いのか?って話ですし、


体力のある企業はいいけど、借入のある中小企業が金利がバーって上がっていったら、借入金が増えていって企業活動がままならなくなります。


これを調整するのがまさに中央銀行で、


アメリカならばFRBだし、日本ならば日銀が金融調節をするんで、


今回の高市早苗さんが、日銀に


「そこに雇用目標も入れなさい!」

(日銀法の銀行二条だったっけ。。忘れた)

って言ったのが、おお~~流石だな! と










この人が首相になって、本気で言ってる事を実行したら、マジで日本は世界標準の中央銀行になるなぁ。


・・・と思ったんですが、結局は、岸田さんが勝ったんで、まあこれも無しと。






そのFRBで問題になったのが、



FRB高官が金融取引をして辞任した件で、


ボストン連銀のローゼングレン総裁とダラス連銀のカプラン総裁が株取引してるのが発覚しました。


もっとも、辞任理由をローゼングレンは、健康上の理由って事ですが。。



それに加えて、FRB副議長のクラリダさんが、去年の大きな政策変更を決める前の日に、債権ファンドから1億~5億を株式ファンドに移行しちゃって、


クラリダ副議長





株上がるの分かってて、それやっちゃうって、、、


グー 出すって自分達で決めておいて、自分だけはパー 出して勝っちゃうって事と一緒だろ?



それ、どうみてもインサイダー取引だろ。


いくらなんでも、政策決める人がそれやっちゃマズいだろ!



民主上院の左派のエリザベスウォーレンさんは怒りまくってて、SEC(証券取引委員会)にインサイダールール違反か調査しろ!って要請してます


ウォーレン2

(この人、GAFA解体とか・・激しい人ですが・・)




こうなると、FRB議長のパウエルさんの来年2月の再任が危ぶまれます。

パウエル


9月上旬にも再任が決まるはずだったのが、それが未だにまだ決まってないです。



ハト派のパウエルさんは、コロナ後の対応は上手かったし、


テーパリングにしても上手く市場に織り込みさせて、急激に変化させなかったのも良かったし、


なので、金融市場ではウェルカムで、再任を当然だと思ってる訳で、



変わるとすると、ブレイナード理事があたりが有力なんですが、

ブレイナード






ブレイナードさんはタカ派なんで、


規制で引き締めをすると、レバレッジで引き締めとかになるんで、持ち高調整に動いてくる可能性があって、

そうなると政策の継続性が危ぶまれて、市場はリスクと捉えます。


ただ、ブレイナードさんだとインド太平洋調整官のカートキャンベルさんとご夫婦な訳で、

カートキャンベル




夫婦そろってっで、


上院の中で人事で可決するのか?って問題はあって、

だって、与野党 50vs50で 混乱する中で、


FRBの次の議長が決まらんって、マーケット不透明感でてくるよと。



ウォーレンさんにパウエルさんは、9月のFOMC(連邦公開市場委員会 FRBの会合)でも

「パウエルは金融規制を緩和してきた危険な人物だ!」

なんて、責められちゃって、



一方でホワイトハウスの報道官のサキさんが、パウエルさんに対しては、

「バイデン大統領は信任を置いてるわよ」

なんてフォローして。
サキ報道官





FOMCは今回オンラインでしたが、ジャクソンホールで

気候変動の対応シェラクラブとか、環境団体がかなりデモやってて、

気候変動の対応も不十分だとか、

金融規制も、銀行の自社株買いだとか、ボルカールールで自己勘定取引のルールが甘いとか。

とにかく、エリザベスウォーレンさんは、ずっ~~と怒ってました。 ウォーレン










ハズれる雇用統計予想

前記事に少し記載したんですが、世界中の経済に大きな影響を与えるアメリカの金融政策


その金融政策の発表が11月頭にありますが、そこに大きな影響与えるアメリカの9月の雇用統計が10月8日に発表されました。


非農業部門雇用者数が+19万4000人で、想定が50万人だったので、予定よりもずっと悪いです。


失業率が4.8% で、予想5.1だから少し回復。

平均時給は、0.6%で、市場予想は、0.4%増だったので、賃金上昇してます。




雇用者数が悪いんで、アメリカ市場も酷いんじゃないか?と思ったんですが、


下記のアメリカの株価を見ると、まあ落ちてはいますが、この程度で収まったかぁ。。ってのが個人的な感想ですね。

(来週以降どうなるか知らんが・・・)


アメリカ株






当初の予想でTVや日経新聞なんかでも、結構良い結果なんじゃない?


って当初予想が漏れて伝わってきてました。


これって8月の米雇用統計が凄く悪かったので、その反動で9月は良くなるんじゃね?って事です。


ただ、分かってはいたんですが、10月頭の米雇用統計の予想ってハズレまくるんです。


私が知ってる限りでも、過去10年くらいでも、8割は毎回ハズレて、予想よりも悪い数字が出てしまう。。


どうもこの原因って昔に漏れ聞いた話だと、アメリカ人の気質、習慣にも影響してて、


新規雇用が夏場は伸び悩むのは、


夏の暑い頃なんかに、新たに働きたくなんかねーよってのと、ハリケーンが多いってのと


どうも、この頃に人事担当者が夏休みを取っちゃうんで、


それで新規採用が進まないってのが大きな原因みたいなんですよね。


これらを織り込んで予想は出してるはずなのに、それでも予想以上に低いってのは、これらのファクターが予想以上に強いって事なんでしょうね。









米決算スケジュール


また、気づけば長くなってきた・・・


最初は、米国個別株投資 を中心にかつ、具体的に最初は書こうと思ってたんですが、


アメリカの個別株をやってる人は少ないと思うので、


大胆に個別銘柄も記載してみようかと。


株価って、色々と良い材料があっても、


「その材料が株価に織り込まれてるかどうかが重要」


なんですが、まだ株価に織り込まれて無い内容を記載してみようかと。




10月14日(木)だと、
日本は 衆院解散 がありますが、


海外の決算だと、
TSMC(TSM)

バンクオブアメリカ(BAC)

モルガンスタンレー(MS)

ウェルスファーゴ(WFC)

シティグループ(C)

ユナイテッドヘルスグループ(UNH)

なんかがあります。



15(金)


だと、海外の決算は、ゴールドマンサックスとかね。








米個別銘柄 分析


上記の決算がある、TSMC(台湾の半導体メーカー)は、

tsmc




NY市場に上場してますが、

以前も書きましたが、最初は少額だけ投資してみて、


少しずつ監視を強めて、海外資料も色々と調べてみてたんですが、




⇒ アメリカ経済と学ぶべき事
 半導体不足 記事参照



で、半導体にはついては触れましたが、


半導体は「産業のコメ」とも言われるほど、全ての電化製品に使われてて、景気の動向に非常に重要です。



TSMCの株価って完全に過少評価されてるんですが、


収益環境が良くても株価が上昇しない典型的なケースで、



その理由は、非常に大きな設備投資をやってるんで、



減価償却が増えるとその負担で利益の部分が抑えられてしまうんで、それがネガティブに取られてます。


決算書だけをパっと見ても分からない企業の典型で、


また、TSMCは、価格にも何も触れないスタンスです。


多分、今回の決算のガイダンスで出す可能性が高いんですが、

「10~12月期から15%くらいの値上げ」をします。


そして、一部値上げ効果を織り込んだガイダンスを海外だと出す事が多いです。


15%分の売上高がでるんで、直接営業利益にオンされるんで、


「計算すると来季大幅増益」って事になります。


株価チャートみても、十分に織り込まれてないです。


10月10日時点

(メチャ買い増し時だし)

TSM





そして、この値上げは100%通ります。


日本企業の場合は、値上げに何ヵ月も交渉する時間をかけますが、海外企業の場合はそんな事しないで、「嫌なら供給は停止しますよ」ってだけですだし、


半導体の実需が大きいんで、従来の計画も上乗せになる可能性もあります。




(上がらなくても一切責任もたないんで、投資は自己責任でね。)








会社員の投資先


タイピング始めた時に、米国株の始めたてで、真剣に調べて取引した


「セールスフォース・ドットコム(CRM)」


SF



なんかも書こうと思ってました。



6年くらい前かな?当時エクセルに、この企業だけですげー色々とまとめてました。



⇒ 大儲けした話② 世の中は不公平だ
会社員のメリット


に書いた内容で、

「最新の技術や、会社で使う他社の製品から投資の際のヒントの情報も得られます。」

に繋がるんですが、



普通の主婦でも割と株式投資をしてるとよく耳にしますが、

「B to C」(企業 対 消費者)のサービスは、

主婦でも生活の中で気づく事ができて、商品やサービスを手に取って自分で調べて投資先として検討する事が可能です。


ところが、
「 B to B 」(企業 対 企業)のサービスは、

会社勤めをしてないとそのサービス・製品に触れる事が出来ません。



勤務先が日経225の企業だというのも大きいんですが、

採用するシステム・サービスはそれなりに検討された上で導入されていて、

B To  Bのサービスに実際に手に触れて確かめる事が出来るのは、

専業個人投資家だと難しいので、

こういう銘柄は、兼業の会社員投資家にアドバンテージがあり、会社員を辞めない大きな理由の1つです。

そしてこれは無論インサイダー取引でもありません。




企業間のデータ伝送なんかは、某メーカーの専用線を引いて経路暗号を使ってやるのが、当たり前だったんですが、


Salesforce(セールスフォース) という顧客管理システムを自社で使う事になったのは6年くらい前だったかな、

会社で Salesforce も、すげー色々と自分でも使って触ってみたりして。


(会社の人は、イマイさんはすげー真剣に仕事するな~と思ったでしょうね (笑) )

色々と調べて、投資対象として面白い!と思いました。



それからこの数年のセールスフォースの躍進は素晴らしいものがあり、株主として凄く応援してました。(上がり過ぎたので、もう売ったけど)

2014~2021年を月足で見た株価 (10月10日時点)
CRM






まあ、日本株も同様で、


これは、ごくごく一例ですが、

他にも、Sansan(サンサン)

クラウド名刺管理サービス の会社で、国内でも導入企業7000社以上で、シェア80%を超えてます。

2019年6月に上場したのですが、このツールを自社で採用して使いだしたのは上場前後だったと思いますが、

自分でもこの名刺ツールを会社で色々と使ってみたりしました。

私がこの銘柄を約定した当時は、5000円くらいの株価だったんですが、今は1万1000円を超えてます。

9月1日にデジタル庁が創設されたりして、まさに世の中のDX(デジタルトランスフォーメーション)の時代にあったサービスです。











会社員は宝の山


上記はごくごく一部で、



今回紹介したTSMC、セールスフォース・ドットコム は、既に成長企業なんで、


今更、投資しても、今から何倍になる可能性は低いですが、



会社勤めの方は、周りの製品を見まわしてみると分かりますが、アメリカ市場に上場してるような海外製品だらけです。



アメリカはやはり日本を先行してるんで、それがそのま日本株の投資先のヒントになるんでね。



まあ、米国株ならば個別銘柄の分析、業界分析含めて 書いてもさほど問題ないだろうと思って、


この6年ほどで、アメリカの個別銘柄を色々と調べてきて、エクセルにまとめてるのを中心に書いてみようと思いましたが、



これだけですげー長くなるので、そのエクセルを開く事も今回なかったですが、これで終わりで。




(ここまで書いておいて、うちはミスリードさせるようなサイトと違うんで、やっぱり個別企業の具体名を出すのは好ましく無いので、もう書く事も無いかと。。。)




ここまで読んでくれた方、お疲れさまでした。





では、来週も頑張りましょう。






ちゃんちゃん。