どうもローンイマイです。


uddy65-up




定期でやってくれってリクエストが割とあるんで、たまにはニュース・経済なんかの話もしてみようと思います。











さて、何を話そうか・・



6月16日に米FOMC(中央銀行の会合)があったんでその話が投資にどう影響するのかとか。。



アメリカバイデン政権の事とか、



木材の原材料の高騰が昨年から凄いんで、不動産、建築会社の一応せがれなんで、そこそこ詳しいんで、それが株式投資やらにどう影響するかとか。。



相変わらず、コロナ、ワクチン関連の話で日本はほとんどでなんで、その関連の話か・・




とりあえず思いついたまま話すんで、いつものように話は色々な所に飛び散ると思いますが、



多少の数字の間違いや、記憶違い、誤字脱字は見逃してもらってダラダラと語ります。



新聞、テレビでやってる事を話しても仕方ないんで、日本でほとんど報じられて無い事を中心に思いついたままに話してみます。








例年より死者数の減少の怪



海外のニュースでは流れてましたが、


世界中の死者数は、ほとんどがコロナ後で例年よりも爆発的に死者数が増えてるにも関わらず


超過死亡数で見ると、日本は例年の死者数よりも、インフルエンザに罹った人がほとんどいない等が要因じゃないかと言われてますが、


コロナ後の死者数の方が少ないってのは、随分と皮肉な結果ですよね。。


やっぱり、マスク・うがい・手洗い・消毒を徹底する事が、普段から重要なんじゃないか? と個人的には思いますけども、


この因果関係はちゃんと調べて欲しいですよね。


ただ、間接的な経済的な要因による自殺者数までが分からないので、ここは何とも言えないですよね。






ワクチンと鶯谷流復活


日本でもワクチン接種のニュースは沢山報じられてて、


Yahoo にも、日本のワクチン累計接種人数って 今日で 2000万超えですし、日に100万人接種を政府は目標としてて、そこを超える日も出ていてるので、凄い勢いで接種は進んでて、


諸外国だと今回のコロナでは、接種率が 40% 超えると、集団免疫が働いてきて一気に新規感染率が減ってくる事が分かってるので、


このペースでいくと秋くらいにも、相当収まってくる可能性が高いですよね。



以前の予想記事を書きましたが、鶯谷流 韓デリの復活は、早ければ2021年の秋から2022年の春までの間、それかもう復活自体が無いと書いたんですが、そんなに外れて無い気がしますね。







功績が報じられない理由


ただ、このワクチン接種に至るまでの、その根本となったワクチン開発のニュースってほとんど報じられて無いですよね。


アメリカの情報って日本のメディアだと、CNN、ワシントンポスト、ニューズウィークなどの反トランプのメディア情報をそのまま流すんで、

トランプさんの功績になるような情報って中々報じられ無いのが原因でしょうね。


バイデン政権が1月20日に発足してから最初に目標に掲げてたのは、4月下旬の100日以内にワクチン接種2億回って言ってて、

ホワイトハウスのHPでも、この数字は更新されてて、実際に200 million とHPと表記されてて4月にこの数字は達成されてます。


ただし、誰のおかげで実現出来たかというと、


思いっきり開発を進めてくれたのは、トランプさんなんですよね。








ワープ計画


ペンタゴンのHPにも出てたんですが、


オペレーション・ワープ・スピード(Operation worp Speed:以下OWS)計画と名打たれて


昨年5月に打ち出されて、トランプさんが推進しました。


それから1年ちょっと経ちましたが、これが大成功ですね。


すでにアメリカでは、ワクチン余りです。


ただ、いくらアメリカでも、普通にワクチンを開発して、治験を何度かやって、FDA(食品医薬局)の承認を得て、製造して、配布して接種してとやると、通常73ヵ月で約6年はかかると言われてます。


これを何とか14ヵ月で終わらせようって計画が、OWS計画です。







ワープの方法


では、どうやって73ヵ月を14ヵ月にワープ(短縮)するか?って話なんだけども、


単純な話ではあるんですが、複数のプロセスを同時平行で進行して短縮しようとしてて、


つまり、開発をやりながら、その時点で目ぼしいのを2つほど選んで、治験を始めてしまいます。


治験は1次、2次、3次と3回やらないとダメなんですが、予め治験のボランティア3万人を確保しておいて、2、3次の治験は同時進行する。


一番すごい所は、治験の最中にも関わらず、生産を見切り発車で開始しちゃうんです。


要はNGが出て無駄になっても構わないってスタンスです。


これも当たり前なんですが、出来る前から配布、接種計画は進めておきます。


一つ一つは、なるほどねって事ですよね。


これ全部やった結果、ホントに間に合っちゃった。








ワープ計画の詳細



この計画での政府予算が100億ドルくらいだから日本円で1兆数百億円を確保してて、


去年の3月に緊急対策で3兆ドルの予算組んでるんで、その中の金額としては必ずしも大きくは無いんですが、



官民協力パートナーシップってやつで、民間医薬会社に対して政府が公的資金で8つの製薬会社にぶち込みました。



8社の中には、ジョンソン&ジョンソン、モデルナ、アストラゼネカ(英)などで、


結果、8つの会社の中で、この3社は開発に成功しました。


ファイザーは資金力に余裕があるし超大手なんで、うちの優秀な科学者達に開発させるんで、役所なんかに介入されたかねーってんで政府資金は受けずに、独自で開発に成功してて、


アメリカでは、全部で4社がワクチン開発に成功してます。






ジョンソン&ジョンソン、モデルナ、アストラゼネカ それぞれは開発手法が異なってて、


放置しておくとどの会社も、A案、B案、C案みたいな複数の開発手法に重複投資しちゃうんで、



官民パートーナーシップの仕切りで、「これだけお金あげるんで、おたくの会社は、A案のウイルスベクターワクチンに注力してね」「おたくは、B案のメッセンジャーRNAワクチンに集中してね。」と、もし開発してダメならダメで良いですよと。


それで各社ともに迷い無く1つの開発に集中して分散投資されずに中途半端にならずに、結果2つも3つも成功した訳です。



なので、アメリカは開発手法の違うワクチンの選択肢がいくつもあります。




また、公的資金を受け取らなかったファイザー製薬に対しても、


OWS計画では、開発段階で、目つぶって1億個買うから、ちゃんと生産してねと売買契約を結んじゃってるんで、

ファイザーも安心して開発~生産と突き進めた訳です。



何か問題が起こったら国が責任持つよって覚悟が明確に見えますね。


アメリカでこの計画に突き進めたお陰でワクチンが余って、我が国でもワクチンの供給がしてもらえる訳なので、

こういう事はちゃんと日本でも報道すべきだと思うんですけどね。







統括がキモ



この計画は、国防総省が統括してて、

色々な役所が参画してるんですが、CDCという感染対策の司令塔があって、ワクチンに対して認可を下すのはFDAっていう食品医薬局ってのがあって、

それからナショナルインスティテュートオブヘルス(NIH)という医学の国立の研究機関があって、厚生省があってと、色々な役所が関係してくるんですが、


元締めの総司令官は、、陸軍の大将でギュシュターウペレウさん(記憶曖昧で間違ってるかも)ってロジの専門家です。


要は、軍隊の中でロジスティクスだから、戦地における軍の武器含めた全ての物流の責任者です。


軍が統括してるので、ホント有事の部隊が統括してるってのがポイントですよね。



本来6年かかるのを、1年やそこらで完了させたのって、

ホントこの計画は時間をお金で買ったんだなぁと思いますよね。











日本にできない理由



OWS計画みたいなのが、アメリカにできて日本にできない理由は、なぜかはちゃんと考える必要あって、




1つ目は、

今回アメリカはほんと酷い目にあってて、去年5月とかのOWSの当時でも10万人くらい死者が出てて、結果59万人くらい死者が出てて、もうこれしか手が無いと割り切ってたってのもあります。

日本は死者数でいうと1万を超えたくらいで、年間の自殺者の半分くらいでアメリカほど切羽詰まって無かったし、

それも別の要因で亡くなった人もコロナに罹ってたら人数にカウントしてて、アメリカほど本気になって無かったのは1つありますね。




2つ目は、

アメリカはバイオテロ対策を色々とやってきてて、2001年に炭疽菌テロもあって

民間インクタンクで20年前から感染症テロが起きた時のシュミレーションをやってるんです。

なので、今回のような事態に対する取り組みの早さ、特にペンタゴンの中には蓄積があったんですね。


ちなみに炭疽菌テロをモデルにしたのが、大ヒットドラマの24(トゥエンテイーフォー)です。

有名なシンクタンクのCSISが2001年の冬にダークウィンタープロジェクトっていうシュミレーションをやってて、

感染症がテロで使われた時に、どういう対応が可能か?

どういう組織がどんな風に動くべきかっていう研究があったんですね。

そういったものが今回使われてるんでしょうね。




3つ目は、

後述しますが日本とアメリカでの新薬の考え方の違いがあります。







緊急承認でも効果次第


報道見てると、世界中いかにももう承認されたっぽい印象を受けるんですが、


アメリカでは現時点でも緊急承認なんです。


だもんで、今後やっぱあれダメだったわ・・って事があり得る訳です。


あと、アストラゼネカは、血栓ができるとかの副作用もあり未だにFDAは承認してないです。


人間の体って、100人いれば、100通りあるし、後年に問題がでてくる事もありえるし、そういもんだよと。


日本でもほんの数ヵ月前までは、テレビでワクチンの危険性のような報道してた癖に、


いざ世界中でワクチンを打ちまくって、それが効果があるみたいだし、副作用もさほど出てないし


イスラエルやアメリカなどの感染が落ち着いた国の状況を見たら


急に「なんで!どうして!ワクチンが遅いんだ!」みたいな朝日とかの報道みてると、


半年前の報道と今が全然違った報道してて、その責任は一切負わない。。。


ホント・・この国のメインメディアの報道は腐ってるなぁ。。。と








日本とアメリカの新薬の違い



日本とアメリカってホント・・・根本的に考えが違ってて


個人的には日本はメディアの責任だとは思ってるんですが、


アメリカと日本の両方に上場してる、ALSの新薬なんかを作ってるアメリカのサンディエゴが本社のバイオベンチャーの社長さんが話してるのを聞いた事があるんですが、



日本とアメリカのどっちが新薬の開発がやり易いかというと

「それは圧倒的にアメリカだと。」


アメリカだと食品医薬局(FDA)って組織があって、


FDAに「こんな新薬の開発をやってるんですけど」って説明に行くと


もの凄~~~く協力的で、

「ここまで来てるのか!だったら、こういう事知ってるか?、こういう研究もあるんだぞ!」

とかFDA側が色々と教えてくれるんだそうです。



何でかっていうと、

「新しい薬を作る事は世の中の為になるんだと、お前は良い事をしてるんだ!」

「だから俺たちもそれを手伝うんだ!」と


こういうのがアメリカFDAのスタンスなんだそうです。




これを日本の厚生労働省のしかるべき部門にもって行くと、

新薬を作る時に、まず一番に薬害を恐れるんで、


例え1000人助けても1人死なせたら ダメだよって評価になるらしくて、

もの凄~~く腰が引けてるんですって



これって結局は、どれだけ多くの人を救うかって話と、


一部の犠牲者を無くす事を最優先に考えるかって話で、


ロジカルに考えりゃ、こんなの答えは簡単だろ!って思うんですけど、









メディアの責任について


日本のマスコミの姿勢が、権力の監視っていう美名を傘にして、


改憲を防ぐのが第一主義で、とにかく保守政権の政府の足を引っ張って叩くかってのを優先するもんだから、



役所もメディアに叩かれるのが怖いので


その新薬がどれだけの人を救ったかってのは、結果として本来生きてる人が、そのまま生きてたって言うのは見え難いけども、


本来生きてた罪無き人が亡くなったてのは、見え易くかつ叩き易いもんだから、こういう報道をするんで、



結果的として多くの被害者が出ちゃうっていうのはメディアの問題で、


世界中では当たり前に集団接種を行ってる、「子宮頸がんの予防ワクチン」も


過去、日本ではこのワクチンで亡くなったと因果関係も明確にされて無いのに、メディアで散々叩いてから接種されないようになって、


子宮頸がんは、今も日本じゃ年間約1万人が罹患して、年3000人弱が死亡してる大被害が起きてるのに、当時の報道の責任なんて一切負いもしない。


メディアを評価するメディアってのが個人的には必要な気がするけどね。

少なくともこんなクソ報道が当たり前の日本だと、今後も画期的な新薬が出るとは思えないですよね。




日本の場合は薬害ってところに関しては、


薬害訴訟が過去なんどもあって、ほとんどの場合は国や製薬会社が負けてるんで、


そんなの無視してどんどん開発しろとは言わないまでも、

では、それによってどれだけの人が救われたのか?って事を一切マスコミが報道しないのは、およそフェアだとは個人的には思えんだけども、世間の人はどう思ってるんでしょうね。








バイデン政権の優れた所


バイデンさんって上院議員歴36年の国対族で、


日本だと誰だろ。。昨年亡くなった 「黄門さま」なんて言われてた 渡部恒三さんあたりが近いかな。


まあ、いえば国会対策のプロなんで


日本もアメリカも国対族の特徴で、色々と出してる法案にはロクに思いれは無くて、法案修正があろうが、落としどころを与野党で揉んで、法案さえ通しゃ良いって感じなんですよね。


まあ逆に言えば、どんなに良い法案だろうと、法案が通らないと意味が無いって割り切ってる人ですね。



オバマさんも、トランプさんも オバマケアとか、トランプさんもメキシコとの国境対策とかバンバン大統領令にサインして法案とかには思い入れがあるんだども、


オバマさんは美辞麗句で法案を語って

トランプさんは下品な言葉で喋って


政治的な手練手管みたいな技術が高い訳じゃないんで、


結果反対もかなり出て国対族的な連邦議会への根回し、努力は惜しむ人たちだった。


バイデン政権では、上院の与野党 50vs50の状態で、


15人の閣僚人事も3月中に全部承認も得てるのは、実はこれは結構すごい事で、

 
トランプさんの時は同時期で3、4つくらいはポスト埋まって無かったからね。

今のバイデン政権って次官補、(日本でいう局長級)の人事がもう始まってるので、めちゃくちゃ手際が良いんです。


目立たないけども仕事が早くて、こういうところが優れてる所でしょうね。


まあ、どっこも報道はしないけどね(笑)



でも、オペレーション・ワープスピード計画の名前は、バイデン政権になって今年の2月で名前を変えたのは、党派的だよね。




あとバイデン政権になってから

対中国でも、クアッドの日米豪印 の会談をやって、

その後にG7と、じわじわとやってて、日本も矢面に立たされてるだけども、


トランプさんの頃の方が日本は遥かに気楽で、トランプさんが米国一国でガンガン攻めるもんだから、

日米関係を強化しながらも、日中関係も良くなる魔法のような事が起きてたんだども、

流石にそれは難しくなりましたね。


あとイギリスもアメリカの対中を後押ししてて、でもこれってEUと離婚したんで、グローバルブリテン戦略とかと言って、太平洋にも参画するって国内外にアピールしたい意図があるんでしょうね。


バイデンさん個人は息子のハンターバイデンが今だに中国系企業の株式を大量に持ってたりとか疑惑はあったり、


増税の話も出てきたんで揉める事もあるでしょうが、現状ではバイデン政権は悪くないんじゃないかと思いますけどね。













米コロナ後の成長戦略



個人投資家の人も注目してると思うので、

アメリカはどんな投資をしてくるか、その投資を受けてFOMCはどう動くかを説明します。





アメリカはコロナ後の経済対策もバンバン打ちまくりで、完全に大きな政府に向かってて、


今まで打ち出してきたプランで、

1つ目は、「アメリカ レスキュー・プラン」で、1兆9000ドルの緊急対策は3月に議会通してすでに実施されてて、一人1400ドルを配ったりなどです。

 これは急場のお金です。


2つ目が、「アメリカン・ジョブズ・プラン」で「アメリカ雇用計画」って名前で、巨大インフラ投資でむこう8年間で2.3兆ドルだから日本円で250兆円くらい。

この財源はむこう15年で法人増税でまかなうみたいです。



3つ目は、「アメリカン ファミリープラン」 ってのを4月下旬に打ち出してて、これは教育や社会保障などです。



「レスキュープラン」は、コロナからの立て直すの急場のお金で、


「ジョブズプラン」は、物のインフラ投資で、道路補修とかEV含めた電力とかで

「ファミリープラン」は、人的投資で、教育とか医療とかに相当な金額をぶちこんでくる。 これに2兆ドル(220兆円)くらい。

ジョブズとファミリーの2つは、成長戦略って事で、非常に分かり易いです。




前の記事でも説明しましたがハイプレッシャー経済を提唱してる ジャネット・イエレン財務長官(前FRB議長)なんかが頑張ってるんでしょうが、

やっぱりアメリカって国は、ここ一番ではキッチリと成長する為の財政政策を打ってきますよね。


日本の財務省と麻生さんじゃ、考えられないよね。。






ここまでやると、確実に経済成長に寄与するし、相当な景気浮揚にはなるんだけども、


相当な景気加熱がありえるので、インフレや金利上昇にも備える必要がでてくるんで、


これらの投資を受けて、6月16日の米FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)で、2023年からはテーパリング(量的緩和縮小)して、ゼロ金利も解除するって話が出たんですが、ここまでやれば十分景気が良くなって、出口戦略が見えてくるって事でしょうね。







アメリカは500兆円近く投資をしてはじめて、中央銀行の量的縮小の話が出るんであって、


日本はそもそも2020年10月に消費増税で、12月には年率換算で7%近く経済が落ち込んでて、これにさらにコロナの直撃を食らってるんで、


コロナ前に戻っても、すでに景気悪いんで、アメリカの上をいくような対策が本来必要なんで頑張って欲しいところなんですが、


まずは、日本はメディアが正しいマクロの経済認識を持って、それを国民に正しく報道して欲しいところですよね。そうしないと国民の気運が変わらないしね。







木材の原材料の高騰で、どこがどう株式投資にどう影響するかはやめて、




結構長めにタイピングしたので、この辺で終わりにします。





では、良い週末を。





ちゃんちゃん。